おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

自民党に屈服した野田政権はとことん断罪すべし、それが当選への道、というのが小沢的立場。

2012-06-28 21:13:01 | つぶやき
輿石氏、造反者の除籍に慎重…対応一任確認へ(読売新聞) - goo ニュース
 にっくき自民党を完膚無きまで潰すことが、小沢さんの政治家としての行動の原点。
 今回の消費増税。自・公に100%「民主党の魂」まですっかり売ってしまった野田首相と執行部を絶対に許すわけにはいかない。選挙になったらボロ負けするのは、必至なのに。
 小沢グループの面々、選挙資金の調達・面倒からどぶ板選挙戦術まで、大勢の秘書を動かしてノウハウを伝授して当選させた連中の行く末を思うと、いよいよ野田が憎い、許せない! 野田と海江田との党首選。勝ってさえいればこうはならなかったはず、と。
 被告の身であるが故に、党首選にも出られず、党員資格も剥奪され・・・それもこれも、無実の俺を何としても被告の座に座らせて政治家として失脚させる、そういう国家権力の陰謀に乗った輩がいるからだ、と。
 たしかその時の党首選。菅さんの唐突な消費増税による参院選に大敗北したものの、野田さんは、菅さんの路線を受け、消費増税の旗を掲げて選挙戦に臨んだ。野田さんを選んだ時に、すでに民主党内の勝負はついていたのだったが、そんな話は、全く納得できない話。
 せめて、俺の息の掛った、従順でかわいい連中だけは、何とか次期総選挙で残ってほしい、と。そのためには「反増税」「脱原発」なら国民受けするはず、当選さえすれば、またその先は・・・。
 ちょっと待って。自由党党首時代は、自公両党と連立を組んで、まもなく解消。民主党党首の時には、自民党の福田さんに民・自大連合を持ちかけ、党内の大反発で立ち消え。そもそも増税では、細川内閣で突如福祉税(それも7%というもの)をぶち上げて、細川内閣を瓦解させた(細川さん自身の政治献金問題もあって)。
 頭の中は、常に自らの思惑通りに事を動かす(小沢さん的には、国を動かす)、それには、手駒の数と政治資金の多さが、決め手。およそ政治理念などとはほど遠い政治的駆け引きを政治(生命)力と捉えている御仁(他の政治家も持ち合わせてはいないが)。考えてみたら、この方、自ら選んでの常に「少数派」でしかなかった。
 一理ないわけではないが、今もまた小沢的「心」に振り回される、日本の政治の貧困さよ。これは、けっして民主党だけのことではない。他の政治家も、マスコミも、国民も、・・・。世論調査では、シビアな傾向(小沢NO!)は出たようだが、果たしてどう打って出るか?

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