このブログの記事は、読んで下さる人々の幸福感がほんの少しでも増えるようにと祈りつつ書いています。そのように努力しています。今回の記事もそのつもりで書いています。
マスコミがロンドンオリンピックだけを報道している間に政局が一挙に緊迫し、野田政権が崩壊する危機に瀕して来ました。
このままで消費税一体改革関連法案が参院で可決され、9月に民主党総裁選挙で野田さんが再選されると民主党の体制が強化され、次回の国会選挙で自民党が惨敗するという恐怖感が広がったのです。
特に自民党の若手議員は9月以降に総選挙があると当選しないという恐怖感に取りつかれてしまったのです。
国会解散が遅れれば大阪維新の会の準備も進み、次回の国会選挙には333人の候補者を立てるという噂も流れています。
そこで自民党は今日にも野田政権不信任案を衆議院へ提出し、早期解散をさせようとしています。
この自民党に反発して他の野党6党、派閥は自民党とは別の野田政権不信任案を今日にも提出しようとしています。
この現象はそれぞれの国会議員が次回の総選挙で落選し、権力の座から離れるという恐怖感から起きた現象です。
国民の一人ひとりの幸せを完全に忘れ、自分の権力維持のみに目がくらんでるのです。
日本はこの数年間、短命な首相を続けて持ち、政治は混乱を極めています。国際的信用も大きく傷ついています。
さてこんな政治の貧困時代でも国民が幸せになる方法はあるのでしょうか?
ものは考え様です。
アメリカとの安保体制を維持しながら中国やロシアと友好関係をもう少し強くして日本の経済を上向きにすれば良いのです。尖閣諸島の問題で感情的になってはいけません。北方4島のことでロシアと現実的な相談を進めロシアと平和条約を結ぶのが重要です。
社会を支えている人々は政治家だけではありません。経済界の人々、肉体労働者、教育者達、芸術家に学者などなど多くの人々が努力しているのです。政治家だけがダメになっても日本の総合力が全て凋落する筈はありません。
例えば、消費税関連法案が廃案になり国会が解散になった場合、あなた自身の生活は変わるでしょうか?幸福感は変わるでしょうか?
あまりにも現在の中央政治が醜態をさらすと大阪維新の会は国会で第一党になるでしょう。そうすると間接選挙でなく直接民主主義の方向へ日本は大きく舵を切ることになるのです。
国民の一人ひとりが貴重に考えられる社会になるのです。
その時一番重要になってくるのが国民の幸福度です。下にブータンの写真を示したのは幸福度の重要性を強調するためです。
しかし貧しくてはいけません。やはり日本は現在程度の豊かさを維持しなければいけません。
ブータンのような不便な生活は日本人は出来ません。それを真似るのではなく、ブータン人の幸福度の考え方を輸入するのです。ブータンの幸福度についてはこのブログで数回、記事を掲載しています。その考え方を導入することが、消費税一体改革廃案、国会解散、それでも一人ひとりが幸せになる方法なのです。ブータン王国、ネパール共和国、チベット、それぞれの幸福度(5)純朴で英明なブータン国王と国際情勢 をクリックしてご覧下さい。
現在の経済的なレベルが維持されれば、ブータン人の幸福度の考え方を導入することは容易なことなのです。
我々一人ひとりは、政治状況がどのようになっても個人として強くなければなりません。政治とはほとんど関係なく幸せになるのです。その為にはもう少し書く事があります。続編で補足したいと思います。
それはそれとして、今日こそ強く皆様のご健康と幸せをお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
写真の出典は、「秘境ブータンの思い出」http://www.geocities.jp/ikokunotabinikki/bhutan/index.htm からです。
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