後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

2004年、火星に着陸した火星探査機ローバーの写真

2012年08月08日 | 写真

下は2003年に打ち上げられ、2004年に火星に着陸したNASAの火星探査機ローバーの写真です。出典は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC です。

Nasa_mars_rover1_2

着陸後、数ヶ月間、火星の地表を動き回り、写真を地球へ送信し、地表の土壌の分析をしました。その結果、火星には昔、水が存在し、水流で削られた地形が確認されました。

さて今回、着陸したスペキュレーションは植物や動物が存在した証拠を見つけ出すことが出来るでしょうか?その点に興味が湧いて来ませんか?

下は前回の火星探査機、ローバーの撮影した、火星の風景です。

Cape_verde_victoria_crater_mars21

右のヴィクトリア・クレーターに突き出たヴェルデ岬が昔の海水で出来たと推定されています。

尚、その他の全ての宇宙探査機の一覧表は下のURLをクリックするとあります。

ご参考にご覧下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

そして人間は何故莫大なお金を使って宇宙開発をしているかという疑問については以下のURLをクリックしてご覧下さい。

http://go-into-space.com/index.html


恐竜、火星探査機、そして命の儚さ・・・この3つの関連を考える

2012年08月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Museumimg02c2

6500万年前に、小惑星のメキシコ湾への衝突で完全に絶滅した恐竜の事を考えると実に不思議です。

絶滅の前、1億6000万年もの永い期間、恐竜は上の絵のように地球上に広く分布して、栄えていたのです。

それがイリジュームを全地球表面にまき散らした小惑星の粉塵が、数年間にわたって地球を覆い、太陽を消し、極寒の地球にしたのです。

自然現象の前に、「命」の儚さをしみじみと考えさせます。

恐竜絶滅後6480万年たって人間が現れました。それから20万年しか経過していません。その人類も地球に惑星が衝突したら一瞬にして絶滅するのです。この命の儚さを忘れて人間は戦争を繰り返しているのです。人間の愚かさです。

そんな事を考えさせるのがアメリカの火星探査機です。下に関連の写真を示します。

昨年11月に地球を出発して、8ケ月後の一昨日、無事火星に着陸しました。赤茶けた砂漠のような火星の地表の鮮明な写真を送ってきたのです。

現在の火星には生命の存在が考えられません。

しかし何億年、何十億年も昔には、地球のように植物が繁茂し、恐竜達がいたのかも知れません。

これから着陸した、Curiosity という名前の探査機が火星の表面をあちこち動き回って、恐竜の化石を発見するかも知れないのです。

恐竜は冗談としても、植物の化石や貝類の化石ぐらいは発見するかもしれません。

もし発見されれば、それも「命」の儚さを教えてくれます。

L_sk_nasa_02

L_sk_nasa_03

上の写真の出典はNASAのホームページです。下はNHKのHPからお借りしました。

恐竜の絵は「恐竜画像集」からお借りしました。

K10041250911_1208071220_1208071229_

さて、話しのついでに恐竜の子孫が現在地球に栄えている鳥たちだという研究結果をご紹介します。

Imagesca63l0du 最近の研究では恐竜は温血動物で、羽毛のある種類が居たのです。羽毛に覆われた前足が羽根に進化し、空を飛ぶようになったのです。決定的な証拠は骨格です。恐竜の骨格と鳥の骨格は微細な部分まで実に酷似しているのです。私は恐竜が鳥になって生き延びたと信じています。しかし何故6500万年前の小惑星衝突の時、鳥のような恐竜だけ生き残ったかは科学的に解明されていません。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。

後藤和弘(藤山杜人)