最近刊行された講談社文芸文庫の金色の死 谷崎潤一郎大正期短篇集は、谷崎ファンなら絶対に買うべき本である。こういう本を見つけるために、バーディーは何時間も大書店を巡回するのである。
大正期の谷崎作品は、谷崎自身にとっては、彼の「恥部」ないし汚点だったらしい。なにしろ、この時期の作品は、当初全集には収録されていなかったくらいなのである。だが、こうした作品ほど、作家の本質を表現したものはまずないのである。
・・・そういえば、次は川端康成は「禽獣」を自分の汚点と考えていたらしいが、これまた講談社文芸文庫だよ。明日買わなきゃ!
大正期の谷崎作品は、谷崎自身にとっては、彼の「恥部」ないし汚点だったらしい。なにしろ、この時期の作品は、当初全集には収録されていなかったくらいなのである。だが、こうした作品ほど、作家の本質を表現したものはまずないのである。
・・・そういえば、次は川端康成は「禽獣」を自分の汚点と考えていたらしいが、これまた講談社文芸文庫だよ。明日買わなきゃ!