Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

人質採用

2021年06月14日 06時30分56秒 | Weblog
民主活動家の周庭氏が出所 国安法違反の捜査は継続 香港
 「周氏は19年6月、中国への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対し、警察本部を包囲する抗議集会を扇動したなどとして、昨年12月に禁錮10月の実刑判決を受けた。受刑態度が良好だったため刑期が短縮され、前倒しでの出所となった。

 当然、「受刑態度が良好だった」という報道を鵜呑みにすることは出来ない。
 海外からの批判を免れる目的が考えられるし、あるいは、周氏の「洗脳」に成功したと当局が判断した可能性もある。
 「洗脳」と言うのは、ストックホルム症候群のように、長期間の身体拘束によって、周氏が当局にシンパシーめいた感情を抱くようになった可能性が考えられるためである。
 日本の「人質司法」においても、長期間にわたる身体拘束によって、取調官に対して従順となり、「落とされる」被疑者(無実の人を含む)は、数知れないほど存在する。
 そこで思い出したのが、かつての就活における身体拘束(企業側も必死!内定した学生囲い込みの実情)である。
 私も、大学のゼミを欠席する理由として、「(内定先による)拘束」という説明があったのを覚えている。
 当時は海外に連れていくケースもあったようだ。
 「人質司法」ならぬ「人質採用」である。
 こういう身体拘束を行う企業は、ブラック企業である可能性が高いが、「俺はこんなに評価されているんだ!」と逆に感動する学生もいたのだから、「洗脳」の効果は絶大だった。
コメント
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