後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

愛国心と地球を大切に思う心(2)地球温暖化と炭酸ガスは関係ない!

2012年03月07日 | 日記・エッセイ・コラム

人類の住んで居る地球を大切にしようと願うのは自然な心情です。

しかしその気持と炭酸ガス削減の運動とは何故かチグハグが感じがします。

私は地球温暖化の原因が炭酸ガスの成層圏での蓄積だという学説を初めから信じていませんでした。それは実験で証明できない単なる仮説なのです。信ずる、信じないは個人の勝手で良いのです。

46億年の歴史を持つ地球の上で起きた自然現象は複雑、多岐でその無数の現象のほとんど全ての因果関係は科学的に解明されていないのです。ごく一部の自然現象の原因が分かっているに過ぎないのです。そんな事は科学者なら誰でも知っていることなのです。

地球全体の温暖化が仮に起きていたとしてもその原因は多数あり、その多数の原因が相互作用をしながら温暖化を進行させると考えるのが普通の科学的な仮説の組み立て方なのです。それを単純に炭酸ガスの蓄積だけと断定する仮説はあまりにも雑過ぎて到底信用の出来ない仮説なのです。

地球に氷河期があり間氷期がありますが、その原因すら分かっていません。仮説しかありません。温暖化が氷河期と次の氷河期の間に起きる現象である可能性もあるのです。

地球温暖化は太陽の活動との関係がありそうな事は素人にも想像できます。しかしそれすら原因としては証明されていません。

このように科学的実験で証明出来ない単なる、そして雑過ぎる仮説を政治的や経済的に重要視して、炭酸ガス削減に無駄なお金を使っている国は日本だけです。その非科学的政策には驚きの一語に尽きます。

アメリカでは2009年に地球温暖化の原因が炭酸ガスという学説に反対するシンポジウムムが開催されたという報道もあります。以下に引用するように桜井よしこのブログで紹介されています。

それでは何故、日本が率先して炭酸ガス削減運動を展開し、京都議定書まで作ったのでしょうか?率先すれば炭酸ガス削減技術で世界の工業国のなかで技術的な優位に立てます。日本が技術でリード出来る分野が広がるのです。

そして何よりも原子力発電所建設を優先的に推進出来ます。原発技術で優位に立てるのです。

しかし2011年3月の原発の水素爆発で日本の戦略は無駄になってしまったのです。昨年の原発事故以来、炭酸ガス削減のことが大きな問題としてマスコミが報道しなくなったのです。そしてうやむやのうちに炭酸ガス削減問題は次第に消えて行く運命にあるのです。

科学的実験で証明不可能な仮説を利用すれば、対抗勢力や対抗国に科学的弱点を抑えられ日本の政策は骨抜きにされるのです。

地球を大切に思う心は重要なことです。しかしどのような事を実行したら地球を本当に大切にできるかという問題は非常に難しいのです。

続編で、その難しさを少し考えてみます。(続く)

=====桜井よしこブログ=========

http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2009/04/09/%EF%BD%A2%E3%80%80%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%AF%EF%BD%83%EF%BD%8F2%E3%81%AE%E6%89%80%E7%82%BA%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%80%EF%BD%A3/

「 温暖化はCO2の所為ではない 」  20090409 『週刊新潮』 200949日号
日本ルネッサンス 第357

3月8日から10日まで、ニューヨークで「反地球温暖化対策」のシンポジウムが開かれた。温暖化はCO2増加による現象であり、CO2削減の先頭に立たなければならないとして、対策に万全を期そうとしている日本にとっては、思いがけないシンポジウムだが、主催は米国保守系シンクタンクの「ハートランド研究所」、今年の参加者は、昨年より大幅増の800名に達した。

「地球温暖化はCO2の所為だという説に疑問を持つ各国の気象研究者や政策専門家が集り、議論は活発でした。各国政府が間違った科学予測に基づいてCO2削減や温暖化対策に莫大な無駄金を使おうとしているいま、科学者がきちんと発言しなければならないという雰囲気でした。特に私は日本の科学者として、日本政府、政治家、官僚の皆さんに、温暖化とCO2は必ずしも結びつかないという科学の知見に、謙虚に耳を傾けてほしいと思い、論文も発表しました」

こう語るのは地球物理学の権威、赤祖父俊一氏である。氏はアラスカ大学フェアバンクス校(大学院)でオーロラの研究で博士号を取得、同大学で地球物理学教授を20年余り務め、86年からは同大学の地球物理学研究所長、国際北極圏研究センター長を歴任した。約50年間、海外で研究してきた氏は、日本の温暖化問題の議論は、科学的知見や分析とは無縁の次元で、思い込みに基づいて行われていると指摘する。

「温暖化の原因をCO2だと信じ込み、CO2削減に官民一体で膨大な資金を注ぎ込む国は、国際社会でも日本だけです。そのような姿は異常です。温暖化とCO2には直接の因果関係がないことを示す現象が、かれこれ10年も前から起きていて、少数かもしれませんが、科学者らはそのことを指摘してきたのです」

========以下省略=====


清楚な花、艶麗な花、素朴な花、花々の美しさが全てある「花の写真館」

2012年03月07日 | 日記・エッセイ・コラム

長年、花々の美を追求し、そのいろいろな美しさを写真で表現する努力をして来た方がいます。その努力の結晶のような「花の写真館」を是非皆様へご紹介したいと思います。

このブログの推薦したいブログの一つに「ちひろさんのブログ」があります。琵琶湖のほとりの美しい風景や花々の写真が沢山掲載されています。その写真へ長年コメントを投稿して下さっている写楽爺さんという方がいらっしゃいました。

その写楽爺さんのフォトギャラリ-「花の写真館」をご紹介したいと思います。そのURLは下の写真の一番下に示してあります。クリックすると直ぐに開きます。

写楽爺さんは埼玉県の入間市にご在住の方ですが、大変博識な方で、花々の事は何でも知っています。その上、写真術も抜群で、見れば圧倒され、気分が晴れ晴れするような傑作ぞろいです。

花々の他に日本各地の神社仏閣や風景写真も素晴らしいのです。それも「花の写真館」のなかに分類されてあります。

この写真集は花々がよく分類整理してあって、次々とクリックするといろいろな花の美しさが楽しめます。花のある風景写真も楽しめます。

天気が悪くて憂鬱な日々には、私はこの写真集を開けて見て、晴れ晴れした気分になっています。

昨日、写楽爺さんのご承諾を頂きましたので下に写真を数枚、転載致します。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

Sz81hana112021

Sz1131031

Sz1241021

Sz1210121

Sz81hana117021

Sz82hana221131

Sz88hanafu2521

写楽爺のフォトヤラリー「花の写真館」:

http://www17.plala.or.jp/syalakuji/

(写楽爺の独り言:http://blog.goo.ne.jp/syalakuji) です。