Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

国家に金を預けてはならない

2007年12月17日 08時05分27秒 | Weblog
「軽すぎる」政治家の言葉はなぜ? 年金問題(産経ニュース)

 社保庁労組の実態を知る者からすれば、予想されたとおりの「公約撤回」である。これでますます政治不信が強まるだろう。
 ところで、こうした事態に至っても、国家財政の規模縮小が緊急の政治課題とならないのは、国民が国に対する期待を捨てていないからに他ならない。本来であれば、「年金に期待する方が間違っている」という方向の議論が出てもいいはずなのである。
 バーディーが大学時代に属していたローマ法のゼミでは、古代ローマにおいては「国庫」(Fiskus)は存在すべからざるものと考られていたこと、その理由は、国庫などというものを人間は決してコントロールできないこと、が力説されていた。現在の年金問題は、まさにこれを実証している。
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