後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

日本の全ての都市を射程内にした多数の中国の核弾頭ミサイルの実戦配備

2012年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

この地球上には核弾頭ミサイルが実戦配備されています。

その事実は一昨日、この地球上にあふれる核弾頭、原爆、そして原子力発電所 という題目の記事に書いた通りです。

その中で示した核弾頭ミサイルの数は1990年のデータだったので2011年ストックホルム国際平和研究所発表のデータに訂正いたします。2011年での各国の核弾頭保有数は、アメリカ2150、ロシア2427、イギリス225、フランス300、中国240、いんど80~100、パキスタン90~100、イスラエル80、その他に数不明のイランと北朝鮮となっています。

実戦配備とは敵性国家の軍事施設や都会に照準を合わせ、いつでも発射出来るようにしています。

中国や北朝鮮の核弾頭ミサイルやその他のミサイルは当然のことながら日本の主要都市を照準を合わせ、いつでも発射出来るようになっていると想定されます。

防衛省の平成20年度版の防衛白書:(http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2008/2008/datindex.html (日本周辺の核弾頭ミサイル)
)には日本を射程にした中国の核弾道ミサイルとその他のミサイルの合計は836基になると書いてあるそうです。

この事は「タッチャンの散歩」というブログ、http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/46873726.htmに詳しく紹介してあります。

特に恐ろしいのは北朝鮮の国境に近い吉林省通化に配備された24基の東風3型です。射程が2650kmと長いので札幌、東京、沖縄の全ての基地は射程内に入ります。その上、搭載する核弾頭は広島型原爆の132個分の爆発力のある水爆です。

発射されればわずか5分で東京まで飛んで来るといいます。

下にその東風3型長距離ミサイルの写真を、軍事パレード中のミサイル搭載車の写真を示します。

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私はこのようなブログ記事を書いて、いたずらに皆様の恐怖心を煽り立てるつもりはありません。

人間は天使になれるし悪魔にもなれるという事実を書いて、日本人は自分達の安全をもっと真剣に考えるようになって頂きたいと願っているのです。

地球上の多数の核弾頭ミサイルが敵性国を照準にして実戦配備されているのです。この美しい惑星の現実なのです。

その核兵器の削減をしようとするロシアとの交渉を、いよいよオバマ大統領が開始しました。昨日の読売新聞によると核軍縮の提案をプーチン大統領と本格的に始める準備を始めたのです。そして核軍縮交渉は中国とも進める準備をしているとも報じられています。

我々日本人は原爆被爆国として核軍縮が成功するように祈り、その交渉を支援すべきではないでしょうか?

下に長崎市の1945年投下された原爆が爆発した瞬間の写真をしめします。我々は辛い経験だからといって忘れ去るのではなく、核廃絶に努力すべきと思います。

忘れないようにこの写真を掲載いたします。

今日は地球上から全ての核兵器、そして原子力発電所が無くなるように強くお祈り致します。ご賛同の方々もご一緒にお祈りをして下さい。後藤和弘(藤山杜人)

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