辛気臭い商売をしていると、気分転換のため突拍子もない映画を観たくなる。極端なのはSFだが、ちょっと非現実的すぎて飽きが来る。そこで、サスペンス・ミステリーに食指が伸びるが、弁護士にとっては日常的な出来事なので「気分転換」の目的が達せられない。そこでバーディーはこのところ、定期的にホラー映画を観ることにしている。
今週はシスターズ。ジキルとハイドのように、「善と悪」を体現した結合児(アンジェリークとアナベル)の悲劇を描く。
双生児の暗部(Darker Side)を体現した「アナベル」が実は10年前に死んでいたことが判明する場面などは、横溝正史の「悪霊島」を彷彿とさせる。「双子」のはずが、実は同一人物の二重人格だったというのは、ステレオタイプ化しているのかもしれない。
ともあれ、自分の中の「ダーカー・サイド」を見つめるのもいいかも知れぬ、と思った一日であった。
今週はシスターズ。ジキルとハイドのように、「善と悪」を体現した結合児(アンジェリークとアナベル)の悲劇を描く。
双生児の暗部(Darker Side)を体現した「アナベル」が実は10年前に死んでいたことが判明する場面などは、横溝正史の「悪霊島」を彷彿とさせる。「双子」のはずが、実は同一人物の二重人格だったというのは、ステレオタイプ化しているのかもしれない。
ともあれ、自分の中の「ダーカー・サイド」を見つめるのもいいかも知れぬ、と思った一日であった。