後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

私のお気に入りのドライブウエイ・・・常磐高速道路

2010年08月07日 | 写真

私が本格的に車を始めたのはアメリカへ留学した最初の年の1960年でした。ダッジ・コルネットという中古車でしたが乗り心地の良い大型車でした。それ以来、50年間、車を運転していますが飽きることがありません。

老年になっても益々面白くなってきました。しかしどんな道路でも良いわけで無く、ドライブして楽しい道路は数が限定されます。山梨県、北杜市の山林の中の小屋の周辺は気持ちの良い道が広がっています。富士五湖の周辺も楽しい道です。高速道路はあまり好きではありませんが、お気に入りの区間もあちこちにあります。

下の写真は常磐高速道路です。利根川を渡って守谷サービスエリアを過ぎると風景が途端に広がります。美しい田園風景です。田圃に水がたたえられ、稲穂が波打っています。3車線の上、車の数も少ないのです。その上、常磐高速道路には渋滞がめったにありません。東北道や関越が渋滞しているときでもガラガラなのです。是非一度いらっしゃって下さい。

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猛暑です!そこで見れば必ず涼しくなる写真をお送りします!

2010年08月07日 | インポート

氷の浮かんでいる南極海が静まりかえっています。冷たい、冷たい空気が頬をなでています。貴方がここに写っている捕鯨船のデッキに立っていることをご想像して下さい。きっと涼しくなります。猛暑を忘れます。写真から目を離すと又猛暑です。ジーット見ていて下さい。

この写真は南氷洋における日本の捕鯨船、キャッチャーボーチの静かで美しい姿を撮った写真です。撮影者は松本浩文氏、http://wadaphoto.jp/kikou/hogei3.htm です。

転載させて頂いたことを松本浩文氏へ感謝致します。

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原爆追悼式の米英佛の出席、しかし日本は中国での戦没者追悼式に出席しているか?

2010年08月07日 | 日記・エッセイ・コラム

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戦後65年たって、やっと戦勝国のアメリカ、イギリス、フランスが広島の原爆犠牲者追悼式へ政府代表を送ったのです。単純な私はこれでやっと戦後問題が全て終了したと感じました。平和共同宣言だけで条約の無いロシアとは問題が残りましたが。

戦没者の追悼式へ敵国の政府代表が出席するだけでこんなに心が和むのです。自分ながら驚いています。

自分の胸をなでおろしながら私は大きな疑問を感じます。日本政府は外国で行われる戦争被害者の追悼式典へ代表を送り、追悼の意を表しているのでしょうか?

特に日本の侵略で多数の戦死者や民間犠牲者のでた中国で行われている戦没者追悼式典へ日本政府が代表を送っているのでしょうか?そのような報道は記憶にありません。このことを皆様はどのようにお考えでしょうか?

少し前に日本のマスコミは「南京虐殺30万人は中国側のデッチ上げ」と大騒ぎをしていました。30万人は正確でなく数万人でしょうが中国人は決して忘れません。

抗日戦争とは1931年の柳条湖事件(満州事変の発端)から1937年の蘆溝橋事件(日中戦争の発端)を経て1945年の終戦に至る15年間です。中国の中学2年生の使う「中国歴史」の教科書では18ページにわたって柳条湖事件、蘆溝橋事件、南京大虐殺、台児荘大戦、百団大戦、などを詳しく記述してあるそうです。

そして上海を攻め落とした日本軍は当時の中国の首都であった南京を一挙に占領し暴虐の限りを尽くした様子を、「百人切り」の日本側の新聞写真も添えて紹介しているのです。

15年間の中国人の戦死者数には色々な説がありますが中国国務院は1000万人以上としています。(これに対して日本の出兵数は最大時で100万人で、日本側戦死者は45万人です。)

これだけの被害者が出た中国ではきっといろいろな追悼式典が行われてきたと思います。それに対して日本政府は代表を送ったでしょうか?

日本人は中国側の被害者の数が出鱈目だから、とても追悼式典などへ出席出来ないという感情を持っています。この考えは日中友好の為にはなりません。数が出鱈目でも出席するべきです。南京の虐殺記念博物館へは、毎年一回くらいは日本政府代表が花束を持って追悼式典へ出席する方が良いと思っています。

こういうとすぐに反論する人が居ます。政府代表が出席すれば日本側が30万人という数字を公認したことになるから絶対に行けないと声高に主張します。追悼式典に出席することと30万人を公認することは全く別の問題なのです。

良識ある中国人は30万人は不可能な数字だと分かっています。日本政府が追悼式典へ何度も出席すると、中国側から数字を訂正すると信じています。始めは曖昧な表現で訂正するでしょうが、次第に正確な表現になると思います。

戦争被害者の追悼式典には韓国も同様にするのが良いのですが、すこし事情が違っています。細心の注意を払いながら丁寧に対応する必要があります。この問題は別の記事にしたいと思います。

皆様のご意見をお待ちしています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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