Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

不動心

2007年01月27日 22時20分53秒 | Weblog
何事にも驚かないということが,人間を幸福にし,幸福に保つことができるただ一つの道だ。(ホラティウス「書簡詩」第一巻6.1)

 岩波文庫「ギリシア・ローマ名言集」より。こうした名言は、形を変えて古今東西の賢人の口から発せられる。ゲーテの「順境に奢らず、逆境に腐らず」や、ヘルマン・ヘッセの「幸福を追い求めているうちは、君は決して幸福にはなれない」なども同じ系列か。
 それにしても、最近は古典文学の素晴らしさに驚嘆するばかりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元スパイ殺害事件(速報)

2007年01月27日 18時23分04秒 | Weblog
元スパイ殺害 「ルゴボイ氏」関与 ロンドン警視庁断定 英紙
 【ロンドン=蔭山実】ロシア連邦保安局(FSB)の元幹部、アレクサンドル・リトビネンコ氏が放射性物質のポロニウム210によって殺害された事件で、26日付の英紙ガーディアンは英政府高官の話として、ロンドン警視庁がロシア人実業家、アンドレイ・ルゴボイ氏が関与していたと断定、近く同氏を訴追する方針だと伝えた。ただ、ロシアは自国民の英国への引き渡しを当初から拒否しており、仮に同氏を引き渡すとしても、交換条件として、英国に亡命中のロシアの政商ボリス・ベレゾフスキー氏の引き渡しを英政府に求めるとみられ、引き渡し交渉はきわめて難しいとの見方を同紙は伝えている。


 ロンドン警視庁が慎重に捜査を進めた結果、ルゴボイ氏でほぼ間違いないと断定したのだから、一応信頼してよいだろう。これに対して、ロシア側はベレゾフスキー氏の引渡しを要求。おそらく、ロシアに引き渡せば殺害(事故死などとして処理)される可能性が高い。
 国際慣習法上、政治犯不引渡しの原則というものがあるので、イギリスが亡命中のベレゾフスキー氏をロシアに引き渡さないことには十分な理由があるといえる。他方、ロシア側の主張は、全くおかしい。
 やはり、かつての「野蛮な国」に戻りつつあるのを感じる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする