Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

弁護人を選任(短大生遺体切断事件)

2007年01月11日 23時50分59秒 | Weblog
短大生遺体切断 弁護士会見 容疑者の心境など伝える
 東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)宅で長女の短大生、亜澄さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)の弁護士が11日、記者会見し、殺害の状況や現在の心境を明らかにした。弁護士によると、勇貴容疑者は12月30日午後、木刀で亜澄さんの頭を殴りつけたが、その後も2人で家族や生活態度などについて1時間にわたり話し続けた。亜澄さんは事件直前の12月27日か28日に母親と夕食をめぐり激しい口論をしており、そのことも話したという。この間、勇貴容疑者は血を流して「寒い」と震える亜澄さんの肩にタオルをかけたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞めたという。

 こういう事件での弁護人の対マスコミ会見は賛否両論あるところ。だが、世間の耳目を集める事件では、捜査側に対抗する意味で弁護人が記者会見を開く必要があるともいえる。
 だが、バーディーが個人的に疑問に思うのは、殺人容疑で逮捕されていないというのに、弁護人がこんなこと(殺害方法、動機等)をしゃべっていいのかということである。被疑者は自分の話したことが弁護人を通じてこんな形で公衆に伝わることを理解しているのだろうか。
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ニュースの読み方

2007年01月11日 22時31分57秒 | Weblog
中小公庫:総裁に「帝人」の安居祥策氏--2代連続民間人
 政府は7日、今月で任期が切れる水口弘一・中小企業金融公庫総裁(75)の後任に、帝人の安居祥策相談役(71)を起用する人事を固めた。9日の閣議で決定する。安倍晋三首相側には、野村証券出身の水口氏に続く民間人の起用で、官邸主導を強調する狙いがある。<同公庫総裁ポストは官僚OBの指定席とされてきたが、政府系金融機関改革を打ち出した小泉純一郎前首相の意向で、水口氏が民間出身者として初めて総裁に就任した。
 今回、経済産業省が有力OBの就任を打診したが、官邸側が「改革が後退する印象を与える」として難色。「規制改革・民間開放推進会議」委員も務める安居氏が浮上した。/b>


 毎日新聞の記事。わざわざ斜線部分の記述を加えたのはなぜか?
 官僚との対決姿勢を鮮明にしたい官邸から、「経済産業省の打診を安倍首相は断固拒否したと書いてくれ」とでも頼まれたのだろうか。そうすると、そのすぐ上に「官邸主導を強調する狙いがある」なんぞと書いてしまうと、本紙がどの陣営に属するのか、少なくともどこから情報を得たかがバレてしまう。バーディーなら「官邸主導」云々の部分は書かないところだ。
 
 
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「今度は文相」---スキャンダルの背景

2007年01月11日 07時37分15秒 | Weblog
<事務所費>伊吹文科相団体が会合・飲食費や交通費に流用
 伊吹文明文部科学相(衆院京都1区)の資金管理団体が賃料のかからない議員会館を所在地としながら多額の「事務所費」を支出したと政治資金収支報告書に記載し、一部を会合・飲食費や交通費に流用していることが10日、明らかになった。不透明な事務所費支出問題は中川昭一自民党政調会長、松岡利勝農相ら既に複数の政治家で発覚。年末には佐田玄一郎前行革担当相が辞任したばかりで、政界にまん延する実態が浮き彫りになっている。

 「またか」という感を抱く人も多いだろう。金銭スキャンダルの殆どなかった小泉政権とは大違いである。
 だが、このような報道の場合には、その背景を考える必要がある。確かに、閣僚の資金の流れについてマスコミが監視の目を光らせることは重要なことには違いない。しかし、前にも書いたように、少なくとも文科省関連の不祥事は、「なぜ今になって?」という類のもの(特にタウン・ミーティング・やらせ問題は、むしろ司法制度改革関連のやらせの方が重大だったはずである)が多く、教育基本法改革に反対する勢力の策謀を感じさせるからである。
 それだけではなく、官僚の抵抗もあるようである。
 安倍首相は、政権発足に際し、官僚に近すぎる政治家を排除したことが指摘されている。与謝野元経済財政担当大臣が「無役」となったのは、財務官僚と極めて親密な与謝野氏を首相が嫌悪したからだといわれる(文芸春秋の記事より)。また、辞任した本間元税調会長も、財務省の増税路線に反対する人物であり、その点を首相に買われて就任したのであった。
 マスコミは「政権支持率の低下」を喧伝する。だが、その背景に、マスコミ・官僚がタッグを組んで政権の足を引っ張ろうとしている構図が浮かぶのである。
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