日弁連総会、新人会費減額に紛糾 法曹3千人計画に批判(落合弁護士のブログより)
現在の3000名態勢は、需要と供給の関係では、まだまだ前者に対して後者が追いついていない、競争が激化する中で不適格者は淘汰されて行くはずである、結局は市場を信頼し市場に決めてもらうべきである、という、「牧歌的な」考え方に基づいて決められたものと私は理解しています。牧歌的に決められ、実現されたものですから、実現後に、急に、それも日弁連が悲観的になり、会費の減額を行う、というのは、やはり、おかしな話で、そもそもの趣旨にも合わないでしょう。
「供給は需要を作り出す」とは、経済学では有名な「セイの法則」である。ところが、落合弁護士は、そのような発想は、日本の法曹界においては「牧歌的」考え方であると一蹴する。
イソ弁、タク弁が続出する現状を見れば、おそらく落合弁護士の見方が当たっているのだろう。問題は、これから、そのツケを依頼者等が払わなければならないということだ。
さて、日弁連は、旧60期の就職について、「今期は解決」という見解を打ち出しているようである。
弁護士の就職難、「今期は解決」宣言 日弁連
だが、弁護士登録をしていない17人以外に、二回試験に合格できなかった71人(もちろん、登録していない)がいることをどう見ているのだろうか。
現在の3000名態勢は、需要と供給の関係では、まだまだ前者に対して後者が追いついていない、競争が激化する中で不適格者は淘汰されて行くはずである、結局は市場を信頼し市場に決めてもらうべきである、という、「牧歌的な」考え方に基づいて決められたものと私は理解しています。牧歌的に決められ、実現されたものですから、実現後に、急に、それも日弁連が悲観的になり、会費の減額を行う、というのは、やはり、おかしな話で、そもそもの趣旨にも合わないでしょう。
「供給は需要を作り出す」とは、経済学では有名な「セイの法則」である。ところが、落合弁護士は、そのような発想は、日本の法曹界においては「牧歌的」考え方であると一蹴する。
イソ弁、タク弁が続出する現状を見れば、おそらく落合弁護士の見方が当たっているのだろう。問題は、これから、そのツケを依頼者等が払わなければならないということだ。
さて、日弁連は、旧60期の就職について、「今期は解決」という見解を打ち出しているようである。
弁護士の就職難、「今期は解決」宣言 日弁連
だが、弁護士登録をしていない17人以外に、二回試験に合格できなかった71人(もちろん、登録していない)がいることをどう見ているのだろうか。