おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

宇都宮線「白岡駅」~「蓮田駅」。その1。(「元荒川」をゆく。リタイヤ編)

2024-07-26 18:34:20 | 元荒川

7月19日(金)。曇りのち晴れ。朝はまだ日差しも強くなく、歩き始めました。

「八幡橋」方向。

             

かなり蒸し暑いですが、なんとか予定通り歩けそうかな? と       

「さくらロードガーデン」。

川べりも歩けそうです。

左手に解説板があります。

                        「茅野(かやの)の渡し」。

現在の元荒川は、河川改修や西地区の区画整理などにより、かつての自然や地形などの面影は少なくなりました。この元荒川の白岡・篠津には二カ所の渡し場がありました。この付近は「茅野の渡し」があり、下流の八幡橋付近には「八幡の渡し」がありました。茅野の渡しは、町内の篠津地区と蓮田市貝塚地区を結ぶものです。この渡し場の瀬は蓮田側がきゅうに深くなっていて篠津側は浅くなっていました。舟は対岸には直接着くことができましたが、篠津側は砂の上を少し歩いてから岸に上がりました

渡しは対岸の二軒の家で交替に行われ、舟はそれぞれが持っていました。当番が向こう側の時には手を叩いたりして合図し、向こうから舟を持ってきてもらいました。大正初期で一銭だったといいます。この渡し場は下流に大正一二年五月に八幡橋が架橋されると次第に利用者は無くなりました。

なお、当地で船頭を行っていた杉崎家には「円空仏」が伝わっており、これは渡船の渡し賃として円空からいただいたものだと伝えられています。

対岸(蓮田市側)を望む。

この付近の今昔。

                                                                

(1880年代)渡し場がある。白岡側は砂地。        (現在)白岡側は住宅地。上は「星川」。

右手から「星川」が合流。

              

元荒川上流へ行くには、星川沿いを迂回します。

元荒川の下流を望む。

コスモスが咲き始めています。

※星川は熊谷市上川上を起点とし、白岡市西で元荒川と合流する延長約34km、流域面積約45平方kmの利根川水系の1級河川である。起点から小見(行田市)までを上星川といい、小見から上大崎(久喜市)の16間堤までを見沼代用水といい、16間堤から元荒川合流点までを下星川という。見沼代用水が伊澤弥惣兵衛為永によって半年間の短い工期で完成できた理由の一つはこの星川を利用したことであると言われている。


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