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おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

虫が知らせる(今日の日めくり)

2010-09-26 21:02:22 | つぶやき
 今日の我が家の日めくり。「虫が知らせる」=何となくよくないことの予感がする。
 「虫の知らせ(があった)」も同じような意味での用い方。
 日めくりの言葉としては、起きがけのトイレでめくってみたとたん、ちょっと引いてしまいました。何か今日はあるのでは・・・。
 この「虫」って一体どんな虫?

「虫がいい」=自分の都合だけを考えて他を顧みない。身勝手である。
「虫が納まる」=癇癪がおさまる。腹立ちが直る。
「虫が好かない」=何となく気にくわない。
「虫が付く」=②娘に好ましくない男ができる。
「虫の居所が悪い」=ふだんは気にしないようなわずかな物事が気に障り、怒りっぽい状態にある。
「虫も殺さぬ」=きわめて穏和なさま。
「虫を殺す」=癇癪を押さえてがまんする。
 以上、「広辞苑」での派生語とその意味。
 また、「広辞苑」では、
「虫」=潜在する意識。ある考えや感情を起こすもとになるもの。古くは心の中に考えや感情を引き起こす虫がいると考えていた。
とある。心の中というあいまいなものよりも「体内」。時には大腸や小腸、胃などの消化器官の中に巣くっていたり、どきどきする働きなども想定すると心臓など循環器系にもいそうだし、脳などにも居着いているような・・・。
 かの「Wikipedia」では、次のように解説。

「蟲(虫)」=おもに体内に居ると信じられた架空の生物の意味で用いるもの。
「虫の知らせ」
 体内にいる「蟲」が、通常では知り得ないようなことや、遠方で起こる事件を予言してくれたように感じること。
「虫が(の)いい」
 体内で「蟲」が快適に居ること、転じて社会を「体」・自分を「蟲」に例えて、自分にとっての好環境を他者に対して押し付け前面に押し出すこと。
「虫の居所が悪い」
 体内にいる「蟲」の居場所が落ち着かないと、その人の機嫌も悪くなると信じられていたことから。
「虫が(の)好かない」
 体内で善悪好嫌を判断している「蟲」が嫌っていることから、本人も嫌悪感を抱くこと。
「獅子身中の虫」
 体内の「蟲」が反旗を翻して体全体に悪影響を及ぼすこと。外から見れば絶対強者であるはずの獅子であっても、自分の体内の「蟲」が意にかなわなければ危ういとの例示。
「腹の虫」
感情/空腹の「蟲」。「腹の虫が治まらない」は、体内にいる「蟲」の不満が激しくて制御しきれず、ひいてはその人も不満となることを指す。

 我らが体内には「虫」がいるようだ。我が体にいい意味で巣くっているものでないことはたしかですが。腸内にいた実体としての寄生虫とは限らないのも、当然。
 ネットで調べると、「虫の知らせ」にからんで、実に様々な予感の話が出ている。肉親の死、事件・事故・・・、結果論が多いような気がします。その多くは、夢のかたちで働きかけてくるようですが。
 ところで、引例の「虫が付く」=②娘に好ましくない男ができる。の「虫」は体外の悪い「虫」でしょうか。それとも体内の虫が害虫をおびき寄せる働きをするのでしょうか。どうもそのように解釈した方が当てはまっているような・・・。
 さて、日めくり。今日はどのような「虫の知らせ」があったことやら。
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