忙しかった10月、11月が過ぎて12月は比較的休みの日が多い。しかし、忙しかった日々が過ぎて気が緩んだのか、腰から大腿部、鼠蹊部にかけて痛みが出て、その後背中から腰にかけて発疹が出始めた。これは帯状疱疹であろう。さほど酷い状態では無かったので抗ウィルス薬は使わずに痛い時に痛み止めだけ飲むようにして対処することとした。触るとまだ痛いが歩くには支障なく、久しぶりにダイヤモンド富士を見に冬至の竜ヶ岳に登ってみることにする。狙うのはもちろん、剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士である。
本栖キャンプ場の駐車場に到着すると、今年も駐車場は閉鎖されていて車が止められない。湖畔の駐車場に止める手段もあったのだが、静岡側の根原に回ってそちらから登ることにする。歩き始めたのは5時、ダイヤの時間は7時40分なので、楽勝で間に合うと思ったのだが・・・。
A沢貯水池あたりから見る富士山。明るい金星が昇っている。
ひときわ明るい金星。白い筋は人工衛星。
端足峠に到着したのは6時半。しばらく歩いていなかったこともあるがだいぶ時間がかかっている。
端足峠は木の枝が伸びてだいぶ富士山が見えにくくなった。
別の場所から見る富士山。金星の輝きはもう消えている。
迫る竜ヶ岳。まだ結構ある。
ここからまた急登。
やっと笹原の尾根に出た。時刻は7時15分。ギリギリ間に合うかどうか??
竜ヶ岳山頂に到着したのは7時25分。カメラのセット時間を考えるとギリギリである。
スッキリとした富士山が見えている。雪煙も少なく、これはイタダキだろう。急いでカメラをセットする。
それなりに雪煙が待っているがこれくらいならば大丈夫だろう。
剣ヶ峰で綺麗に割れてくれた。久しぶりの割れるダイヤモンド富士。
もう1台はこの視野でセットしたのだが、途中で電池切れを起こして交換した際に位置がずれてしまう。
この視野での撮影となってしまった。
剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士、撮影成功。
今回は登って来て良かったと思った。
笹原を照らす朝日
後ろ側の南アルプスは雲の中。
途中の休憩トイレから見上げる竜ヶ岳。こうしてみると結構遠い、と思う。
やっと撮影に成功して割れるダイヤモンド富士である。今年はことごとく失敗しているだけにひとしお達成感がある。しいていえば、ポジションをもう少し左寄りにとっても良かったかと思う。冬至を挟んで3日間だけ、撮影し易い竜ヶ岳の山頂からこの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士の撮影が可能となる。これを過ぎると、笹原の中での撮影となり、ポジション取りが難しくなってしまう。天候に恵まれて、やっと冬至のダイヤモンド富士に出会えた。
良いなあ🙆
今週はワクチン接種で安静にしてました。
年末年始を避けて私も登りたいです!