おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その6。小谷(こや)橋。砂山橋。筑波橋。遠所(えんじょ)橋。水鳥橋。高砂橋。(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-12 20:04:38 | 元荒川

「小谷(こや)橋」。                 

   古いレールを利用した、1932(昭和7)年竣工の3連アーチ橋。

以前の古い親柱が残されています。

この付近は、改修前は大きな蛇行があった場所。流れを直線化したときに架けられた橋。残った蛇行部は現在『水辺公園』になっている。

下流を望む。

続いて「砂山橋」。この橋は四隅の彫刻が四季を表現しています。

※春夏秋冬、すべて産地の異なる御影石を使用。

 

               《春》「なまずうごく」

《夏》「かたつむりひかる」 

《秋》「つばめかえる」

《冬》「さるみてる」。 

上流を望む。

カルガモの群れ。

「筑波橋」。 

「筑波橋」の欄干には十二支の動物やかわいい小人の彫刻があります。

両岸には約500本のソメイヨシノの木が約2.5kmに渡って続く。

次が遠所(えんじょ)橋。

支流の前谷落合流部に架かる「水鳥橋」。

                   四阿があり、川の流れを眺めながらひと休み。

「前谷落」。

元荒川の流れ。

この付近の古地図のプレートが埋め込まれいる。

その次は「高砂橋」。

親柱は4つとも灯籠をイメージしています。そのひとつには和歌が刻まれていました。

        高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 たたずもあらなむ

遠い高山の山頂に桜が咲いているなあ。里山から春の霞がたたないでほしいものだ。美しい桜がかすんでしまわないように。

※百人一首73番・大江匡房 作

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高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その5。川面(かわづら)橋。三ツ木橋。コウノトリ。三ツ木堰。アサヒ橋。五つ目の元荒川橋。(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-11 20:31:48 | 元荒川

草刈りが終えた土手を歩きます。「川面橋」から上流を目指す。

けっこうきれいに刈られ、歩きやすい。 

   田んぼと工場と。 

ところが、途中から道がなくなった! 

                      ずり落ちたらそのまま川に転落の危機!       

掴まれそうな木も無く、振り返る。

・・・しかし、よく草刈りの作業をしたものです。あるいはしてないのか? 雨でも降ってきたら、大ごとでした。

わずかな距離でしたが、なんとか脱出。

この道を歩けばよかった、と。

国道17号線・「三ツ木橋」のたもとに出て、信号にある交差点まで迂回します。

下流方向を振り返る。

川沿いに歩くのはやめて、普通の道を歩くことに。

大きく羽を広げたコウノトリ。

向かい側には、

            民宿「コウノトリの里の宿」。

鴻巣市のマンホール。

               中央に新市章、周りに市花パンジーを描いてある。

そのまま直線の道を歩き、高崎線の線路にぶつかるところで右折し、元荒川に。

「三ツ木堰」。

         

下流方向。

上流方向。

左は、高崎線。右方向に「吹上駅」。

「三ツ木堰橋」。

橋を渡り、左岸の道を歩きます。

かつての堰跡。

右手は「埼玉県消防学校」。

先に見える橋は「アサヒ橋」。

               「アサヒ橋」(人道橋)。

かつて、両岸に「アサヒゴム(現パーカーアサヒ株式会社)」の工場. があり、工場間を結ぶ橋として架けられた。

※現在、右岸は「富士電機エフテック(株) 本社」となり、左岸は「フジモール吹上」という大きなショピングモールになっている。

国道17号線旧道(現「県道307号」)・「元荒川橋」歩道橋。

「元荒川橋」と名付けられた橋は全部で5つありますが、その最上流にある橋。

この付近の流れは大きく右手にカーブしていました。改修してほぼ直線化しました。

この付近の今昔。

                      (現在)痕跡が残っている。

                     (1880年代)下流にも大きなカーブが。

この先、それぞれ特徴のある橋が続きます。

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高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その4。川面(かわづら)水門。伏越(ふせごし)。元荒川橋。川面橋。(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-10 16:38:57 | 元荒川

「武蔵水路」。

         「川面(かわづら)水門」。

【川面水門の役割】

川面水門は、大雨で元荒川の水位が上がったときに、元荒川の増水の一部を武蔵水路に流すことにより、元荒川流域の浸水被害の軽減を図ります。

【水門操作】

集中豪雨によりかせんのぞうすいや市街地の冠水が想定されるとき、釜づら水門から武蔵水路に取り込む操作を行います。

「武蔵水路」は元荒川を「伏越(ふせごし)」(逆サイホンの原理)で交差します。その真上に立って、

利根川方向を眺める。

荒川方向。

「元荒川」下流方向。

元荒川に架かる「元荒川橋」を渡り、左折します。

右に武蔵水路。利根川側。

元荒川橋のすぐ上流で、「忍川(おしかわ)」が合流します。※「Googleマップ」では「新忍川」と表示されている。

              右の水路が「忍川」。

埼玉県北部を流れる利根川水系中川支流である元荒川の支流に当たる一級河川

国道17号の手前の平戸橋からが一級河川忍川の区間となり、橋の袂にはそれを示す標石がある。熊谷市戸出の不動堂堰で荒川左岸幹線導水路が右岸に分かれ忍川単独区間になる。行田市市街地の西までほぼ真東に流れる。行田市市街地を巻くように大きくカーブし、秩父鉄道埼玉県道128号を潜って東南へ転じる。行田市市街地を抜けるとほぼ真南へ流れ、すぐ東側を武蔵水路が並行する。武蔵水路と最も近接する野合橋下流左岸に佐間水門があり、増水時には忍川の一部が武蔵水路に放流される。鴻巣市に入り、武蔵水路が元荒川を伏せ越す地点のすぐ上流で、元荒川左岸に合流する。

※「忍(おし)」と名付けられた城に「忍城」がある。行田市内を流れる「忍川」の近くにあったお城。

埼玉県行田市武蔵国埼玉郡忍)にあった日本の城埼玉県指定旧跡

室町時代中期の文明年間に成田氏によって築城されたと伝えられており、北を利根川、南を荒川に挟まれた扇状地に点在する広大な沼地自然堤防を生かした構造となっている。数度の城攻めを受けて、一度も落城しなかった要害堅固な城として知られる。戦国時代には関東七名城の一つ1590年(天正18年)に豊臣秀吉小田原征伐に伴い発生した攻城戦の際、豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城または亀城と称された

少し迂回し、忍川に架かる橋を渡り、元荒川に出ます。

「新屋敷橋」。

             

元荒川との合流方向。

住宅地を通り、元荒川に架かる「川面橋」へ。下流方向。

この先、左岸の土手を歩くことにします。が、途中から大変なことに。

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高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その3。パンジー・なでしこ・はぼたん。さきたま緑道。武蔵水路(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-09 13:58:55 | 元荒川

「武蔵水路」に向かう通りにも、花卉栽培農家が並んでいます。

ハウスの中にズラリ。

         パンジー。

別のところでは、

                        なでしこ(撫子)。

葉ぼたん(牡丹)。新春に向けての花々。

畑の向こうに林は、

                 「さきたま緑道」。「武蔵水路」に沿ってあるようです。 

※「さきたま緑道」:JR北鴻巣駅前の鴻巣市赤見台近隣公園から、武蔵水路に沿って、さきたま古墳公園に至る全長4.5Km、幅員25mの遊歩道と自転車道のある緑道。

さきたま緑道は、赤見台(鴻巣市)と古墳公園(行田市)間に伸びる片道4.1kmの遊歩道です。自転車と歩行者の2レーンにしっかり分かれており、車道からも隔離されていて安心です。走りやすそう♪と思ったのもつかの間、これがけっこうクセものでした(あくまでも個人の感想ですが...)。道はほぼ直線で迷うことはありませんが、この2種類の平行するレーンが途中で左右何度も入れ替わるのです。一応、歩行者側を走り始めたのですが、歩行者側は石畳になっていて、少々走りにくい印象でした。ほぼ平らな石畳もあれば、風情があってごつごつした石畳は特に不安定なので、けがに注意したいところです。ソールの厚い、しっかりした靴がおすすめです。緑道を利用するのはウォーキングの人が多く(9割くらい)、ランの人もときどき見かけました(パンジーマラソンに出るのかなーと勝手に仲間意識を抱いたり)。利用者は鴻巣側と行田側の両方からやってくるので、みなさん気持ちよく譲り合って、それぞれのリズムでウォーキングやランを楽しんでいました。

(この項「」HPより)

右に元荒川に架かる「緑道さかい橋」があります。

古墳公園は橋を渡って進む。

上流方向。

下流方向。

※「さかい橋」は、鴻巣市と行田市の市境にあたることから。左岸側が行田市、右岸側が鴻巣市。

「さきたま緑道」。鴻巣方向。

「武蔵水路」。

            

武蔵水路は埼玉県行田市の利根大堰で利根川から取水された水を運び、鴻巣市で荒川に注ぐ全長14.5kmの水路です。
都市用水及び浄化用水として利根川の水を首都圏に運ぶことを目的として、昭和40年(1965年)3月に緊急通水、昭和42年(1967年)3月完成しました。

武蔵水路イラスト
※「利根川」と「荒川」との間に「元荒川」がある。
 
 

武蔵水路で送られてきた水は荒川を約30km下り、河口から約35kmの地点にある秋ヶ瀬取水堰で取水され東京都や埼玉県に送られています。

(この項「」HPより)

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高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その2。フラワー通り。ハウスが並ぶ・花卉栽培農家。(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-08 21:46:53 | 元荒川

「フラワー通り」。元荒川」の1本西側にある通り。

      

「花卉栽培農家」も以前より減ってしまったようです。

通りの西側は工業団地造成中。

通りの脇にも花が咲いています。

               

元荒川に近づいてみます。

             

「国道17号線・元荒川橋」。

     

                   対岸は、「行田市」。

大きな農家。

野菜類が植えてあります。  

  

ハウスの中からポツンと外を眺めていた老人と立ち話。「この辺りも、昔に比べてずいぶん少なくなっちゃたね。今は4軒しかなくなっちゃって。この通りにはずらりあったんだがね。」

しばらくよもやま話を。

              

通りの向こうにもハウスが並ぶ。

       

忙しく立ち働く従業員たち。

記念碑?

「フラワー通り」から右折し、

               「元荒川」と「武蔵水路」との交差地点(「伏越」)へ向かいます。

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立冬。11月7日(木)。東京地方・本格的な冬の訪れはいつ? 木枯らし1号。山茶花(さざんか)。水仙。お茶の花。七五三。

2024-11-07 21:00:17 | 二十四節気

以下の写真は、昨日・今日の様子ではありません。せめて写真で冬入りを感じさせましょうか。

隅田公園にて。

※墨田区側の「隅田公園」は、改修工事のため、立入禁止区域がある。

こんなふうに色づくのはいつになることでしょうか?

今日は「立冬」。「霜降」から数えて15日目頃。 

※ちなみに立冬の11月7日は、語呂合わせで「11(いい)7(な)べ=いい鍋の日」に制定されています。明日は、「11(いい)8(歯)の日」。また、ボジョレーヌーボー解禁日は毎年11月の第三木曜日と決められており、2024年は11月21日。

立冬とは、冬の始まりのこと。

立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬は、春夏秋冬の最初となります。この4つの日を「四立(しりゅう)」といいます。その四立の前日が「節分」。季節を分けるという意味。

朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃。木々の葉が落ち、木枯らし1号や初雪の便りも届き始める。初雪の知らせが聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、暖房・こたつなどの準備を始める時期。

この日から立春の前日までが暦の上では「冬」。

「暦の上では冬となりました」というように、まさに「暦の上」。

今年の暑さは尋常ではありません。つい最近まで、日中、まだ半袖のときもありました。去年の11月には百年ぶりの夏日を記録しました!

以前なら10月末にはカーペットを敷き始めていましたが、今年はまだまだ先? 

と思っていた東京地方。

今朝は、一番の寒い朝でした。昼間も一点の雲もない、すっきりした青空が広がりました。立冬らしく寒さ。

「木枯らし1号」も吹きました。自転車では寒い! 寒い! 

秋を通り越して、いきなり冬へ。各地で初雪の便りが届いています。札幌では、すっかり雪化粧の町並みに。

6日に静岡県側から富士山の初冠雪を目視した、とのこと。しかし、甲府気象台から目視できず「初冠雪」の発表にはならず、立冬の日の今朝になりました。130年という観測史上、もっとも遅い記録だそうです。

「木枯らし1号」

  • 木枯らしや竹に隠れてしづまりぬ (松尾芭蕉)
  • 木枯や鐘に小石を吹きあてる (与謝蕪村)
  • 凩にしつかりふさぐ蠣の蓋 (正岡子規 )
  • 海に出て木枯帰るところなし (山口誓子)
  • 木枯らしや目刺にのこる海の色 (芥川龍之介)
  • 凩の上に物なき月夜哉 (夏目漱石)
  • 木枯らしやひろ野を走る雲のかげ (森鴎外)

(「」HPより)

しかし、このまま冬になることはないらしい。またしばらく暖かい日が続くようです。

さて、七十二侯では、

・初侯 11月7日〜11月11日頃

山茶始開 つばきはじめてひらく

よみは「つばき」ですが、山茶花(さざんか)が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、大輪の山茶花の花はよりいっそう目立ち、綺麗に咲きほこります。

「利根川」にて。

・次侯 11月12日〜11月16日頃

地始凍 ちはじめてこおる

冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜も冷え込みがいっそう厳しくなる。北海道などでは地面に雪が降り積もってきます。

関東地方でも山では降雪に。

・末侯 11月17日〜11月21日頃

金盞香 きんせんかさく

水仙の花が咲きはじめる頃。水仙は上品な香りと、育てやすさから人気のある花。

向島百花園にて。

果物

林檎(りんご)

身体に良いフルーツの代表である林檎。毎日食べることで、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消に効果的な果物です。美肌効果もあるので、体内から美しさを維持してくれます。

※ご近所からリンゴを頂きました。軽井沢産。今年は暑さが続いたせいか、小ぶりなものが多い、とのことです。

野菜

蓮根(れんこん)

穴があき、先が見え見通しが良いことから縁起の良い食べ物とされています。今年の夏は高温の晴れの日が多かったため、美味しい蓮根がたくさんできると期待されています。

牡蠣(かき)

牡蠣は貧血の改善に効果がある食材の中で、最も理想的な食べ物です。新鮮な生牡蠣は美味しいですが、貧血には火を通した温かい牡蠣のほうが効果があります。

※「牡蠣アレルギー」の小生は食べたくても食べられない。昔は平気でしたが、あるとき生牡蠣に当たってしまい、下痢などで大変な状態に。それ以来、牡蠣はまったくダメになりました。

茶の花

名前の通り、お茶の木に咲く花である茶の花。椿にそっくりな小ぶりな花で、実も椿の実とそっくりです。更に、成分も椿と似ているため、椿油と同じく化粧品などで使われることもあるようです。

お茶の花。狭山丘陵にて。

花は10-12月初旬頃に咲き、初冬の季語となっています。ツバキの花に似ていますが、花弁が包み込むように丸く開いています。常緑樹であるお茶の木の、葉の下の方に白い花が咲いています。

行事

七五三

11月15日は七五三です。数えの歳で、男の子は3歳5歳、女の子は3歳7歳の時に、各地の神社へお参りへいきます。千歳飴は親が子どもの長寿を願っていることから、長くなりました。

※孫達も、「七五三」は数年前に終えています。

次は「小雪」 11月22日(金)。

(この項、「暦生活」HPなど参照)

※掲載写真の撮影年、時期は異なります。            

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高崎線「鴻巣駅」~「吹上(ふきあげ)駅」。その1。安養寺堰。花栽培の温室・花卉栽培農家。電柱を二本渡した橋。渋井橋。(「元荒川」をゆく。第6日目。)

2024-11-06 18:48:12 | 元荒川

「三夜橋」バス停で下車。その先の元荒川・「三谷橋」から再開。10月26日(土)。曇り。

りんご? 

すぐ上流に「安養寺堰」。

安養寺堰は、ここから130m下流にあった宮地堰の老朽化に伴い、平成16年に完成した比較的新しい堰です。

昔の宮地堰安養寺堰の完成後取り壊されましたが、新編武蔵風土記稿(文政年間:1830年頃編纂)によると、宮地堰が建設されたのは慶長年間(1596~1614)深井景吉によるものとされています。

深井景吉は、岩付城落城に伴い鴻巣、北本に落ち延びた、いわゆる鴻巣七騎の一人で、当初は今の北本市深井に居を構えていましたが、その後、徳川家康から与えられた現在の鴻巣市宮地に移住しました。

そして、深井景吉宮地堰を造り300町歩(3km)の土地を開墾するなど、この地一体に多くの田畑を開墾しました。

安養寺堰の機能は宮地堰と同様に農業用水取水のための堰ですが、安養寺堰の規模は圧倒的に大きく、屈巣用水路、西浦用水路、栢間用水路、外谷田用水路、新谷田用水路へ分水し、その灌漑面積は1,100haに及びます。

              

左岸沿いに歩きます。

この付近・両岸沿いには、花卉栽培・出荷する農家が点在しています。

※花卉(かき)栽培とは、鑑賞用の植物という意味を持つ「花卉」を栽培することです。 花卉の例としては、切り花、鉢花や花壇苗や観葉植物、盆栽など食用でない植物があげられます。 基本的に贈答用や、切り花の場合には冠婚葬祭として扱われることの多い植物の栽培になるため、嗜好性の高い作目の農業です。

田畑も点在。

遠くに新幹線が通過中。

カルガモの群れ。

誰とも会わない土手の道。

カルガモ。

       雨でも降ってきたら雨宿りするところもない一本道。

対岸には、花栽培の温室が並んでいます。

   大きく左へカーブする。

この先で土手の道は途絶え、小さな用水路に電柱? を二本渡した橋? があるだけです。

さすがに渡る度胸はない。

            来た道を振り返る。

たまたま、すぐ脇で農作業をしていた方がいました。

「この先、道はないよ。あっても蛇がいるし、・・・。ま、ぐるっと回って行くんだね。そう、新幹線沿いの道を。」

新幹線沿いの道へ迂回し、

再び土手の道へ出ます。

舗装された道になります。

この先で大きな駐車場に突き当たります。

前方は、「渋井橋」。

「三谷橋」からこの橋までこの間に橋がないまま、けっこう歩きました。

渋井橋から下流を望む。

上流方向。

さて、この先、川沿いの道は草刈りが終わっていないので、歩くのを断念。

この機会に、花卉栽培農家が点在する「フラワー通り」を歩くことにします。

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高崎線「桶川駅」~「鴻巣駅」。その5。三谷橋・三夜橋。旧中山道・鴻巣宿。鴻神社・こうのとり。文化の日・晴れの特異日。(「元荒川」をゆく。第5日目。)

2024-11-03 19:44:25 | 元荒川

「三谷橋」から下流を望む。

※「三橋」という標示と「三橋」(バス停)とあります。別々の橋の名でしょうか?

「三谷橋」という銘板。

今回の出発地でも、「五台」(バス停)と少し離れたところに「五台」という地名がありました。

鴻巣の三大名物。

①「びっくりひな祭り」
  (HPより)

「鴻巣」は江戸時代から受け継がれているひな人形のふるさと。関東三大ひな市(鴻巣、岩槻、江戸日本橋十軒店)の一つに数えられ、特に着物に着付けでは関東一と評判だった、とか。江戸から明治の「鴻巣雛」には鳳凰の刺繍が施され、女雛の手を出さないものが多いようです。着物の生地は京都西陣から買い付けいていました。
 明治になると「県内では越谷6軒、大沢3軒、岩槻3軒、に比べて、鴻巣の人形業者31軒、職人300人」という記録があるほどの活況ぶりでした。

②「川幅日本一」の標。「2537m 荒川」。

③「荒川水管橋」全長は1100 mあまりで、日本最長の水管橋として知られる

 

(写真は、「荒川歩き」、「中山道歩き」のときのもの)

・・・

上流に「安養寺堰」。

「国道17号線」。東京方向。

日本橋から高崎市にかけては、五街道の一つである「中山道」になぞられる。(国道の終点は新潟市)

左に折れると、旧中山道・鴻巣宿。

中山道六十九次(木曽街道六十九次)の内、江戸日本橋から数えて7番目の宿。

この日(10月20日)は、ちょうどお祭りの日でした。旧中山道通りは大賑わい。

「鴻(こう)神社」前。

  屋台もたくさん。

     

《こうのとり伝説》

        

        

 「こうのす」という地名は、古代に武蔵国造(むさしのくにのみやつこ)である笠原直使主(かさはらのあたいおみ)が現在の鴻巣市笠原のあたりに居住したとされ、また、一時この近辺に国府関連の施設があり、荒川や元荒川などを利用した水運も盛んだったと推測されることから、「国府の洲 こくふのす」が「こうのす」となり、後に「こうのとり」の伝説から「鴻巣」の字をあてるようになったと思われます。
 国府のことを「こう」と呼ぶのは、他の地名(国府台[こうのだい]、国府津[こうづ]など)からも類推され、国府のお宮を国府宮(こうのみや)と呼ぶのは、愛知県稲沢市にある尾張大国霊神社、別名国府宮(こうのみや)など、全国でも例があります。

                  (この項「鴻神社」HPより)

             

※ただし、「コウノトリ」という漢字は「鸛」。「鴻」は、訓読みですと、「ひしくい」「おおとり」。この漢字は「大きい鳥」「大きい」を意味し、鳥では「オオハクチョウ」、あるいは「ヒシクイ(ガンの一種)」を指すようです。ということで、漢字からすると、「コウノトリ」を指してはいないようです。

「鴻巣駅」。

次回からも「旧中山道」がらみの歩きになりそうです。

※今日は、文化の日。晴れになる特異日。時季外れの台風も去り、東京地方は、穏やかな秋晴れの一日になりそうです。

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高崎線「桶川駅」~「鴻巣駅」。その4。新幹線と元荒川。郷地橋。埼玉県運転免許センター。三谷橋。(「元荒川」をゆく。第5日目。)

2024-11-02 19:31:02 | 元荒川

新幹線の高架橋。

下流(西側)を望む。

新幹線の橋梁から右手に。

県道に出ると、正面に古びた建物が。

      倉庫? 

一つ手前の橋から上流を望む。

「郷地橋」。

新幹線高架下を流れてくる。

       振り返る。

対岸遠くに「埼玉県警察運転免許センター技能試験場」。

 

            

          対岸は、「運転免許センター」。

土手の道をのんびりと進みます。

鮮やかな朱色のカラスウリ。

これは「槙(まき)・イヌマキ」? 

小さい赤い花が流れ沿いに。

左からは、上流の「三ツ木堰」で取水した農業用水の排水、余水。

左に見えるのは「三谷橋」。

橋のたもとはポケットパークになっています。

右:「鴻巣市ふるさと総合緑道」案内図、左:「歩いて地域再発見 歩鴻(行)マップ」。

今回は、ここまで。JR高崎線・鴻巣駅に向かいます。

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