短大生遺体切断 弁護士会見 容疑者の心境など伝える
東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)宅で長女の短大生、亜澄さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)の弁護士が11日、記者会見し、殺害の状況や現在の心境を明らかにした。弁護士によると、勇貴容疑者は12月30日午後、木刀で亜澄さんの頭を殴りつけたが、その後も2人で家族や生活態度などについて1時間にわたり話し続けた。亜澄さんは事件直前の12月27日か28日に母親と夕食をめぐり激しい口論をしており、そのことも話したという。この間、勇貴容疑者は血を流して「寒い」と震える亜澄さんの肩にタオルをかけたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞めたという。
こういう事件での弁護人の対マスコミ会見は賛否両論あるところ。だが、世間の耳目を集める事件では、捜査側に対抗する意味で弁護人が記者会見を開く必要があるともいえる。
だが、バーディーが個人的に疑問に思うのは、殺人容疑で逮捕されていないというのに、弁護人がこんなこと(殺害方法、動機等)をしゃべっていいのかということである。被疑者は自分の話したことが弁護人を通じてこんな形で公衆に伝わることを理解しているのだろうか。
東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)宅で長女の短大生、亜澄さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)の弁護士が11日、記者会見し、殺害の状況や現在の心境を明らかにした。弁護士によると、勇貴容疑者は12月30日午後、木刀で亜澄さんの頭を殴りつけたが、その後も2人で家族や生活態度などについて1時間にわたり話し続けた。亜澄さんは事件直前の12月27日か28日に母親と夕食をめぐり激しい口論をしており、そのことも話したという。この間、勇貴容疑者は血を流して「寒い」と震える亜澄さんの肩にタオルをかけたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞めたという。
こういう事件での弁護人の対マスコミ会見は賛否両論あるところ。だが、世間の耳目を集める事件では、捜査側に対抗する意味で弁護人が記者会見を開く必要があるともいえる。
だが、バーディーが個人的に疑問に思うのは、殺人容疑で逮捕されていないというのに、弁護人がこんなこと(殺害方法、動機等)をしゃべっていいのかということである。被疑者は自分の話したことが弁護人を通じてこんな形で公衆に伝わることを理解しているのだろうか。