「外苑西通り」。
渋谷川の水源にあたる「新宿御苑」内の「上の池」に向かって行くなら「上り」になるはずですが、この道路はいくぶん下り坂になっています。
「渋谷川」はこの道路より少し東側を流れていたのではないかと思われます。「龍厳禅寺」の崖沿いに北上していた。さらに、現「都営霞ヶ丘アパート(団地)」の中を抜け、明治公園の西側をかすめ、そのまま新宿御苑方向に向かっていったのではないか、と。
この付近では新宿区と渋谷区の区界が「渋谷川」になっています。ただ、「都営霞ヶ丘アパート」はすべて新宿区に属していますが。
→が区界。右が新宿区、左が渋谷区。区界がかつての渋谷川の流れに沿って微妙に蛇行しています。
「観音橋」交差点。かつての渋谷川に架かっていた橋。
いったん戻って「霞ヶ丘アパート」団地内に行くと、微妙に屈折した路地があります。昭和20年台の航空写真を見ると、何となく水路のようなものが写っています。これがその跡であるかどうかは分かりませんが、明治公園内に入っていた水路とはつながりそうです。
なお、20年の「東京オリンピック開催」に伴っての、巨大で法外な「新国立競技場」建設に関連し、ここ「都営霞ヶ丘アパート」が取り壊しされることになりました。
その後、建設計画が白紙になっため、取り壊し計画は宙に浮くかと思いましたが、どうも先行きが危うくなっているようです。
ロンドン五輪メインスタジアムの約3倍、旧国立競技場の5.6倍もある超巨大な新国立競技場。
建設計画がゼロベースで見直されるのに伴い、すでに決定していた都営アパートの取り壊しが宙に浮くことになった。
民主党が新国立競技場問題できょう、文科省、内閣府、JSC(日本スポーツ振興センター)からヒアリングした。
都営霞ヶ丘アパートの取り壊しについて文科省の白間竜一郎スポーツ・青少年総括官は「(ゼロベース見直しにより)前提が変わっているので確認する」と答えた。取り壊しの見直しに含みを残した格好だ。
しかし文科省スポーツ青少年局は『田中龍作ジャーナル』の電話取材に「(都営アパートの取り壊しは)東京都の都市計画に基づくもの」と答えた。
文科省は良く言えば東京都に下駄を預けた。ありのままに言えば東京都に責任をなすりつけた。
東京都住宅整備課に聞くと「都市計画決定が変更になっていないので(住民に)移転をお願いしている」と答えた。取り壊しの方針に変わりはないということだ。
明治公園をはさんで旧国立競技場敷地の南隣に位置する都営霞ヶ丘アパートは、ザハ・ハディド氏デザインの超巨大施設が建設されるため、取り壊され住民は強制退去させられることになっている。
明治公園が新国立競技場の敷地に入るため、都営霞ヶ丘アパートのある場所にスライドしてくるからだ。(名称まで明治公園というのかは、未定)
しかし超巨大施設の建設計画は白紙撤回された。初期のデザインにあったカブトガニの尻尾はすでにない。明治公園を塞ぐ必要はなくなったのだ。都営霞ヶ丘アパートは理論上、残って当然になってきた。
アパートの住民は都から来年1月までに退去するよう言われている。400世帯のうちすでに260世帯が他の都営住宅などに引っ越した。現在、140世帯が残っている。
(以上、「」HPより)
いよいよ水源の「新宿御苑」が地図上に出てきました。
明治公園も国立競技場も大規模な取り壊し工事が進行中。暗渠化された「渋谷川」がどうなっているのかは知るよしもありません。
足元には小さな石碑。「明治公園」と。
国立競技場、北のはずれのところに残された「石塔」。?
JRのガードをくぐると「渋谷川」(暗渠)は、「創価国際友好会館」の敷地の中に入って行きます。
裏手に回ると、「新宿御苑」の鉄柵が。「下の池」から「渋谷川」として流れていくことになります。
「新宿御苑」千駄ヶ谷口から入園(入園料200円)して、流れのようすを観察することに。
渋谷川の水源にあたる「新宿御苑」内の「上の池」に向かって行くなら「上り」になるはずですが、この道路はいくぶん下り坂になっています。
「渋谷川」はこの道路より少し東側を流れていたのではないかと思われます。「龍厳禅寺」の崖沿いに北上していた。さらに、現「都営霞ヶ丘アパート(団地)」の中を抜け、明治公園の西側をかすめ、そのまま新宿御苑方向に向かっていったのではないか、と。
この付近では新宿区と渋谷区の区界が「渋谷川」になっています。ただ、「都営霞ヶ丘アパート」はすべて新宿区に属していますが。
→が区界。右が新宿区、左が渋谷区。区界がかつての渋谷川の流れに沿って微妙に蛇行しています。
「観音橋」交差点。かつての渋谷川に架かっていた橋。
いったん戻って「霞ヶ丘アパート」団地内に行くと、微妙に屈折した路地があります。昭和20年台の航空写真を見ると、何となく水路のようなものが写っています。これがその跡であるかどうかは分かりませんが、明治公園内に入っていた水路とはつながりそうです。
なお、20年の「東京オリンピック開催」に伴っての、巨大で法外な「新国立競技場」建設に関連し、ここ「都営霞ヶ丘アパート」が取り壊しされることになりました。
その後、建設計画が白紙になっため、取り壊し計画は宙に浮くかと思いましたが、どうも先行きが危うくなっているようです。
ロンドン五輪メインスタジアムの約3倍、旧国立競技場の5.6倍もある超巨大な新国立競技場。
建設計画がゼロベースで見直されるのに伴い、すでに決定していた都営アパートの取り壊しが宙に浮くことになった。
民主党が新国立競技場問題できょう、文科省、内閣府、JSC(日本スポーツ振興センター)からヒアリングした。
都営霞ヶ丘アパートの取り壊しについて文科省の白間竜一郎スポーツ・青少年総括官は「(ゼロベース見直しにより)前提が変わっているので確認する」と答えた。取り壊しの見直しに含みを残した格好だ。
しかし文科省スポーツ青少年局は『田中龍作ジャーナル』の電話取材に「(都営アパートの取り壊しは)東京都の都市計画に基づくもの」と答えた。
文科省は良く言えば東京都に下駄を預けた。ありのままに言えば東京都に責任をなすりつけた。
東京都住宅整備課に聞くと「都市計画決定が変更になっていないので(住民に)移転をお願いしている」と答えた。取り壊しの方針に変わりはないということだ。
明治公園をはさんで旧国立競技場敷地の南隣に位置する都営霞ヶ丘アパートは、ザハ・ハディド氏デザインの超巨大施設が建設されるため、取り壊され住民は強制退去させられることになっている。
明治公園が新国立競技場の敷地に入るため、都営霞ヶ丘アパートのある場所にスライドしてくるからだ。(名称まで明治公園というのかは、未定)
しかし超巨大施設の建設計画は白紙撤回された。初期のデザインにあったカブトガニの尻尾はすでにない。明治公園を塞ぐ必要はなくなったのだ。都営霞ヶ丘アパートは理論上、残って当然になってきた。
アパートの住民は都から来年1月までに退去するよう言われている。400世帯のうちすでに260世帯が他の都営住宅などに引っ越した。現在、140世帯が残っている。
(以上、「」HPより)
いよいよ水源の「新宿御苑」が地図上に出てきました。
明治公園も国立競技場も大規模な取り壊し工事が進行中。暗渠化された「渋谷川」がどうなっているのかは知るよしもありません。
足元には小さな石碑。「明治公園」と。
国立競技場、北のはずれのところに残された「石塔」。?
JRのガードをくぐると「渋谷川」(暗渠)は、「創価国際友好会館」の敷地の中に入って行きます。
裏手に回ると、「新宿御苑」の鉄柵が。「下の池」から「渋谷川」として流れていくことになります。
「新宿御苑」千駄ヶ谷口から入園(入園料200円)して、流れのようすを観察することに。
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