「都鳥」ユリカモメ。
隅田川には都鳥がたくさん。そろそろ夏毛も生えてきて、まもなく北国に帰る季節。
もうすぐ見られなくなります。
近づいても逃げない。目と鼻の先に。
桜橋にて。
テラスにて。
隅田川夕景。
都鳥「ユリカモメ」といえば。「言問団子」の店先。
名にし負はゞばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
「都」という名を持っているのなら、さあ尋ねよう、都鳥よ。私が恋い慕う人は無事でいるのかいないのかと。
この歌は、『伊勢物語』の『東下り』にある歌で、主人公の「昔、男」(在原業平が想定されている)が、東国への旅の道中、隅田川で目にした鳥の名前を都鳥と聞いて詠んだ歌。
『古今和歌集』では、この歌の作者は在原業平とされている。
「隅田川」に架かる言問通り・「言問橋」。
こちらは「大横川(親水公園)」に架かる浅草通り・「業平橋」。
かつてはすぐ近くにある東武浅草線の駅名としてありましたが、今は、「とうきょうスカイツリー」駅となっています。
「業平」は、この付近の町名や小学校や公園名として、存在しています。
正岡子規の句碑。雪の日の隅田は青し都鳥
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