Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ヤバい人

2020年12月30日 06時53分40秒 | Weblog
教育に悪い法学教室記事~山口裕之論文批判~
 「【④一審無罪に対する職権勾留について】
「かかる場面の勾留は、制限的であるべきだといった論が一部にあるが、正しくない。1審判決が、明らかに間違っているということも、現実的に起こる・・」(中略)
 ④のような発想は更にひどい。ぱっと記録を読み、その一存で無罪を破棄しようと確信する、ということである(現に論文の別の箇所では「1審判決は明らかに誤りと確信できなければ、職権勾留といった挙に出られるはずもない」とされている)。自分が間違っているかも知れない、という畏れの念は微塵も見受けられない。無論、弁護人が控訴答弁で何を言おうと、耳を貸す御仁ではなかろう。


 ボ2ネタで紹介されていた、金岡先生による山口裕之論文批判。
 こんなヤバい人が高裁の部長まで務めていたとは、愕然とする。
 山口氏は、一審の記録を読んだだけで判決が「明らかに間違っている」と判断出来るらしいが、まるで「私は神だ」とでも言わんばかりの傲慢ぶりである。
 金岡先生が指摘するとおり、刑事裁判官にとって最も必要なものは、「自分が間違っているかも知れない、という畏れの念」であり、これが欠如しているから冤罪が生まれるわけである。
コメント
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