「谷中湖」を横断する中央橋を歩きます。
「西橋」。日光連山。
「渡良瀬貯水池」。
左右に水面が広がります。
橋の方向を振り返る。
中央奥は、「谷田川第一排水機場」。
快晴ですが、強風にあおれる。樹木もこんなようす。
「中の島」。そのまま東に進みます。
「イノシシ出没注意」の看板。
・近づかない ・刺激しない ・出会ったら静かに離れましょう ・うり坊の側には親が必ずいます
イノシシの子ども時代をうり坊と呼びます。たまらなく愛嬌があり可愛らしい姿なので、キャラクターなどでも使用されることがありますし、ぬいぐるみでもよく見かけますよね。
地方、地域などによっては、うり坊のことを「うりっこ」「うりんこ」などとも呼んでいます。いずれの呼び方もかわいらしい響きです。
「うり坊」と「イノシシ」、同じ動物なのに全く呼び名が違うのは不思議ですよね。イノシシの子どもは、なぜ「うり坊」と呼ばれるのでしょうか?
その理由は、うり坊の体の縞(しま)模様にあります。縞々模様が「縞瓜」によく似ていることから、「うり坊」と呼ばれるようになりました。うり坊を上からみたときの体型も、瓜を連想させます。
この縞々は、外的から身を守るための保護色。イノシシの子どもが生まれる春頃、森の木洩れ日の下で背景に溶け込みやすい柄です。大人になると模様は完全に消え、全身くすんだ黒や茶色の毛になります。
野生下だと子どものころは敵が多く、一度に3~5頭ほど生まれても1年生き残ることができるのはその半分ほどといわれています。
うり坊と呼ばれる期間は、だいたい生まれてから4カ月ほど。授乳期が終わるころには、可愛いうり坊も大人のイノシシの姿になります。
半年もたつと模様が消え、見た目は立派なイノシシです。しかし、完全に大人というわけではなく、子どもが作れるようになるまでには1年半ほど、完全に成獣になるまでには5年ほどかかります。
ちなみに、うり坊時代の体重は、ほぼ子犬と同じぐらい。だいたい5kg前後ですが、イノシシになると、70kg以上にまで成長します。個体によっては100kgを超えることもあるのだとか。大きな体ですが、走ったりジャンプしたりするのも得意と意外と身軽です。
とても可愛らしい姿のうり坊ですが、大きくなると迫力ある姿に成長します。あの姿は、小さな間の数カ月間しかみることのできないからこそ、より愛おしく感じるのかもしれませんね。
(この項、「Chiik!」HPより)
※この後、旧谷中村跡で出くわします。
「東橋」。
日光連山。
遠くに見えるのは赤城山。
右手の湖面(南ブロック)。
対岸は「越流堤」。
洪水時には越流堤より調節池内へ水が流れ込み下流に流れる水の量を減らす。
来た道を振り返る。
東端の案内図。湖の中央を西から東に渡ったわけです。
「東谷中橋」付近。
一面、ヨシの原。
右手奥に現在の渡良瀬川が流れている。
この先、谷中湖の東側に沿って、北上します。
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