Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

やりかねない人たち

2021年06月28日 06時30分52秒 | Weblog
タワマンに外車…浪費癖が仇になった経産省キャリア2人の給付金詐欺とお粗末過ぎた国会の女子トイレ盗撮〈dot.〉
 「「経産省と聞いて、やりかねない気がしました。若手はもとより全体に言えることですが、今の官僚に使命感やロイヤリティを求めるのは幻想で、モラルが崩壊しています。給付金は支給の遅れを政治家から非難され、審査プロセスがどんどん簡素化、悪く言えば、適当になっています。そうした内情を理解した上での犯行でしょう。だからこそ一層、悪質だと思います」
 また衆院は25日、国会議事堂内の女子トイレで起こった盗撮事件について、経産省の男性職員が盗み撮りを認めたと発表した。警視庁麹町署が捜査中だという。


 「官僚のモラル崩壊」は、おそらく大蔵省接待汚職事件あたりから顕在化したと思うが、経産省について言えば、近年ではキャリア職員の覚せい剤密輸・使用事件などもあり、もはや「何でもあり」といった感がある。
 事態は深刻で、上の記事も指摘するとおり、給付金詐欺と盗撮を行ったのが一部の例外的な官僚だという想定はおそらく間違っている。
 ちなみに、「汚職の通産」というのは30年以上から言われていたことらしい(佐藤優 組織で生き抜く極意「上司は選べないが部下は選べる」)。
 私も、この省と関係のある組織にいたことがあるので、こういう組織の「文化」があると指摘されても驚かないが、給付金の件は、これだけでは説明できないだろう。
 というのも、組織の「文化」にまだ染まりきっていないとみられる、入省して日の浅い若手キャリアが事件を起こしているからである。
 おそらく、「チャラ男の自覚」でも指摘したとおり、中等教育のところで大きな問題があるところに、この種の「チャラ男」をこの省が好んで採用してきたというのが実態なのだろう。
 
コメント
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