琉球人は日本人なのか?それは難しい問題です。
そこで琉球語を検索して、Wikipedeaの概説を以下に引用します。文法は日本語に似ていますが会話は全く通じないそうです。ご参考になればと思いご紹介致します。
======琉球語の概説===========
琉球語(琉球方言)は、琉球諸島の広がりと、強力な中央語を持たなかった歴史(琉球王国時代、支配層では首里方言が中央語に近い位置にあったが、大衆同士のリングワ・フランカとしてはほとんど使われなかった)から、地域ごとの方言差が本土以上に大きい。北から奄美方言(奄美語)、国頭方言(国頭語)、沖縄方言(中央沖縄語)、宮古方言(宮古語)、八重山方言(八重山語)、与那国方言(与那国語)の諸方言(諸言語)に分けられ、沖縄方言以北の北琉球方言と、宮古方言以南の南琉球方言の2グループに大別できる。
「沖縄県の言葉」という意味で「沖縄方言」や「沖縄語」、「ウチナーグチ(沖縄口)」などの呼称が使われることがあるが、本来「沖縄(ウチナー)」は沖縄本島を指す言葉であり(現在でも先島諸島の住民は沖縄本島を指して「沖縄」と言う)、今の沖縄県全体を指すようになったのは1879年(明治12年)の沖縄県設置以後であるため、沖縄本島以外の琉球語(琉球方言)まで「沖縄」の語で表すのは問題がある。また奄美群島は一度も沖縄県に属したことがないため、奄美方言を含む琉球語(琉球方言)全体を「沖縄方言」や「沖縄語」、「ウチナーグチ」などと呼ぶのは不適切である。
明治から昭和中期までの強力な標準語普及運動に、戦後のマスメディアの普及などの影響が重なり、現在琉球語(琉球方言)は衰退している。沖縄時代劇や組踊、琉歌、琉球民謡・島唄などの伝統芸能で使われるほかは、日常生活では主に高齢者とその家族周辺に限られている。2009年、ユネスコは奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語のそれぞれを危機に瀕する言語と指定している。
明治以降の琉球語(琉球方言)と日本語(主に標準語および九州方言)の言語接触によって、琉球列島では日本語の影響を強く受けた新方言が発生した。沖縄県内のものは特に「ウチナーヤマトグチ」と呼ばれる。現在の中年層・若年層の多くでは、琉球語(琉球方言)に代わって、この新方言が第一言語として広く使われている。
===http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E8%AA%9E====