まんなか湿地。この辺が、中間地点。流れは、「浦の川」
奥に、ハンゲショウの群落。
行く手が開けてきます。
オギ、ヨシなどが密集。
来た道を振り返る。
何という花でしょうか? 小さな赤い紅色の花がたくさん。
イトトンボ(○)。「ベニイトトンボ」?
枝に絡まる蔓性の植物。
木道の両側にハンゲショウ。
湿地帯が続く。
ガマの穂。
ガマとは池や沼などに見られる比較的大型のガマ科ガマ属の多年草です。類似した種類にはヒメガマやコガマなどがあり、主に葉や穂の大きさなどから見分けることができます。
ガマの最も特徴的な点はその穂にあります。ガマの穂はソーセージまたはフランクフルトに似ていることから、池にこんなものが!?と驚かれる方も少なくありません。実はそのソーセージの部分は雌花の花穂の集まりで、れっきとした花なのです!秋になり綿毛(種子)ができたころになると、穂からもこもこと綿毛が出てくる様子も楽しめます。触ると湧き出てきます(公園のものは取らないようにお願いします。近所にあったらぜひ触ってみてください)。
ガマは古来から大活躍!
古事記の因幡の白兎にて火傷したウサギはガマの穂(花粉)で傷を治したように、古くは薬草のような使われ方をしたりしていました。また、着火剤に使われたり、蚊取り線香のようなものとしても使われていました。さらに、蒲鉾(かまぼこ)の名前の由来はガマの穂に似ているためだとも言われています。
一見するとヘンテコな穂をつける植物ですが、実は昔はとっても活躍していて、面白い話が多い植物です。ぜひ、当園でご覧になってくださいね。
(この項「北総花の丘公園」HPより)
久々に見ました。
蛇足ですが。
日本最古の歴史書とされる『古事記』(712年)の中の「因幡の白兎」の挿話で登場することでも有名である。『古事記』の「因幡の白兎」の説話では、毛をむしり取られた兎に、大穴牟遅神(大国主命)が蒲黄を取って敷き散らし、その上に転がるよう教える。また、「因幡の白兎」が包まれたのは、ガマの穂綿だという説もある。
「蒲の穂」はかまぼこ(蒲鉾)の語源である。昔のかまぼこは板に盛られた現在の形とは異なり、細い竹にすり身を付けて焼いた食べ物を指していた。これは現在のちくわにあたる。ちくわと蒲の穂は色と形が似ていて、矛のように見えるガマの穂先は「がまほこ」と言われている。蒲焼きも、昔はウナギを開かずに、筒切りにして棒に差して焼いていたので、その形がガマの穂に似ていたことから「蒲」の字が当てられている。
布団も元来は「蒲団」と書き、江戸時代以前に、スポンジ状の繊維質が入った丈夫で柔らかなガマの葉を使って、円く編んで平らな敷物をつくった。
花言葉は、従順、素直、慌て者、無差別、救護、慈愛、予言など多数ある。
(この項、「Wikipedia」より)
というわけです。
「ガマの穂大爆発」映像を紹介。昔、こんなことをした記憶があります。
(「youtube」より)
ただし、耳や鼻に入ったらオオゴトになります。やるなら、身体から離して!
ホタル。
ゲンジボタル:5月中旬から6月中旬までまんなか湿地からえのきテラスまで川沿いで見られる。
ヘイケボタル:6月上旬から7月下旬までやなぎテラスからえのきテラスまでの湿地に見られる。
「標高7.0m」(やなぎテラス)。
様々な湿地と湿地の植物。
・ヤナギ湿地 ・オギ・ヨシ湿地 ・ガマ湿地と池
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