後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

老夫婦が林の中を散歩するときの幸せな気分・・・若い時には想像も出来ない至福の時

2012年08月11日 | 日記・エッセイ・コラム

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小金井市には広大な都立公園が2つあります。北側に都立小金井公園、そして南側に都立武蔵野公園です。

この南側の公園は野川が流れているので、何時もは野川沿いの遊歩道を散歩してきます。

ある夏の日に、野川から離れて南の林の中を家内と散策しました。色々な樹木が植えてあり鬱蒼とした林になっています。

樹木が多いのは、この公園の南半分が他の都立公園へ樹木を供給する木々の畑になっているためなのです。その畑の中の道は、森の中の道のようです。

そんな道に迷いこむと、何か山奥の林の中を夫婦で歩いているような錯覚に捕らわれました。

その瞬間、今まで味わった事の無い幸福感が身を包みます。そして周りの樹木が一瞬輝き出しました。50年も一緒に住んできた男女が二人で老後に林の中を歩く。何か奇跡のようです。

キラキラ輝く時が林間を風のように流れて行きます。そうです。老年になると生きているだけで幸福感に包まれるのです。何もしないで公園の樹木の間を夫婦で歩くだけで満足なのです。このような幸多い境地を、若い時は想像も出来ませんでした。

何時かは一方が先に旅立ちます。それだからこそ林の中の道の散策が一層貴重に思えるのです。

老齢の皆様にはそのような経験がありますでしょうか?お二人そろって林の中の道を散歩する幸福をお祈り申し上げます。  (終わり)

写真  トウカエデ ドッグウッド ケヤキの林      ネズミモチ ドッグウッドの実


高騰して今年は食べられないウナギの写真だけを見て楽しむ

2012年08月11日 | 写真

昨年の8月18日の話です。

兎に角、あまりにも暑いので、昼過ぎにはヨット遊びを終えてしまいました。霞ヶ浦の北岸に、えんえんと広がる蓮根畑の中の迷路のような農道を写真を撮りながらたどって行きました。

観賞用の蓮ではなく、蓮根を収穫する為のハスです。それでも純白の大輪の花が夏風に揺れている光景は壮観でした。写真をお送りいたします。

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迷路のような農道をわけ入って行くと、「山中のうなぎ」の看板がありました。

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この山中のうなぎは「天然仕立のうなぎ」として他のものとは味が違います。

天然ウナギの味に近くなるように特別に養殖した、「天然仕立の山中のウナギ」です。天然ウナギではなく養殖ですが、味に野趣があって川ウナギのような感じがします。何故か懐かしい味です。20年以上かよっていますが、時々タレの味が変わるのが可笑しいです。

まあ分かり易く言えば、泥臭く、小骨があります。その泥臭さを消すためか焦げるくらいに焼きます。小骨もパリパリして香ばしい風味になります。泥臭さが心地よい田舎味になっています。その田舎味が郷愁を誘うのでしょう。

下に3人分のカバヤキ重の写真を示します。もう1人分あったのですが写真の視野に入らなかったのです。双子の孫も美味しいと言って完全に食べてしまいました。つまらない話でご免なさい。

それにしても今年は蒲焼が高騰してしまいました。

せめてこの写真を見て、食べた気分になっています。お恥ずかしい話で失礼しました。(終わり)

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このような楽しいコメントを頂けるので、ブログは止められません!

2012年08月11日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログに毎日、いろいろな記事を書いています。

すると勇気づけられるコメントや楽しいコメントを頂きます。

昨日もとても楽しいコメントを頂きましたのでご紹介したいと思います。

========大塚眞知子さんからのコメント=======

私も1960年代初め、夏の山中湖ニューグランドホテルでの、家族みんなでのディーナーがとても晴れがましくうれしかった思い出があります。子供ながらも「いつかは、こんなホテルに、お食事だけでなく、泊ってみたいなー」と憧れたものです。外国人のお客様が多かったような・・・残念ながら私達は会社の寮に宿泊していました。(それは、それで、とても楽しかったのですが・・)

先日、山中湖のそばの旭ヶ丘の方にドライブしたのですが、山中湖ニューグランドホテルは跡形もなく・・。でも山中湖周辺の風景は50年前とあまりかわってなくとてもうれしかったです。

夫は中学生時代、YMCAのキャンプ場でみた、朝焼けの中に輝く富士山の美しさをはなしてくれました。  投稿 大塚眞知子 | 2012/08/10 19:51

=====コメントを頂いた記事の冒頭部分のみ下に示します=======

横濱、ホテルニューグランドのロマン・・・その写真をお楽しみ下さい

ホテルは文化です。ロマンがあります。私の若い時からの憧れでした。

帝国ホテル、上高地の帝国ホテル、箱根の富士屋ホテル、日光の金谷ホテル、軽井沢の万平ホテル、河口湖の富士ビューホテル、などなどです。日本の古き良き時代の香りが漂っています。

そしてもう一つ、横濱のホテルニューグランドです。窓の外には白い大きな船が見えます。

1960年代まで山中湖にニューグランドが経営する夏だけの山中湖ニューグランドがありました。家族とともに泊りました。その後、山中湖の夏のホテルは廃業してしまいました。

そんな思い出もあるので、横濱のホテルニューグランドに泊ってみたり、お茶だけを飲みに寄ったりします。

先日も久しぶりに寄って写真を撮ってきました。写真をご覧になって古き良き時代を偲んで頂ければ嬉しく思います。

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中略:

下は少し遠方の大桟橋に係留されている白い船です。コーヒーとケーキの気楽な観光コースや湾内一周のディナーコースなどがあります。乗ってみると古いヨーロッパの客船の雰囲気が漂っていました。昔は大西洋を渡る長距離の客船でした。

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以下省略:


日本ほど民主的で平和で財政健全な国はあまり無い!

2012年08月11日 | 日記・エッセイ・コラム

日本の民主主義の成熟度と平和な生活のランキングはイギリスの権威ある調査機関の客観的な研究結果なのです。

その客観的評価によると民主主義の成熟度はヨーロッパ諸国と同じ程度で、順位は20位です。韓国、台湾は31位と32位、で中国は138位、北朝鮮は最下位の167位でした。

なるほど!と納得のいく調査結果です。

同じように国民の生活がどの程度平和で安全かという評価結果のランキングがイギリスの調査機関から発表されています。

評価にはテロや国内戦争の可能性とその国の軍事費の大小と、国内の犯罪件数、検挙率、刑務所に収容されている犯罪者の数などいろいろな項目を評価し、相互的な結果をだしています。

ようするにその国に暮らしていれば平和な平穏な生活が保障されるか否かが分かるのです。(その評価結果はこの記事の末尾に参考資料としてついています。)

それによると日本はアイスランド、デンマーク、ニュージーランド、カナダについで5位です。

台湾が27位、韓国が42位、中国が89位、アメリカが88位、ロシアが153位です。

韓国、中国、アメリカ、ロシアが低い位置にあるのは膨大な軍事費支出の為です。

この民主主義の成熟度と平和度ランキングを見ると日本は非常に安全で民主的な国と結論づけても良いと思います。

すなわち日本ほど幸せな国は北欧諸国以外には無いということになるのです。

さて国々の経済の健全性ですが、それについての客観的な研究結果は評価の難しさもあるのかイギリスの調査機関から発表はありません。

しかし国家予算に含まれる借金の割合は一つの指標になる筈です。

借金には2種類あって外国の金融機関からの借金と、国内での借金です。日本では後者であると言われています。

それはそれとして、昨日、消費税増額関連法案が全て参議院で可決されました。

日本の国家予算の借金は膨大なので急に黒字になる筈はありません。しかし昨日の決議は国家予算を黒字にする方向へ大きく舵を切った事になるのです。

その上、日本の借金は国内での借金なので、ギリシャやイタリヤのような国家財政破綻が起きる可能性が非常に小さいと言われています。

あとは日本人が贅沢な生活を少し止めつつましく生き、生産物を外国へ輸出してい行けば世界一幸福な国になるのです。その事を誇りに思うべきではないでしょうか?

昨日の消費税関連法案の参議院での可決は日本の歴史を変える大きな吉報だったと私は信じています。

もっとも新しい法案が決まれば不利になる人々が必ず出来ます。その方々への深い同情を送りながらも、日本全体の将来を想えば、昨日の可決は吉報と言えると信じています。

そして私は、世界でも有数なこの幸福な国に住んでいる幸運を天へ感謝しています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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参考資料:民主主義の成熟度ランキングと平和度ランキング

(1)民主主義の成熟度ランキング(出典は、原発反対運動と野田首相と民主主義成熟度ランキング です。)1 スウェーデン 9.88  2 アイスランド 9.71  3 オランダ 9.66
4 ノルウェー9.55    5 デンマーク 9.52  6 フィンランド 9.25
7 ルクセンブルグ 9.10  8 オーストラリア 9.09   カナダ  9.07
10 スイス 9.02  11 アイルランド 9.01  11 ニュージーランド 9.01
13 ドイツ8.82  14 オーストリア 8.69  15 マルタ 8.39
16 スペイン 8.34  17 アメリカ 8.22  18 チェコ8.17
19 ポルトガル 8.16  20 ベルギー 8.15  20 日本 8.15
22 ギリシャ 8.13  23 イギリス 8.08  24 フランス 8.07
25 モーリシャス 8.04  25 コスタリカ 8.04  27 スロベニア 7.96
27 ウルグアイ 7.96  
29 南アフリカ 7.91  30 チリ 7.89
31 韓国 7.88  32 台湾 7.82  33 エストニア 7.74
34 イタリア 7.73  35 インド 7.68

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(2)平和度ランキング(以下の出典は、http://rocketnews24.com/2012/06/18/222216/ です)

世界平和度指数(せかいへいわどしすう 英:Global Peace Index)はイギリスエコノミスト

紙が24項目にわたって144カ国を対象に分析し、各国や地域がどれくらい平和かを相対的に数値化することを試みたものである。

経済平和機構がこの指数をもとに発表した、2012年度版「世界の平和な国ランキング」において、日本が158位中5位にランクインを果たした。なお、アジア諸国では他国を引き離しトップである。

評価基準は殺人事件や暴力犯罪の数、受刑者数、戦争や内戦の有無、軍事費、軍人数、難民数などのわかりやすい数字から、政治情勢、隣接国との関係、テロ活動の潜在的可能性、兵器の輸出入量、武器の入手しやすさ、国連介入度など、国民の目にふれにくい要素まで多岐にわたる。単に治安の良し悪しというよりは、国家自体の平穏さと言えるかも知れない。

その情況下で、日本は世界5位という評価を得ることが出来た。確かにわが国にも様々な問題はある。しかし、このランキングからは、日本という平和な国に住む幸運を改めて感じるとともに、戦火に怯え、国に虐げられ、貧困に苦しむ多くの人々が海の向こうにいることを考えさせられるのではないだろうか。

1. アイスランド(1113)  2. デンマーク(1239)  2. ニュージーランド(1239
4.
カナダ(1317)  5. 日本(1326)  6. オーストリア(1328
6.
アイルランド(1328)  8. スロベニア(1330)  9. フィンランド(1348
10. スイス(1349)  11. ベルギー(1376)  12. カタール(1395
13.
チェコ(1396)