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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

タカネママコナ(ハマウツボ科)

2021年01月08日 | ハマウツボ科
山地帯~亜高山帯の林縁や岩の上に生育する半寄生の1年草である。花期は8~9月。葉は通常緑色であるが日当たりの良いところでは紅色を帯びる。苞に鋸歯は無い。淡黄色の花を咲かせ、下唇の内側に黄色い斑紋が2個付く。山梨県では奥秩父山地、甲斐駒ケ岳に生育しており、個体数はそこそこにある。

    タカネママコナ 平成28年8月 茅ヶ岳で撮影

    同上 日当たりの悪いこの場所では葉は緑色。

    花の下唇には黄色い斑紋が2個入る。

    平成29年8月 甲斐駒ケ岳黒戸尾根で撮影

    同上 日当たりの良いこの場所では葉は暗紫色を帯びている。

    令和1年9月 黒富士山塊で撮影



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キヨスミウツボ(ハマウツボ科)

2021年01月07日 | ハマウツボ科
山地の樹林下に生育する1年生の寄生植物である。ヤマアジサイやツルアジサイ等の根に寄生する。花期は6~7月。全体的に肉質で白色だが、後に黄色味を帯びる。茎は群がって生え、先端に5∼10個の花が固まって咲く。山梨県では富士山麓およびその周辺に生育しており、個体数は少ない。

 (2018年山梨県RDB:EN 2017年環境省RDB:-)

    キヨスミウツボ 平成27年7月 富士山麓で撮影

    同上

    イノシシに根を掘り起こされたと思われる個体。翌年からこの場所では姿を見かけなくなってしまった。



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ヤマウツボ(ハマウツボ科)

2021年01月07日 | ハマウツボ科
落葉樹林内のやや湿り気がある場所を好んで生育する寄生植物である。ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科植物の根に寄生する。花期は4~5月。全体は白色であるがやや紫色を帯びることもある。花茎は高さ10~30㎝で上部に穂状に唇形花を多数付ける。山梨県では主に富士山およびその周辺の山地に生育しており、個体数はあまり多く無い。

 (2018年山梨県RDB:EN 2017年環境省RDB:-)

    ヤマウツボ 平成28年4月 東部富士五湖地方の山で撮影

    同上 まだ咲き始めたばかりである。

    同上 別株

    平成27年6月 東部富士五湖地方の山で撮影。既に花が散った後である。

    同上



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オニク(ハマウツボ科)

2021年01月06日 | ハマウツボ科
亜高山帯~高山帯の砂礫地や岩礫地に生育する多肉質の寄生植物である。ミヤマハンノキの根に寄生する。花期は7~8月。茎は太く、直立して15~30㎝になる。茎の先に穂状花序をつくり、暗紫色の花をたくさん付ける。全体を乾かしたものは強壮薬として使用されることがあり、採取により個体数が減少している。山梨県では八ケ岳と富士山に生育している。

 (2018年山梨県RDB:CR 2017年環境省RDB:-)

    オニク 令和1年8月 八ヶ岳で撮影

    同上

    残念ながら花期を過ぎていて花は散った後だった。


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オオナンバンギセル(ハマウツボ科)

2021年01月06日 | ハマウツボ科
山地の草原に生育する1年生の寄生植物である。ススキ、カリヤスモドキなどの根に寄生する。花期は8~9月。ナンバンギセルに似ているが、より大型で花柄も太い。花冠は紅紫色で裂片の縁には細かい鋸歯がある。山梨県では東部富士五湖地方の草原に生育する。

 (2018年山梨県RDB:CR  2017年環境省RDB:-)

    オオナンバンギセル 平成28年8月 東部富士五湖地方の草原で撮影

    同上

    同上

    やや痛んでしまっているが、花弁の辺縁には細かい鋸歯がある。良く似たナンバンギセルは全縁である。


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山梨県の絶滅危惧のハマウツボ科植物一覧

2021年01月06日 | ハマウツボ科
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧の山梨県の絶滅危惧のハマウツボ科植物は以下の通りである。

絶滅危惧ⅠA類(CR)

 オオナンバンギセル(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 オニク(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 ハマウツボ(2005山梨県EN 2017環境省VU)
    

絶滅危惧ⅠB類(EN)

 ヤマウツボ(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 タカネママコナ(2005山梨県EN 2017環境省VU)
    

 エゾシオガマ(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 キヨスミウツボ(2005山梨県VU 2017環境省-)
    

 ヒキヨモギ(2005山梨県DD 2017環境省-)
    

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

 ハンカイシオガマ(2005山梨県VU 2017環境省-)
    
    

情報不足(DD)

 ナンバンギセル(2005山梨県DD 2017環境省-)





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山梨県の絶滅危惧のイネ科植物一覧

2021年01月06日 | イネ科
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のイネ科植物は以下の通りである。

絶滅危惧ⅠA類(CR)

 ササクサ(2018山梨県CR 2017環境省-)
    

 タカネタチイチゴツナギ(2018山梨県CR 2017環境省VU)

 キタダケイチゴツナギ(2018山梨県CR 2017環境省CR)

 ヒゲナガコメススキ(2018山梨県CR 2017環境省EN)
    

 ミヤマカニツリ(2018山梨県CR 2017環境省VU)

絶滅危惧ⅠB類(EN)

 ミヤマコウボウ(2018山梨県EN 2017環境省-)
    

 ミヤマハルガヤ(2018山梨県EN 2017環境省VU)
    

 ミヤマアワガエリ(2018山梨県EN 2017環境省-)
    

 ヒロハノハネガヤ(2018山梨県CR 2017環境省-)
    

 キタダケカニツリ(2018山梨県EN 2017環境省EN)
    

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

 リシリカニツリ(2018山梨県VU 2017環境省VU)
    
情報不足(DD)

 ハマヒエガエリ(2018山梨県DD 2017環境省-)
 アワガエリ(2018山梨県DD 2017環境省-)

 まだ全く手を付けていない未知の分野である。どうやってこれらの植物を探し同定して行けば良いのかも全く分からない状態からのスタートである。きわめて難しいであろう。



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雲に阻まれダイヤならず 富士本栖リゾート  令和3年1月6日

2021年01月06日 | ダイヤモンド富士
 富士本栖リゾートの竜神池ではちょうど富士山の真ん中あたりからダイヤが現れる頃である。早朝5時半に目を覚まして撮影に出かける。富士山ライブカメラでは朝霧高原で富士山が見えているものの、外に出て空を見上げるとずいぶんと雲が多い。ダイヤは現れるのか?


    少し時間が早かったので精進湖に立ち寄る。7時ごろに左裾から朝日が昇って来るはずだが・・・


    思ったよりも雲が厚くて太陽は姿を現さず、朝焼けにもならなかった。


    富士本栖リゾートの竜神池に移動する。カメラマンは15人ほど集まっていた。


    ここでのダイヤモンド富士は8時ごろである。あと10分ほどだが、雲が厚くて難しそうだ。


    そろそろダイヤの時間。しかしさらに手前にも雲が流れて来た。


    残念ながらダイヤモンド富士は不発。

 うまくすれば雲が光るダイヤモンド富士になるのではないかと期待したのだが残念ながらダイヤならず。しかし、周辺に居たカメラマンの人たちと雑談と情報交換しながらの撮影で、カメラマン同志の一体感のあるなかなか楽しいひとときを過ごした。またの機会に撮影に来よう。

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夕暮れの精進湖  令和3年1月2日

2021年01月03日 | 番外編
 早く下山出来れば忍野村の夕暮れダイヤモンド富士を考えていたが駐車場に到着したのは午後2時半になってしまった。3時半のダイヤには間に合いそうもない。スギラン撮影は出来たことだし、このまま帰ることも考えたが、折角綺麗な富士山が見えているのにもったいない。精進湖の湖畔に立ち寄り、夕映えの富士山を待つことにする。


    日没迫る精進湖のダブル富士。埃っぽい山上で頻回にレンズ交換して撮影しているとどうしてもセンサーにゴミが入ってしまう。


    風と鴨が数羽泳いでいて湖面は揺れてしまったが、それなりのダブル富士が美しい。


    残照の大室山


    夕映えのダブル富士


    最後の残照


    うっすらと染まった空


    左側にアースシャドウが棚引く


    風が納まり、美しい夕暮れのダブル富士になった。

 朝の剣ヶ峰ダイヤモンド富士は少し位置を外してしまったが、その後は課題だったスギランにも出会えたし、最後の締めでは美しい夕映えの富士山を見ることが出来た。今日は良い1日だったと思う。

 年末・年始に狙っていたのは東京の多摩川沿いから見る夕暮れのダイヤモンド富士、特にキャッツアイを一度撮ってみたいと思っていた。しかし、年末に1,000人を超えるコロナウィルス感染者が出た東京都、車で移動して写真だけ撮って来るにしてもなかなか県境を越えて撮影に行くには難しい状況となってしまった。職場からの通達もあり、県をまたいでの外出や家族以外で3人以上での会食は原則避けるようにとの指令も出ている。キャッツアイが撮影出来そうな多摩川沿いのポイントは12月29日から1月3日までの期間をGPSに登録してあったのだが、とうとう行けずに終わってしまった。撮影予定地でダイヤモンド富士を撮影してきてくれたのぞむ先生(のぞむの富士山22)の画像や最近ブログ仲間になったfornax8さん(Starlight Terrace)、そしてダイヤモンド富士の達人fumi-Gさん(心は、青春!!)のブログを見て今年は楽しませてもらうことにしよう。コロナウィルスの脅威が去ってどこの場所へも気兼ね無く行けるようになる日が一刻も早く訪れることを願う。

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今度こそスギラン 富士山麓の山  令和3年1月2日

2021年01月03日 | シダの仲間
 年末・年始の休みに入ってから2度訪れている山であるがどうしてもスギランが見つからない。休み中に再訪するかどうかは迷っていたのだが、近傍までダイヤモンド富士の撮影にやって来たのでしつこくまた登ってみることにした。今回はいつも登っている尾根と反対側の斜面を登ってみることにする。今回は前日に花仲間から送っていただいた画像を詳細に検討し、陽の射し込んでいる角度からおそらくは木の東面、あるいは北東面に着生していると予想されたので、そちら側から木を眺めてみることにする。かつ、スギランの生育している場所には苔が生えているので高い位置で苔が生えている木を探すということである。これで見つけられなければ、次は花仲間に案内してもらうしかない。


    今回はルートを変えて登ってみる。裾野までは林道があるが途中で消失する。


    倒木の平坦地。GPSで見ると元々はこの倒木の中にルートがあったようだが現在は荒れていて見当たらない。


    ここからは道の無い急な斜面。


    大きな木を見上げて探し物が着生していないか見ながら登る。


    こんな苔の生えた大木の上の方に居るはずだが・・・見つからない。


    途中に展望の良い斜面があった。


    本栖湖と南アルプス


    短絡して楽しようと思ったら茨の中に突入してしまった。かき分けながら強行突破する。


    現地到着。木を見上げながら探す。

 12時に現地到着した。ザックを置いて双眼鏡片手に木々の上の方を覗き込んでみる。この時間だとちょうど側面から陽が当たっている場所、かつ苔が生えたところに付いているはずである。2~3本大きな木の上を覗き込んだところであっさりと見つけることが出来た。さらに周辺の木も探してみるが、見つかったのはその1個体のみだった。


    何か着いている。


    間違いない。


    これこそが探していたスギラン。かなりの大株である。


    角度を変えて撮影。


    思った通り東側に着生していた。今までは午後に到着して探していたが、既に陽が当たっておらず探しにくかったようである。


    トリーミング画像。茎のところに付着している貝殻のような胞子嚢が見える。無性芽は確認出来ず。超望遠でこれだけ撮影できていれば上出来である。

 年末・年始の課題であったスギランの撮影はやっと果たすことが出来た。これにてミッションクリアである。軽食をとって午後1時には下山開始するが、斜面を下りながら怪しい木を覗き込みながら下りてみる。すると・・・!


    こんな木に着いていそうだが・・・居ない。


    この木は・・・何か変なものが付いている。


    これは・・・!


    初めて自力で発見したスギラン。やはり木の東側に着生しており、午後になるともう陽が当たらない。


    さらにもう1株発見。

 1株目を発見したおかげで生育環境が分かってきたこともあり、下りでは2株発見することが出来た。おそらく探せばもっとあるのだろうが、複数の個体が着生している木は見つからなかった。個体数がきわめて少ないことは確実であるが、ではこのシダはこれだけ離れた場所でポツポツと生育していてどうやって交配しているのだろうか?おそらく無性芽でも増殖するのであろうが、無性芽が風に飛ばされてどこかに着生するとは考えにくい。きわめて低い確率で、風に飛ばされた胞子が木の上で交配するのかも知れないが、だとすれば個体数が少ないのでその確率はきわめて低いということになる。不思議なシダである。

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新年の剣ヶ峰ダイヤモンド富士 富士本栖リゾート近傍  令和3年1月2日

2021年01月03日 | ダイヤモンド富士
 元日のダイヤも考えてはいたがおそらくどこに行っても激込みだろう。大晦日は滅多に見ない紅白歌合戦を見て、さらに録画してあったボクシングを見ていたら寝る時間が未明2時を過ぎてしまった。元日は1日自宅でゴロゴロ、夕方に職場に行って年末に撮影した画像処理を行い、今後の撮影地を検討して1日を終えた。元日の夜も、昼間に寝過ぎたことがあって眠れない。こんなこともあろうかと、富士本栖リゾート近傍の位置で剣ヶ峰ダイヤモンド富士が見られそうな場所をGPSに登録しておいた。ダイヤの時刻は朝の8時で、現地までの移動時間は約1時間、そこから歩いて10分ほどの場所である。しかしそれでもなお・・・起きたのは6時半、急がないと間に合わない!


    10分前に撮影地到着。1台目の200㎜ズームをセットして試し撮り。特殊フィルター装着している余裕無く、レンズの絞りを強めにしてみる。


    剣ヶ峰が輝き出し、光が現れた。


    光が現れた。少し左に寄ったか?








 一応割れてはくれたが、ポジションが少し左に寄ってしまった。

 もう1台のカメラはセッティングが間に合わず、連射出来ずに手押しで撮影する。


    試し撮り。剣ヶ峰のポジションを真ん中に持って来たかったが太陽が現れてしまい急いで手押しでシャッターを切る。









 奇怪なゴーストは何なのだろう?ここまで多数出たのは初めてで、何かセッティングを間違えたかも知れない。


    本日はこんな林の中の狭いポジションから撮影。


    以前はこんなフェンスなど無かったのだが、用水路の工事が施されてフェンスが設置された。


    霧氷が綺麗だった。


    霧氷と朝日


    霧氷輝く

 年末から年始にかけて富士本栖リゾート竜神池でダブルダイヤモンド富士の撮影が可能となる。12月20日ごろにもチャンスがやって来て、敷地内から剣ヶ峰ダイヤモンド富士の撮影が可能となる。数年前から狙っているのだが、12月中の平日はここでダイヤを狙うと勤務時間に間に合わなくなってしまうので不可である。撮影可能だったのは12月29日、30日、31日の3日間だったが、いずれも空模様や強風で雪煙が舞い撮影チャンスは訪れなかった。2日になると敷地内からの撮影は困難となり今回のポジションとなってしまう。富士山剣ヶ峰は北側に回り込むほど形が尖って見え、富士本栖リゾートあたりから剣ヶ峰ダイヤを狙うと、おそらく太陽の形が剣ヶ峰の尖りとマッチして多光芒ダイヤモンド富士になるであろうと予想している。その予想通り超望遠レンズで撮影した画像を見ると剣ヶ峰右側のダイヤが多数に割れている。ポジションがあと5mほど右だったら、剣ヶ峰の左右で割れる綺麗な多分割ダイヤになった可能性が高い。残念ながらこの日の後は良い撮影ポジション無く、この試みは今年の年末か、来年に持ち越しになってしまう。また挑戦である。

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またしても探索失敗 富士山麓の山  令和2年3月31日

2021年01月02日 | 番外編
 冬の間の木々に葉が茂っていない間にどうしても見ておきたいスギランであるが、先日探索に行って見つからなかったばかりである。しかし発見者に会って情報をいただいたので今度こそはと意気込んで再び探しに行ってみる。


    今日も富士山が綺麗である。


    少しだがまた雪が降ってさらに白くなった富士山。


    さて、ここからが本番。


    木々を見上げて写真を撮っておく。


    こんな苔の生えたところに居るはずだが?


    双眼鏡でも覗いてみるが・・・


    本日も手ごたえ無し。


    見つかるのはオシャグジデンダばかり。


    それらしいシルエットが見えたが・・・


    超望遠で撮影してみれば苔だった。残念。

 2時間ほど探索したが今回も残念ながら発見出来なかった。今回は絶対に見つかると思ってやって来ただけに敗退感が強い。


    綺麗な富士山を眺めて下山する。

 前回訪れた際にヤドリギがたくさん着いているのに気付いて今回は撮影してきた。この辺りにはホザキヤドリギがあるのだが、ヤドリギとどこがどう違うのか?撮影している時はホザキヤドリギだと思って撮っていたが、帰って来てから調べてみたところ、これは全てヤドリギのようである。


    この辺りの木にはホザキヤドリギが着いていたはず。こんなにたくさんあるのか?


    大きな株もある。


    望遠撮影。葉が青々としていてこれは常緑のようである。


    黄色い実が付いている。


    別の木


    こちらは赤い実が付いている。


    たくさん着いている別の木


    赤い実と黄色い実が混在している。単に時期の違いだけなのかも知れない。

 ヤドリギは常緑性であるのに対してホザキヤドリギは夏緑性である。なのでこの時期に葉が付いているということは常緑性のヤドリギということになるのであろう。実の付き方もホザキヤドリギではブドウの房のように密集して実が付くようだ。ホザキヤドリギが着いている木はおおよそ把握しているので、じっくりと観察してみる必要がありそうだ。この山はまだまだ観察すべき課題がたくさん残されている。

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2021年 明けましておめでとうございます

2021年01月01日 | 番外編



 昨年はコロナの影響で南アルプスをはじめとする多くの山々で入山が規制されてしまいました。今年もどうなるかは分かりませんが、入山できるようであれば北岳の植物、特にまだ見ていないシダと今年から始めようと思っているカヤツリグサ科とイネ科の植物を見て廻って来たいと思っています。

 今年もよろしくお願いいたします。
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