おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

足立区立郷土博物館。そして爆弾低気圧。

2013-01-14 19:12:53 | つぶやき
 12日(土)午後。第二、第三土曜日は入館料無料。ということで、今回は館内に(もともと大人200円ですが)。東京東北部(足立)地域の歴史をはじめ、農業、地場産業などの変遷をたどる展示。隅田川・千住地域は宿場町・商業地域として賑わっていた。その千住は荒川の西側。明治末から大正にかけての荒川放水路の開削によって、大河を挟んで足立区は分断された形になっているが、荒川以東の方が地域は圧倒的な広さ。
 一方で、郷土博物館のある地域、昭和40年代前半まではまったくの農村地帯。急激な都市化、宅地化などの土地開発によってその面影はなくなっている。そうした発展段階の違いから、それぞれ風土も歴史も異なっている。
 残念だが、現在まで残されている歴史的な文物(有形無形を問わず)は、千住地区が中心。ここでの展示もそうした傾向がありそう(ちょっと館内を一周しただけの感想だが)。
 それでも、戦後の、平屋で二軒合わせの都営住宅(東武「五反野」駅辺りにもありました)の復活展示は、間取りや家財道具など懐かしい。また、写真だが「千住のお化け煙突」。さらに、かつての農村風景。肥だめなど子どもの頃、友達が落っこちて大変だったことなど思い出す。
 戦争期の高射砲陣地の地図や爆弾、なかでも、撃墜し死亡したB29の搭乗員の慰霊碑(の写真。道路拡張工事のため撤去されて現存しない)は興味深い。・・・
 常設の展示スペースはそれほど大きくないが、奥に「資料室」があり、郷土史に関する書籍や地図、写真集ながあってゆっくりと閲覧できるのは、ありがたい。所蔵品の「浮世絵―もとの松方三郎コレクションを中心に約1060点」、「地口絵紙コレクション」などの資料の閲覧もできるようだ。
 ボランティア(?)で解説する方々も配置されていて、質問したり、語り合いながら往時を懐かしむ方にはいいだろう。じっくり見て回るときに、ちょっと煩わしい印象も。館内はもちろん写真撮影は禁止。以下は、外の写真紹介の続き。
特別展示として「古文書展」。 
「蛇橋」。綾瀬川に架かっていた橋。
花畑地域にあったもの。
足立区内は農業用水が縦横に流れていた。取水は葛西用水、綾瀬川。さらに中川。取水口(堰)の建造物が取り壊され、保存されている。「圦(いり)」という漢字が目につく。
「圦」《「圦樋(いりひ)」の略》土手の下に樋(とい)を埋め、水の出入りを調節する場所。水門。樋口(ひぐち)。樋(ひ)の口。(「デジタル大辞泉」より)
石臼。いくつか置かれている。
そのうちの一つ。

 そして、今日14日、成人の日。午後になって、予想以上の大雪。車で出かけて帰りには難渋した。「爆弾低気圧」」とか。命名も実態も何だか殺気だっていて雪景色を楽しむゆとりなどなし。
あっという間の積もりよう。往路は雨。所用を済ませた1時間後、いきなり大雪。みるみるうちに積もった。
5㎝以上?
まだまだ降り続くようす。風も強くなってきた。これで、明朝晴れたら、道路は凍結?
 それでも、孫達は雪遊びに夢中だとか、連絡あるも、動く気なし。

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