Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

異分子排除

2021年06月12日 06時30分50秒 | Weblog
政財官巻き込む“東芝劇場”、ファンドの狙いは半導体? 原発事業を抱え… 福島第一の廃炉撤退「あってはならない」
 「企業間競争が激しくなる中で、上場を廃止して株式の非公開化を選択する方が、中長期的な企業成長を考えると、利点が大きいと判断されるケースもある。一般的に株式上場は、資金調達方法の多様化や企業のブランド力向上などがメリットとされる。
 ただ、株式が公開されている以上、財務情報などが明るみに出るため、市場を通じてM&A(合併・買収)の対象になりやすい。事業の独自性が大きく問われる中、技術やノウハウ、人材などが市場原理で流出してしまうと、独自ビジネスを進める上での障害になりかねない。

 「東芝のビジネスが良くなるかと言えば、上場を維持しても非公開化しても、変わらないのではないか。英ファンドの国内実績は(外食大手の)すかいらーくなどに限られ、それも見違えるように良くなったとはいえないだろう。

 「非上場化」というのがトレンドになっているようだ。
 そういえば、もともと上場に向いていない企業文化というのもあると思う。
 
組織のモチベーション(8)「東芝と日立の明暗を組織論で考察する」
 「こんな共同体組織では、革新的な開発者がモチベーションを保つことができず、新しい創造的な商品は生まれにくくなってしまいます。舛岡氏が東芝を追いやられたことについて語った以下のコメントは、共同体がいかに才能を潰すのかを物語っています。
 「結果を出した人を活用せずに、仕事をさせないような人事ローテーションって東芝のサラリーマン体質というものですかね。もともと僕は自分が信じた事ばかりやって、上司の言うことは聞かない質だったので、辞めた時に会社は喜んでいたよ(笑)。」


 「異分子排除文化」という視点をとると、今回の経産省と連携した株主総会の不公正な運用も理解しやすいのではないだろうか。
 
コメント
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