「名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。財産を失っても、また作ればよい。しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。」(ゲーテ)
「富を失う者は多くを失う。友を失う者はもっと多くを失う。だが、勇気を失う者はすべてを失う。」(セルバンテス)
「武士の子供は育て様あるべき事なり。先づ幼稚の時より勇気をすすめ、假初にもおどし、だます事などあるまじく候。
幼少の時にても臆病気これあるは一生の疵なり。親々不覚にして、雷鳴のときもおぢ気をつけ。くらがりなどには参らざる様に仕なし、泣き止ますべきとて、おそろしがる事などを申し聞かせ候は不覚の事なり。又幼少にて強く叱り候へば、入気になるなり。」(「葉隠」山本常朝)
人間の本能ともいうべきミトコンドリアの最も強い特性は、第1のF、つまり恐れ(fear)である。
だから、これを何とか克服しないといけない。
つまり、勇気を奮い起さなければならい。
ところが、世の中では、逆に恐れを掻き立てるような教育が広くなされているので、「葉隠」は、そうした誤った教育法を戒めているわけである。
ちなみに、本阿弥光悦の母:妙秀は、子供が悪いことをした時も決して怒らず、抱き寄せて、機嫌よく、申し聞かせていたそうである。
これぞ教育法の鑑である。
「富を失う者は多くを失う。友を失う者はもっと多くを失う。だが、勇気を失う者はすべてを失う。」(セルバンテス)
「武士の子供は育て様あるべき事なり。先づ幼稚の時より勇気をすすめ、假初にもおどし、だます事などあるまじく候。
幼少の時にても臆病気これあるは一生の疵なり。親々不覚にして、雷鳴のときもおぢ気をつけ。くらがりなどには参らざる様に仕なし、泣き止ますべきとて、おそろしがる事などを申し聞かせ候は不覚の事なり。又幼少にて強く叱り候へば、入気になるなり。」(「葉隠」山本常朝)
人間の本能ともいうべきミトコンドリアの最も強い特性は、第1のF、つまり恐れ(fear)である。
だから、これを何とか克服しないといけない。
つまり、勇気を奮い起さなければならい。
ところが、世の中では、逆に恐れを掻き立てるような教育が広くなされているので、「葉隠」は、そうした誤った教育法を戒めているわけである。
ちなみに、本阿弥光悦の母:妙秀は、子供が悪いことをした時も決して怒らず、抱き寄せて、機嫌よく、申し聞かせていたそうである。
これぞ教育法の鑑である。