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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

元スパイ殺害の真相

2007年01月28日 20時31分02秒 | Weblog
BBCのニュース速報:
Ex-spy dismisses Litvinenko probe
 The Interfax news agency has quoted a source at the office of Russia's prosecutor-general saying it is against Russia's constitution to extradite any of its citizens.
⇒ロシア市民を外国に引き渡すことは憲法上許されない、とロシアの検事総長は主張しているようである。

ロシアが国家的関与=元情報員暗殺で英当局-米TV
 ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)の元スパイ、アレクサンドル・リトビネンコ氏が放射性物質ポロニウム210を盛られ、ロンドンで暗殺された事件について、米ABCテレビ(電子版)は27日までに、FSBが中心となって起こし、ロシア政府が国家的に関与していたと報じた。同テレビによると、英当局がこれまでの捜査から、このような結論に達した。FSBは、リトビネンコ氏に毒物を複数回盛らざるを得なくなったため、暗殺作戦はしくじったとみているという。また、ロシア当局は当初、暗殺に用いた毒物が何であるかが発覚することはないと予測していたと英当局は分析している。

 本件でロシアが国家的に関与していたかどうかのメルクマールが存在する。
 今後、プーチン政権が無条件でルゴボイ氏をイギリス当局に引き渡せば、事件はFSBの暴走だったということだし、プーチン政権がベレゾフスキー氏の身柄引き渡しを交換条件にすれば、やはり国家的関与であったということができるだろう。
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銀行の自浄作用

2007年01月28日 09時19分11秒 | Weblog
三菱UFJ銀、一部業務停止 金融庁方針
 金融庁が三菱UFJフィナンシャル・グループに対し、一部業務の停止命令を含む行政処分を下す方向で調整していることが27日分かった。三菱東京UFJ銀行が「飛鳥会」(大阪市)の不正に関与したことが判明したため、同行の新規企業向け融資を一部地域で数カ月間停止する案が有力。
【用語解説】飛鳥会事件
地区の福祉向上を目的として設立された財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)の元理事長が同会を私物化し、約1億3000万円を着服した業務上横領などの罪で懲役6年の実刑判決を受けた事件。三菱東京UFJ銀行淡路支社の次長も業務上横領幇助(ほうじょ)容疑で逮捕され、起訴猶予となった。


 バーディーも元金融機関職員であるし、関西で営業していたこともあるので、この辺の事情は分からぬでもない。
 確かにいえることは、銀行の自浄作用を期待してはいけないということだ。銀行自らが「コンプライアンス」云々を喧伝するのを信用してはいけない。
 自殺した元担当者も、この仕事(役職)を断れば左遷待遇が待っていたことだろう。組織の中に入ってしまうと、極端な場合には、犯罪に手を染めるか、会社を辞めて収入のない身分になるか、という選択を迫られる場面もあるのだ。
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