後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

この繊細な羽毛のような花をご存知でしょうか?

2012年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

家の東側の塀に8月中旬になると、ソウッと静かに夜だけ咲く不思議な花があります。

この花の名前をご存知でしょうか?

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家内に名前を尋ねると、毎年咲いているのに気がつかなかった私に吃驚しながら、それを隠すように、言葉だけは丁寧に、「カラスウリの花なのよ」と教えてくれました。「何でも知っっているんだね」とフォローして、一件落着。兎に角、人生は危険ですから。

それにしても暑いですね。熱中症にはくれぐれもご注意下さい。


碧い空、白い雲、白い雲、そして夏の雑木林

2012年08月19日 | 写真

今日は午前中、ミサに出て、午後から車で埼玉県所沢市の田園地帯へ白い雲の写真を撮りに行きました。

碧い空にいろいろな形をした白い雲が流れています。つい先日秋の兆しを思わせる羊雲の写真を撮ったのに、また夏に逆戻りしたような日です。

埼玉県の田園地帯は畑が一面に広がり、写真を撮る時、邪魔になる電柱や電線が見えません。

下に碧い空、白い雲、白い雲、そして夏の雑木林の写真をお送り致します。

お楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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20世紀は大戦争の世紀(3)日本へ投降した捕虜の過酷な運命

2012年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

第二次世界大戦中に日本軍へ投降したアメリカ軍人の正確な数字は分かりませんが、下の表では25600人という数字もあり、32620人という数字もあります。

その捕虜の41%か38%は死亡してしまい、故国へは帰りれませんでした。

一方、ドイツ軍へ投降した93941人のうち死亡したのは1.1%だけでした。

これを単純に比較して日本人は捕虜にたいして残酷な取り扱いをしたと言う気持ちはありません。捕虜を受け取った戦線の過酷な状況の相違も原因になっている事は容易に想像出来ます。

しかし捕虜達のその後の運命は大きく違っていたのです。

ソ連に侵攻したドイツ軍は2000万人のロシア人を殺しています。ドイツと日本とどちらが残酷だったかという問題には意味がありません。

一方、現在の日本人は、アメリカ軍人の他にも多数のイギリス人・オーストラリア・インド人とオランダ人も捕虜として過酷に取り扱った事をあまり知りません。

ただ、以下の表をご覧になって、静かに戦争の残酷性を深く考えてみたいと思います。

20世紀は戦争の世紀でした。

21世紀こそ地球上から一切の戦争が無くなるようにと祈ります。お祈りします。

そして今日一日平穏に過ごせますように。

===出典:「我が家のホームページ」(http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/TR7.HTM)===

日本軍に捕えられた捕虜等

  国籍別の死亡率
           アメリカ人    イギリス人、オーストラリア人、      オランダ人
                           英国系インド人

  捕 虜 合 計    25,600人     130,000人         37,000人  
  捕 虜 死 亡    10,650人      8,100人          8,500人  
  死 亡 率     41.6%       6.2%             23%  

  強制労働者(オランダ領インドシナ、現インドネシア)
  労 務 者     300,000人  
  労務者死亡     230,000人  
  死 亡 率      76.6%  


  第二次大戦中にナチス(ドイツ軍)または日本軍に捕えられたアメリカ人の行方

  米軍人の捕虜  
                   ナチス  %                        日本軍  % 

  米軍人捕虜人数      93,941人  ---               36,260人  ---

  死亡した捕虜        1,121人   1.1%               13,851人   38.2%
  

  抑留されたアメリカ民間人
                ナチス  %                           日本軍  %
  抑留された民間人数     4,746人  ---                13,996人   ---
  死亡した人数         168人 3.5%                  1,536人 11%
  

               出所: AXPOW Association, March 15, 2000