今日もお暑いですね。
鎌田則雄氏の「山稜への誘い」というHPを今日もまた見て、涼しい山々を想像しています。(http://www.ne.jp/asahi/photo/kamada/kita-mt.htm)をご覧ください。
兎に角凄いHPです。鎌田則雄氏は日本山岳写真協会の会員で、昔風のフイルム写真機とデジカメの両方を駆使しています。
そこで今日は高山植物の花々の写真をお送りします。
今日もお暑いですね。
鎌田則雄氏の「山稜への誘い」というHPを今日もまた見て、涼しい山々を想像しています。(http://www.ne.jp/asahi/photo/kamada/kita-mt.htm)をご覧ください。
兎に角凄いHPです。鎌田則雄氏は日本山岳写真協会の会員で、昔風のフイルム写真機とデジカメの両方を駆使しています。
そこで今日は高山植物の花々の写真をお送りします。
私は度々、東京の電車の中で黒人を見ました。周囲の日本人が好奇心をまじえた蔑むような冷たい視線を時々送ります。ある時は黒人を怖がって、顔色を変えてあからさまに離れて行く和服の中年女を見たことがあります。黒人が気が付かないように静かに座っています。でもその心の中をご想像下さい。
私は合わせて4年間ほどアメリカに住んでいましたが、そこではこのようにあからさまな差別を見たことがありません。
アメリカでは黒人が人口の12%位居るので、人々は黒人に慣れているのです。吃驚したり怖がったりしません。日本人は慣れていません。突然、電車の中で会って動顚し、怖がっているのです。それは悲しい光景です。
この日本人の黒人差別を無くすための方法は2つです。一つは全ての黒人をまず尊敬することです。尊敬の眼差しで見れば黒人の心が傷つきません。
もう一つは短く挨拶するか、会釈を送ることです。
アメリカの公共の場所ではよく黒人に会います。路上だったら、ハイ!と声をかけます。バスやタクシーの運転手には黒人が多いのですが、乗る時、サンキューと言います。
エレベーターの中で黒人に会ったら、ハイ!とかハローと声をかけます。
それだけで良いのです。相手を人間として尊敬している気持ちさえあれば良いのです。
それは訓練によって身につきます。下にある黒人の写真をジイーッと眺めて、ハローと声を出して、ニッコリする訓練をすることです。
上の写真の出典は、http://prcm.jp/album/helena/pic/19830402 です。
左の写真の出典は、http://matome.naver.jp/odai/2135407089530178101/2135409213233512603で右の写真の出典は、http://matome.naver.jp/odai/2135407089530178101/2136738352048520203 です。
ここで黒人を尊敬の眼差しで見れば強盗に遭わないというエピソードをご紹介しましょう。
それは1975年頃のニューヨークでした。ホテルの隣の部屋に大会社から出張で来た日本人が泊まっていました。その人と偶然夕食を一緒にしました。
そうしたら彼はこのホテルの近所で黒人の強盗に3回も遭って、毎回30ドルとられたと言うのです。
会社を出発するとき、「街を歩く場合は30ドルを胸のポケットに入れて置き、黒人の強盗が来たら抵抗せずにその30ドルを上げなさい」 と言われたそうです。
言われた通り、抵抗しなかったので怪我はなかったそうです。そして、「黒人はこわいですねえ」と心底怖そうにするのです。
私は近所を何度も歩きましたが、強盗に遭いません。黒人が多い所なので、何人もの大きな黒人に会います。会えば、尊敬しているよと日本語で言って、ハイ!と挨拶します。すると彼らは強盗をしません。彼等を怖がったり、蔑む目で見ると強盗に早変わりするのです。
もう一つのエピソードをご紹介いたします。
それは1990年のオハイオ州コロンバス市での体験でした。
その町にはインディアン語の川の名前でサイオート川とオレンタンジー川という2つの川が流れていて、その川岸の緑地帯は公園になっています。週末になると家族連れでバーベキューを楽しんでいます。
独りで散歩していたら、黒人と白人が一緒になってバーベキューをしてるグループが3つ、4つとあるのです。そしてあるグループの傍を通ったら、一緒にビールを飲んで行けと誘われました。まあ、一杯ぐらい頂こうと、そのグループに混じりました。
一杯が二杯になり三杯になります。いろいろ聞いて見ると彼らは黒人差別撤廃の為にボランティア活動として毎週一緒にバーベキューをしているのです。
住んでいる地区は別々ですが、一緒に楽しんでいるそうです。
こんな混合パーティは他でも見ました。エリー湖の傍のサンダスキーという街で若い黒人と白人が一緒にダンスパーティーをしているのを見たことがあります。その時も一緒にと誘われたのですがダンスは苦手なので、勘弁してもらいました。
このようにアメリカでは白人も黒人も、両方が努力して一緒に楽しく過ごす訓練をしているのです。実地訓練を重ねているのです。
その光景はキング牧師の夢だったのです。「黒人も白人も一緒のテーブルにつき食事を楽しむ日が来る!」と夢見ながらキング牧師は暗殺者の銃弾に倒れたのです。
日本人がアメリカに観光旅行に行ったら、このような白人と黒人の両方が努力している様子を見逃さないで貰いたいのです。
彼等、双方の悲しみと歓びを見逃さないで下さい。そうすれば日本人も、黒人を差別して、蔑すむことが少なくなると思います。そのように私は信じています。
それはそれとして、
今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)