昨日は中部電力の役員会で結論をもちこしましたが、本日、中部電力の社長が記者会見して、1号炉から5号炉までの全ての原子炉の運転停止を発表しました。
良識的な決断です。浜岡原発は東海大地震が今後30年間で87%で起きるという予想が地震学者から発表されている一番危険性のある原発です。
勿論、今後30年間で地震が起きないかも知れません。
しかし静岡県の住民が恐怖感を持っている事は事実です。その人々の恐れを鎮静化するのも政治指導者の責任と義務です。
それを菅直人総理大臣が行った事は高く評価すべきです。人民の恐怖感を取除くのも政治家の義務です。
たとえそれが非科学的な恐怖感でも、福島原発の大事故の直後は、その非科学性を議論すべきでは無いのです。
中部電力の社長や役員会のメンバーの決断も尊敬すべきです。
日本はまだまだ捨てたものではないと感じたのは私だけではないと信じています。(終り)