「妹とは3年間口をきいていない」
というが、怨恨による殺人の多くは、普段からよく接している相手との間で起こる。捜査当局が「動機」について詳しく調査するのもこういった普段の人間関係なのである。3年間も口をきいていない妹から、「ゆうくんには夢がないね」と言われただけでは、殺人の動機としては余りにも希薄である。したがって、捜査する側としては、真の動機が何であるか、さらに追及していくことになる。
さて、これだけ捜査情報が公表されると、被告人の弁護体制がどうなっているのかが気になるところ。短期1年以上にあたる罪の場合、捜査段階から弁護人の選任が強制される。だが、今のところ、身柄拘束の根拠となっている被疑事実は「死体損壊」(1月以上3年以下の懲役)であるから、おそらく弁護人は付いていないのだろう。
弁護人としては、心神耗弱あたりを主張して、減軽を求めるのだろうか。
というが、怨恨による殺人の多くは、普段からよく接している相手との間で起こる。捜査当局が「動機」について詳しく調査するのもこういった普段の人間関係なのである。3年間も口をきいていない妹から、「ゆうくんには夢がないね」と言われただけでは、殺人の動機としては余りにも希薄である。したがって、捜査する側としては、真の動機が何であるか、さらに追及していくことになる。
さて、これだけ捜査情報が公表されると、被告人の弁護体制がどうなっているのかが気になるところ。短期1年以上にあたる罪の場合、捜査段階から弁護人の選任が強制される。だが、今のところ、身柄拘束の根拠となっている被疑事実は「死体損壊」(1月以上3年以下の懲役)であるから、おそらく弁護人は付いていないのだろう。
弁護人としては、心神耗弱あたりを主張して、減軽を求めるのだろうか。