Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

神の収縮

2017年10月03日 07時55分59秒 | Weblog
イサク・ルリア
 「ルリアの思想の中で特に重要なものがツィムツーム思想と呼ばれるものだ。これは「集中」とか「収縮」とも訳される。あるいは、「退却」、「撤退」とも訳される。宇宙の存在は、神に内における「収縮」によって成されるという思想だ。これは彼独自のアイン・ソフの概念を構築した。」

 たまたまある雑誌で、佐藤優氏が「神の収縮」理論の説明を行っていた。
 「神様は、最初世界に満ち満ちている。ところがある日、気まぐれで縮んでいく。そうしたら縮んだ分だけ隙間ができますよね。そこの世界には神様がいないから、悪でも何でもある。こうすると、神様は悪を行わないけれども、なぜ悪があるかということを説明できるんです。」
 この理論は、どうやらカバラ神学が起源のようだが、こういう世界観の人たち(アメリカやロシアのネオコン)とうまくやってくためには、こうした思想を理解する必要があるようだ。
コメント
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