このあいだ、60代の半ばにさしかかった連中と久々に会いました。中学校のクラス会というわけです。卒業してあしかけ半世紀。もう皆、すっかりおばあさん、おじいさんになっていて、いつしか一人欠け、二人欠けと寂しくなってはきましたが、何とか毎年続いているというのも、実に驚異です。
もう自分も連れ合いも、ほとんどリタイアして、悠々自適? 孫の世話とお出かけ(中には海外旅行を趣味にしている者も)、ゴルフに、釣り、近所の子供達の野球の面倒と、中には独身「貴族」もいたり、まだ子供が独り立ちしていなくて、大変な者もいますが、集まれば、けっこう和気藹々の会。
昔ほど大酒を飲むわけでもなく、カラオケではしゃぐわけでもなく、いったい何の為に集まっているのかも次第に曖昧に、言ってみれば慣習という名の年中行事? それがかえって気を遣わずにいいのですね。
夫婦仲のいい方達が多くて、特に女性陣はそのようです。話題も健康問題から老後の問題、あっちいきこっちいき、てんでに勝手に会話している、のも、またよし。
つい話がずれて、亭主や女房との話になっていきます。
たわないことですが、同じ缶コーヒーを飲むとか、同じ飲み物を同じストローで飲んでも平気とか、お菓子でもパンでも、相手の口をつけたものをもらっても平気とか・・・。ついには、「キス」・スキンシップをいまだに当たり前にしているとか、こうなると、どういうわけか女性陣は元気溌剌になってきます。声も大きくなって周囲に同意を求めてくる・・・。男性陣は次第に、無言になって・・・。まだまだ女性陣は、現役でした。
ところで、「間接キス」っていうのは、どこまでが許される範囲なのでしょうかね。そして、キスはたしかに奥が深い!
この本、文化人類学、動物生態学、進化生物学、細菌学、脳神経学、生理学、・・・等を駆使して、キスの本体を解明しようという試み。
最初のふれ合いから男女のキス観の違い(それほどあるとは思えませんが)、キスとホルモンの関係、バイキン(互いのバクテリア)がうじゃうじゃ行き交う関係。二人の関係がどう深まり(決定的になる。離れてしまう)かなど、けっこう読みものとしては面白い構成になっています。人類がどうして「赤」に引きつけられていったかなど・・・。
恋愛指南書にもなっているのが、ご愛敬です。まだまだ人生、心豊かにしつつ、簡単に見捨てちゃいけませんね、と得心。男性陣に奮起あれと、ともども決意を新たにしたのですな。
今年の暮れには、同じメンバーで忘年会をやる予定。こうして、「年」を忘れてしまいそう・・・。いや、その前に、今年の夏こそ、三崎までマグロを食いに行くぞ! と密かに思うのでした。
もう自分も連れ合いも、ほとんどリタイアして、悠々自適? 孫の世話とお出かけ(中には海外旅行を趣味にしている者も)、ゴルフに、釣り、近所の子供達の野球の面倒と、中には独身「貴族」もいたり、まだ子供が独り立ちしていなくて、大変な者もいますが、集まれば、けっこう和気藹々の会。
昔ほど大酒を飲むわけでもなく、カラオケではしゃぐわけでもなく、いったい何の為に集まっているのかも次第に曖昧に、言ってみれば慣習という名の年中行事? それがかえって気を遣わずにいいのですね。
夫婦仲のいい方達が多くて、特に女性陣はそのようです。話題も健康問題から老後の問題、あっちいきこっちいき、てんでに勝手に会話している、のも、またよし。
つい話がずれて、亭主や女房との話になっていきます。
たわないことですが、同じ缶コーヒーを飲むとか、同じ飲み物を同じストローで飲んでも平気とか、お菓子でもパンでも、相手の口をつけたものをもらっても平気とか・・・。ついには、「キス」・スキンシップをいまだに当たり前にしているとか、こうなると、どういうわけか女性陣は元気溌剌になってきます。声も大きくなって周囲に同意を求めてくる・・・。男性陣は次第に、無言になって・・・。まだまだ女性陣は、現役でした。
ところで、「間接キス」っていうのは、どこまでが許される範囲なのでしょうかね。そして、キスはたしかに奥が深い!
この本、文化人類学、動物生態学、進化生物学、細菌学、脳神経学、生理学、・・・等を駆使して、キスの本体を解明しようという試み。
最初のふれ合いから男女のキス観の違い(それほどあるとは思えませんが)、キスとホルモンの関係、バイキン(互いのバクテリア)がうじゃうじゃ行き交う関係。二人の関係がどう深まり(決定的になる。離れてしまう)かなど、けっこう読みものとしては面白い構成になっています。人類がどうして「赤」に引きつけられていったかなど・・・。
恋愛指南書にもなっているのが、ご愛敬です。まだまだ人生、心豊かにしつつ、簡単に見捨てちゃいけませんね、と得心。男性陣に奮起あれと、ともども決意を新たにしたのですな。
今年の暮れには、同じメンバーで忘年会をやる予定。こうして、「年」を忘れてしまいそう・・・。いや、その前に、今年の夏こそ、三崎までマグロを食いに行くぞ! と密かに思うのでした。