Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

供給は需要を作り出す?

2007年12月08日 08時57分04秒 | Weblog
日弁連総会、新人会費減額に紛糾 法曹3千人計画に批判(落合弁護士のブログより)
 現在の3000名態勢は、需要と供給の関係では、まだまだ前者に対して後者が追いついていない、競争が激化する中で不適格者は淘汰されて行くはずである、結局は市場を信頼し市場に決めてもらうべきである、という、「牧歌的な」考え方に基づいて決められたものと私は理解しています。牧歌的に決められ、実現されたものですから、実現後に、急に、それも日弁連が悲観的になり、会費の減額を行う、というのは、やはり、おかしな話で、そもそもの趣旨にも合わないでしょう。

 「供給は需要を作り出す」とは、経済学では有名な「セイの法則」である。ところが、落合弁護士は、そのような発想は、日本の法曹界においては「牧歌的」考え方であると一蹴する。
 イソ弁、タク弁が続出する現状を見れば、おそらく落合弁護士の見方が当たっているのだろう。問題は、これから、そのツケを依頼者等が払わなければならないということだ。
 さて、日弁連は、旧60期の就職について、「今期は解決」という見解を打ち出しているようである。
弁護士の就職難、「今期は解決」宣言 日弁連
 だが、弁護士登録をしていない17人以外に、二回試験に合格できなかった71人(もちろん、登録していない)がいることをどう見ているのだろうか。
コメント
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