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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

人間ぽい藤原定家、現実主義の「葉隠れ」

2010年08月19日 21時11分20秒 | Weblog
私の記憶が正しければ(なにかの台詞だった)
藤原定家の日記である明月記に
今日は子供の体調が思わしくなく、心配だから仕事にいきたくない
というような一文があったはず

新古今の幽玄なうんぬんの歌人も
やっぱり同じ人間だ!
と一気にこの人物に共感したものだった

話は変わって「葉隠」
この書物もイメージとはかなり違うのでは!
と思った事がある

なんだか武士の死に方、生き方を
説いているようなイメージがあるけれど
もっと現実的な生活対処法を記しているところがある

例えば、上司が間違っている場合は下であっても
ちゃんと諭すべき、ただしストレートに言うのはいささか
感情に触るところがあるので、
やんわりと?(そこから先は忘れてしまった)
みたいな事があった

歴史は偉人を真面目に扱うだけでなく
人間性を紹介していけば(しかもリアルなありそうな人格として)
人はもっと過去から学ぶ事も多いだろうに

引用の引用
世間はこのパターンが多過ぎて
知らぬ間に全然違ったイメージが作り上げられてしまう事がある
それが無意識なのか、それとも意識的なのか?
気をつけないと、、、
コメント
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