山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

富士川町林道からの剣ヶ峰ダイヤモンド富士  令和2年12月18日

2020年12月18日 | ダイヤモンド富士
 富士川町高下からのダイヤモンド富士は冬至を間近に控えて見ごろを迎えている。撮影に行こうと思った日があったのだが、朝の寒さと眠気に負けて行けず仕舞いになっている。今朝も空が晴れてライブカメラでスッキリした富士山が見える絶好のダイヤモンド日和となった。眠気を堪えて撮影に出かけるが、本日向かったのは高下では無くてさらにその上にある林道である。カシミール3Dを使っての計算が間違っていなければ、展望地から剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士が見られるはずである。


    ダイヤまであと10分ほど。山頂周辺が輝き出す。


    富士山はスッキリと見えていて空気の透明度は良いように見える。しかしこの光りの広がり方は?嫌な予感がする。


    ダイヤが始まった。


    割れているように見えるが、上側に光芒が出ない。


    やはり・・・裏側に薄雲があるか、空気が淀んでいるか。チカリと輝くダイヤにはならない。


    剣ヶ峰に昇るダイヤモンド富士


    それでもダイヤはダイヤだ。


    一番光芒が出やすいボーグ200㎜レンズ。


    少し右に寄った剣ヶ峰ダイヤになってしまった。それでも、空気の条件が良ければチカリと光ったはずだ。


    残念ながらダイヤモンドは輝かず。


    570㎜望遠。


    こちらは全く光芒が出ず。


    太陽の輪郭が見えてしまっている。ほとんどキャッツアイ。


    残念。

 今日は絶対に行けると思って早起きしたのだが残念ながら思ったようなダイヤにはならなかった。富士山との距離が遠くて空気の層が厚いため、少しでも霞が入るとなかなか輝いてくれない。昨年も同じような現象に悩まされ、チカリと輝く満足の行く割れるダイヤは一度も撮れずに終わっている。年内いっぱいくらいが高下、この林道とも割れるダイヤ撮影のチャンスである。条件が揃ってくれること、そして早起きできることを願いたい。

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