昨日、日本人は韓国をもっと尊敬し、深く理解しましょうという趣旨の記事を掲載しました。それに対してある友人から、以下のような趣旨のメールを頂きました。多くの日本人からまったく同じような意見を過去に度々聞きました。
そこでこの問題を再度取り上げて、明確に私の現在の心境を公開したいと思います。
(1) 歴史観は、その国それぞれです。しかし、同じ肌の色の東洋人がリーダーシップを取ると周りの国は凄い反発をします。嫉妬します。歴史を改ざんしてまで自国の正しさを主張します。
@私のお答え:
これはアジアだけに限ったことではありません。人類に普遍的に存在する感情と信じています。
隣国の成功には我慢できない。この感情は実はアジアだけに限りません。ヨーロッパでも全く同じ事です。私は実態を体験しました。その感情は確実に存在します。昔、ドイツに住んでいたときドイツ人はスウェーデン人を聞くに堪えないような言葉で誹謗します。2年後にスウェーデンに3ケ月住んでいたときドイツ人を悪しざまにいう言葉を何度も聞きました。イギリス人とフランス人との間にもこのような感情があります。
(2)アジア諸国は欧米の言うことは従順に聞きますが、同じアジア人が正しい事を言っても聞き入れません。大東亜共栄圏を目的として太平洋戦争をした日本のおかげで欧米の植民地支配が終了したのは歴史的事実です。その日本へ感謝しないアジア人が多いのは何故でしょうか?
私の答え:
大東亜戦争のお陰で植民地が独立したことへ感謝しているアジア人は本当は多いのです。特にインド、ミャンマー(旧ビルマ)、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどでは多くの人々が感謝しています。私はインド人、ミャンマー人、ベトナム人、インドネシア人から直接感謝の言葉を聞きました。例外は韓国、中国、フィリッピンです。理由は簡単です。この3ケ国は日本が大東亜の解放と言いながら残虐な支配をした地域です。しかし、中国人と韓国人と親しくなると日本のお陰で植民地から脱却出来たと言います。その言葉を聞きだす秘訣があります。それは謝罪の言葉を繰り返すのです。こちらから大東亜戦争のお陰で・・・・という言葉を決して言ってはいけません。それは禁句中の禁句です。この秘訣を知らない人が多いらしく、中国人との酒席で酔った日本人がこれを演説します。座が白けます。しかし、中国側は素知らぬ顔で、演説の主の健康の為に乾杯!と言って、話題を変えてしまいます。
嫉妬の心を持つのは人それぞれの自由です。しかしそれを決して他人へは言ってはいけません。それが国際間の友好の鉄則と信じています。これが現在の私の境地です。
したの写真は先月行った上高地の林の中の道です。私は嫉妬心が起きた時はこのような写真を見ます。悪い心が消えて行きます。
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今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人