パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

世襲とか身内贔屓について

2023年05月31日 09時37分27秒 | あれこれ考えること

今日はちょいとキツめの内容かも

岸田さんの長男の祥太朗秘書官が形としては辞表を出して退職したが
現実はそのようにするように促されたので、報道では「実質更迭」
と伝えられている

どうも不確かな情報が多くて分からないが、6月1日付けなので
ボーナスが支払われるのがセコいという説や
それらの金額は返納するから6月1日はなにか意図ある日付ではない
とする説
一旦銀行振込されたものは制度上返納できないとする説とか
とにかくいろんな情報が出回っている(どれが本当なのだろう)

週刊文書の記事がきっかけとなった公邸でのはしゃぎ過ぎは
常識からみてもみっともない行為だ

ところで、この長男さん前職は三井物産だが、こんな行為を行ったせいで
前職でも似たような判断ミスを起こしていないかと勘ぐってしまう
(そもそも、ちゃんと仕事ができていたのか?との疑いも)

最近は親の職業で子の職業も決まることが多い
政治家の子どもは政治家に
教師の子どもは教師に(これは身近にも多く見られる)
タレントさんの子どもはタレントに
相撲力士の子どもは力士に(実力社会はそれがベストの選択かは不明)

実力がはっきり出てしまうスポーツなどと違って政治家は
その実力が見えにくいと思われる
それでも政治家には実力が求められると思うが
前回の補欠選挙では政策よりも家系図を全面に出して
顰蹙(ひんしゅく)を買った人がいた(岸さんとか安倍さんの家系の方)

日本人は血筋とか家系に端っから弱いのだろうか
(フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」では日本はこの傾向があるとしている)
確かに出世した人物は、自己を良い出自の人間としたい気持ちはあるようで
それは正確かどうかはわからない古事記まで遡って、家系の良さを訴えている

家系をバカにするよりは、ある程度家系を信用したほうが
あたりハズレがなく現実的とする知恵も存在するかもしれないが
家系も血筋も良くない我が身を思うと
生まれた時点で何かが決まっているのは、どうも面白くない
政治家は生まれた時点で「親ガチャ」が大当たりということになる

結局のところ、日本人は自分たちの力で何かを変えた成功体験がないことが
過度に血筋とか家系任せになっているのではないかとさえ思えてしまう

現在享受している民主主義の世界も「上からの民主主義」
と限定付きで語られることもあったようだ
今の世の中、どうもいろんなことが行き詰まっている気がしてならない

誰かが変えてくれないかな、、と思えてしまうが
誰かを期待するよりは、自分たちが賢くなってなにかに取り組む方が
実は前に進む、、、と思いたい気分

まとまらない話!







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久保、来季のチャンプオンズリーグに挑戦

2023年05月30日 09時47分28秒 | サッカー

久保の属するレアル・ソシエダは来季のチャンピオンズリーグに挑戦できることとなった

サッカーに詳しくない人にはピンとこないのが、ヨーロッパチャンピオンズリーグのこと
これは各国リーグの上位成績のチームが競い、その年の一番強いチームを決めるというもので
野球で言えば、クライマックスシリーズとか、アメリカMJBのプレーオフの資格を得たのと同じこと

イングランド、スペイン、イタリア、ドイツはその年のリーグ戦上位4位までが出場できるが
昨日レアル・ソシエダは最終戦を残して4位が確定し、何年ぶりかのチャンピオンズリーグに
挑戦となった

昨日早朝に行われたレアル・ソシエダ対アトレティコ・マドリー戦の会場は
アトレティコのホームで、現在3位に位置している
おまけにスキのない現実的な戦いをするチームで、勝つのが難しいチームだ

結果的にはソシエダは1−2で敗戦したが、ソシエダの下の5位につけていた
ビジャレアルが1−2で負け、最終戦での勝ち点の逆転は不可能となり
ソシエダの4位が決まったということだ

試合には負けたが、この結果を知ったソシエダの選手は大変な喜びようだったようで
その喜ぶ動画がYoutubeにアップされているが、これはワールドカップで日本が
ドイツに勝った時のような興奮状態だ

昨日は自力権利を獲得できれば良いと思いながら
アトレティコ・マドリー対レアル・ソシエダの戦いをリアルタイムで見た

チームのカラーは監督で決まるが、ワールドカップでベッカムを退場に追い込んだ
策士アルゼンチンのシメオネ監督は、スペインの3強の中でも
バルセロナの華麗さとかレアル・マドリーの個人の能力頼みとは違った
現実的な戦いをするチームで、守備がしっかりしている

ソシエダとの戦いでもそれははっきり見えた
シウバが怪我で出られないソシエダは、攻撃の手は好調の久保に頼ることになる
それを見越したシメオネ監督は久保のいる右サイドをきっちり抑えた
人数と守りに強い選手を揃えて、久保にボールが渡らないように工夫した
試合後のインタビューを聞くと久保は、あの中でも仕掛けることはできたが
監督からは、この日はまずは守りを固めたいから仕掛けなくても良いとの
チームの方針を聞かされたいたそうだ
勝つのが容易でないチームと戦い、4位のポジションをキープするために
引き分け狙いは考えられる選択だ

だから前半はどちらともスリリングなシーンはなかった
と思われた瞬間、グリーズマンのミドルシュートが決まりアトレティコ・マドリーが先制
これはシュート自体が素晴らしく、誰かがミスしたとかいう話ではないように思われる
グリーズマンはこのあとも気の利いたプレーをして、ミスも少なく選手としての質の高さを伺わせた

サッカーはこのようにチーム戦術で戦うことができるが
やはり質の高い選手を集めたほうが手っ取り早いし現実的だ
現在各国のリーグ戦でトップを走るチームは、やはり選手層が違う
それは選手の年俸にも現れている

高給取りの選手を集めるにしても、監督の好みはあるようで
マンチェスター・シティの監督のグラウディオラと
レアル・マドリーのアンチェロッティの好みの選手は違う
選手は相性のいい監督と巡り合うことが必要と思われる

相性を考えると、今季の久保はイマノル監督と良好な関係を保っている
開幕戦で得点したのが大きいが、イマノル監督は久保を信じ続けて
適切な指示と役割を与えた
チーム内にお手本となるダヴィッド・シウバがいたのも大きく
彼の影響を受けながら、まさに覚醒したといわれるプレーを
ムラなくできるようになった

人が頑張れるのは、人に信用されているとか期待されていると
身にしみて感じるときだと思われる
お金分の働きをしてくれ、、と言われるよりは
感情が動くような信頼を寄せられた時、人はきっと頑張れると思う

ということで、来季の久保は世界有数な選手の集う戦いを経験できることになる
そこで得るものは大きいと思われるので、今から楽しみだ

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想定以上の応募数(どうする家康出演者によるトークショー)

2023年05月29日 09時18分16秒 | 新城・地元に関すること

新城市の第4日曜日は軽トラ市
町の中心部を歩行者天国にして、軽トラックに積んだ商品を
のんびりと客と会話しながら販売している

ここにいけば色んな人と出会う
観光協会の人(同級生)、市長、議員さん、市の職員
日曜日なので堅苦しい話はなく、どこかみんな余裕がある様子

出会った人には「応募した?」と聞いている
6月11日の「どうする家康」出演者によるトークショーのことだ
鳥居強右衛門(とりいすねえもん)と亀姫役の二人が
新城文化会館にきてドラマの裏舞台などを話すイベントだ

この話は急に出てきたように思えるが、市は昨年からNHKに
何かないかと相談していたらしい
それが今年の3月に「出演者によるトークショー」を提案され
新城がドラマの舞台となる6月11日に開催することにしたようだ

自分は応募は申し込みスタートの日(5月13日)に行った
ネットのみの応募方法なので、年寄が多い新城市で
1200名も集まるかな、、と心配したが、先日のJA歴史講座の場で
4日間で800の申込みがあったと観光協会のスタッフから報告された

昨日はその後の様子がわかった
聞くところによると応募は1200以上(1応募で2名までだから2400名)
見学はもう完全に抽選の運任せとなる
驚いたのは青森県を除いて、日本のすべての地域から応募があったという報告
そして、日本どころかアメリカからも応募があったらしい
大した広報はしていないのに、どうしてこんなに集まったのか?
と関係者に尋ねると、出演者の(鳥居強右衛門役の岡崎体育さんと亀姫役の當真あみさん)
SNS投稿が効いているとのこと
この二人は全然知らない人だったが、岡崎体育さんのYoutubeを見ると
チャンネル登録者は18万人以上
自分が知らないだけで、結構有名な人らしい

来週(6月4日)と再来週(6月11日)は「どうする家康」の舞台は新城市
どのように扱われるか楽しみだ
でもきっと不満が残るに違いない
もっとこの部分を扱ってほしい、、と地元ならではの思いがあふれると思うからだ

どうせなら、市外の人に以下のことも知ってほしいと思う
天気が雨でないことが前提だが、NHKの放映一日の前の6月3日には、
地元の総中学校生徒の協力を得て設楽原決戦場まつりが行われる
子どもたちは画用紙で作った甲冑を着て行進し
日本中の火縄銃の団体(抽選で当たった団体)は
歴史の教科書にも載っている馬防柵のある場所で火縄銃の演武が行われる

市の広報には貴重なチャンスだから、少しでも多く
少しでも長い間、これらが話題になれば!と思う


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少数者の支配、無関心層の間接的な支持

2023年05月28日 09時17分56秒 | あれこれ考えること

メキシコではジャーナリストの暗殺が頻発しているらしい
(昨日のTBSの報道特集によると)
特に政権に批判的な人が対象で
暗殺を恐れるジャーナリストは自主規制に舵を切る恐れも懸念されている
(日本では現時点でここまで極端ではないとしても、記者会見の出席者の限定とか
  質問者の選別とかで、政権批判ができにくい状況にあるように思われる)

それは現大統領の考え、方針、法的な制度が拍車をかけていたかららしい
そこで不思議に思うのは、何故そんな人を国民は大統領に選んでいるのか?
といった素朴な疑問だ

だが、世の中には「国民は何故そんな人を政治的なトップに選んでいるのか?」
の疑問はいたるところで見られる
アメリカでも、トランプさんは自分の視点からは嫌悪感すら覚えるものだったが
彼も大統領に選ばれた
ベラルーシのルカシェンコ大統領も、フィリピンの前の大統領のルテルデ氏も
トルコのエルドアン大統領も、そしてプーチン氏も外から見れば
とても選ばれるべき人ではないように思える
でも選挙で彼から選ばれている

国内にいる人と外にいる人の思いとか優先順位は一致しないとか
国内ではそもそも報道の質量とも政権よりに偏っているから
との分析もあるようだ

よく民主主義の根幹の選挙と言われるが、選挙と民主主義は
実は別物なのではないか、、とさえ思える今日このごろだ

国民は(市民は)正しい選択をなしうるか?
短期的な利益のみを追求せず、長期的な視点に立って政策を支持し続けられるか?
そもそも、一般人に精緻な討論や考察ができるほど情報は行き渡っているか?
一般人は自らの生活に追われているので、面倒なことを考える余裕や意識があるのか?

こう言った現実の問題が思い浮かぶが、こうしたことを考える度にハンナ・アーレントの
「全体主義の起源」にあった文章を思い出す

全体主義運動の大衆的成功は、あらゆる民主主義者、とくにヨーロッパ政党制度の信奉者が後生大事にしていた2つの幻想の終わりを意味した。
その第一は、一国の住民はすべて同時に公的問題に積極的な関心を持つ市民であり、全員が必ずいずれかの政党に組織されるというところまではいかなくとも、それぞれに共感を寄せている政党はあり、たとえ自分では投票したことがなくとも、その政党によって自分を代表されていると感じているという幻想である。
ところが運動が実証してみせたのは、たとえ民主制のもとでも住民の多数派をなしているのが政治的に中立で無関心な大衆であることがあり得ること、つまり、多数決原理に基づいて機能する民主制国家でありながら、実際には少数者だけが支配しているか、あるいは少数しかおよそ政治的な代表者を持っていないという国がある、ということだった。
全体主義運動が叩きつぶした第二の幻想は、大衆が政治的に中立で無関心なら政治的な重要性を持たないわけだし、たとえそういう大衆がいるとしても実際に中立的立場を守り、たかだか国民の政治生活の背景をなすにとどまっている、とする考えである。全体主義運動は権力を握った国にとどまらずすべての国の政治生活全体に深刻な衝撃を与えたが、それはつまり民主制という統治原理は住民中の政治的に非積極的な分子が黙って我慢していることで命脈を保っているに過ぎず、民主制は明確な意思を表示する組織された公的諸機関に依存しているのと全く同じに、意思表示のない統制不可能な大衆の声にも依存している、ということがはっきりと露呈されたからである。

このような民主政の統治原理は、実態としての少数者の支配、
政治的に非積極的な分子(無関心層)の存在によって成り立っている
とするシビアな分析は、今は痛いほどわかる

それにしても、内外の空気は、何か変な方向に流れている気がしてならない


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チャットGPTで遊んでみた

2023年05月27日 09時50分07秒 | 徒然なるままに

自分より10歳以上年上で、ITには弱い人とお茶していた時
その方からチャットGPTの話が出た

まずは経験するほうが速い!
と言うことで、自分がその人の質問をチャットGPTで聞くことにした

彼の質問は
「AIをアイと読ませて愛あるか  この川柳についての感想は何ですか」

答えは
この川柳は非常に創造的で遊び心にあふれていますね! "AI"を"アイ"と読ませることで、人工知能に対する愛情や思いやりを表現しています。 言葉遊びを通じて、技術と感情の結びつきを示していると感じます。 また、「アイ」という言葉は目や心の意味も持つため、愛情の対象としての人間や人間性も想起させます。 この川柳は、技術と感情の関係性について深く考えさせられる一句だと言えます。

これをメールで送ると彼はまんざら気分が悪くないようだった
凄いな!を連発する
彼はチャットGPTを肌感覚で理解したと思われる

そこで、今度は自分がつくった俳句はどんな評価なのだろう?
と聞いてみた

問「何万年紅葉見続け穂高岳」 この俳句をどう感じましたか

チャットGPTの答え

この俳句は美しい自然の風景と時間の経過を表現していると感じます。 "何万年"という表現は非常に長い時間の経過を意味し、"紅葉見続け"という言葉は季節の変化と共に繰り返される紅葉の美しさを想像させます。 そして、「穂高岳」という山の名前が登場することで、厳かで荘厳な自然の景色を連想します。

この俳句は、自然の営みや時間の流れに対する敬意や、人間の短い存在と比べて永遠に続く自然の美しさを感じさせます。 紅葉が季節ごとにやってくる中で、何万年も変わらずに美しい風景が続いているというイメージがあります。

また、俳句の短い形式が、自然の中での一瞬の美しさを捉える能力を持っていることも感じます。 この俳句は、作者が長い年月をかけて紅葉を観察し続け、その美しさを言葉で表現したものと思われます。

全体的に、この俳句は静けさや永遠性を感じさせる美しい自然の描写であり、その風景や時間の経過に触れることで、心に静かな感動や安らぎを与えるでしょう。

全体的に褒められているので悪い気はしない
そこで調子に乗ってもう一つ聞いたみた

問「涸沢の灯火ゆらゆら蝶に雪」 この俳句をどのように感じましたか

一旦答えが返ってきたが、蝶が昆虫の蝶と勘違いしていたので、
穂高連峰の対面の蝶ヶ岳との説明をいれて再度聞いたところ

チャットGPTの答え

申し訳ありません、誤解が生じました。おっしゃる通り、「涸沢の灯火ゆらゆら蝶に雪」という俳句において、「蝶」は昆虫のことではなく、「蝶ヶ岳(ちょうがたけ)」という山のことを指しています。蝶ヶ岳は日本の山岳地帯に存在する名所であり、この俳句ではその景観を表現しているのですね。

したがって、俳句の意味を修正しますと、「涸沢の灯火がゆらゆらと蝶ヶ岳に雪が舞っている」という風景を描いていることになります。涸沢の灯火が揺らめき、雪が舞う中で蝶ヶ岳の姿が浮かび上がる光景をイメージしているのでしょう。

このように解釈すると、俳句は山岳の美しさや季節の移り変わりを表現しており、私たちに静けさや自然の力強さを感じさせます。蝶ヶ岳の存在が風景に深みを与え、雪と灯火が美しい対比を生み出しています。

おっしゃっていただいた正しい解釈に基づき、改めて俳句を感じると、山岳地帯での静かな夜の光景が美しく浮かび上がってくるようです。

それにしても、凄いな、、
先日は不動産鑑定の際の地目は登記された地目なのですか?
と聞いたときには、ずっと疑問になっていたことがスッキリするような答えが返ってきた
(答えは総合すると色んな人が口にしていたのと同じだった)

ただし、これは危険性もあるので、今のところは遊べる範囲で使うことにしよう

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思い出せない脳、睡眠の役割のことなど

2023年05月27日 09時00分46秒 | あれこれ考えること

週刊誌の新聞広告は、文字ばかりなのにとにかく目立つ
同居人はタイトルだけ読んで結構間違いの情報を口にする
目立つのは、人をホッとさせるようなタイトルではなくて
その反対のどこか意地悪い感じのするものだ
人の気を引くには悪口に限る!
と開き直っているような商業主義の典型のような有様だ

書籍の新聞広告費はいつも利用されているので
単発とか時々掲載される他の物よりも安いそうだ

週刊誌はさておき、自分も書籍の広告はよく見る
今朝は身につまされる内容の書籍の広告があった
「思い出せない脳」講談社新書 沢田誠著

なぜ固有名詞は出てきづらい?
思い出そうとすればするほど思い出せない理由
日中に学んだことを睡眠中に脳が「復習」している等など
常々実感する経験が羅列されている

本当に最近は嫌になるほどいろんなことが覚えられなくなって
覚えたことも思い出せなくなっている
だが思い出せないことは、実は生きるための適切な対処方法なのかもしれない
とも思う

少し前「程よく忘れて生きていく」のタイトルの本の広告があったが
まさにその通りだと思ったものだ

この本の広告の隣には阿川佐和子氏の「老人初心者の覚悟」の広告があった
これは脳の方ではなくて見た目の老化
目尻のシワ、毛髪のボリューム、手の甲の縮緬化現象など
どちらかといえば女性の気にする内容を扱っている

歩く速さも少しづつ遅くなっている
月木の朝近所の子どもたちと校門まで歩いて行って、
その途中で「しりとり」をする時などの言葉の瞬発力は
がっかりするほどだ

でも全て仕方ない
受け入れるしかない
(少しは抵抗を試みているが、、)

ところで、「思い出さない脳」の広告に
日中学んだことを睡眠中に脳が「復習」している
との言葉があるが、これは実生活でも実感する

パソコンを触り初めた頃は、誰かに教えてもらうとか
本から学ぶということはなく、とにかく試行錯誤だったのだが
これでできるはずなのに、、何故できないのだろう、、
と堂々巡りすることが多かったが、一晩寝ると
「そうか!」
と頭の中が整理されて理解できたことが多かった

その他にも、市政の問題でもいろんな要素が絡み合って混乱していたのが
朝になるとスッキリ整理されていた、、という経験は少なくない
だから難しい問題は、「一旦寝てから考えよう」
としているのは経験から学んだ知恵だ

そういえば、昔、徹夜で勉強をした人と一度睡眠を取った人では
どちらの方がテストで良い点を取れるか?
といった実験の話がどこかで見かけたが、
結果は睡眠をとったほうが記憶は定着されるようだ、、
との結論が示されていた

昔のことはよく覚えているが、最近のこと覚えていない
は実感することの多い現象だが、この経験からすると
政治家の昔のことは覚えていない、、
というのは嘘だな!と思ったりする

 

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今年もまた同じ写真を撮った

2023年05月26日 19時05分54秒 | 徒然なるままに

新城市の日の出は4時台になっている
冬の頃よりは早く目が覚めるのは、明らかに自分が昼行性のせいだろう

高校時代から夜は寝るもののライフスタイルは崩さず
当時流行った深夜放送も全然聞かなかったし
徹夜で勉強したこともなかった
(寝ることの優先順位は勉強よりも高かった)

ただし、起きるのは早かった
明るくなれば自然と目が覚めた
それは今でも同じだ

最近は日の出が早くなっているだけではなくて
太陽が北の方に移動している
東を向いた窓のカーテンの間を抜けて入って
床にその痕跡を残す一筋の光を、毎年のようにスマホで撮影をしている
今年もまた撮ってみた



最近は当たり前になっているいろんなことに驚きを覚える
こうした太陽の移動とか、今年のマイブームの植物の生きるための戦術とか

先日、Youtubeで「宇宙空間は何故暗いのか?」
というタイトルの動画を見つけたが、確かにこれも不思議だ

結局のところ、いろんなことがわからないまま生きて行くのだろう
幸い、わからないからストレスになるほど追求肌ではない
なにかの加減で、ひょいとわかることがあればラッキーくらいの感じ

それにしても夏の昼の2階はしんどいから
このボケ防止のための作業は早朝しかできないだろうな、、、

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3枚の「アビーロード」のレコード

2023年05月25日 09時32分27秒 | 音楽

一枚は聴くために、もう一枚は記念の保存用のために
同じレコードを2枚持っている人がいるそうだ
一時期は馬鹿げたこと!
と鼻で笑っていたが、実は自分も同じことをしている

ビートルズのアルバム、「アビーロード」を2枚どころか3枚持っている
写真の一番左は普通にレコードショップから購入したもので
真ん中は名古屋のその界隈で有名な「小池レコード」から求めたもの
そして一番右はアビーロード発売50周年でリマスターされたものを
通販で手に入れたものだ

音に違いがあるか?
が気になるが、以前に左側2つを比べたときには
確かに違いがあるように思われた
小池レコードから求めたものの方が生々しい印象で
演奏の熱までもが感じられた
(と言っても僅かな違いだったが)

そして昨日はリマスターされたものと比較したが
ポールのベースの音は真ん中のものが一番響いていたような気がした

レコードはレコードによって随分音が違うと言われる
フルトヴェングラーの指揮する「英雄」はウラニア盤が
圧倒的に素晴らしいとの評判で、自分は聴いたことがないが
Youtubeで公開されたウラニア盤の空気録音のものは凄まじい雰囲気がある

このウラニア盤と同じ演奏の別の会社が出しているレコードは所有しているが
それでは世間が騒ぐほどものもかは感じられない
確かにテンポ変化等は激しくライブ感はあるが、圧倒されるまでは至らない
でも本物のウラニア版はYoutubeでも凄いと感じさせられる

話はアビーロードに戻って、ビートルズのアルバム評価は日本では
「アビーロード」が一番のようだ
海外でも評価を含めると「リヴォルバー」が一番との説もある

この「アビーロード」はビートルズの白鳥の歌のように思えてしまう
極めて完成度が高く、ポップスとかロックの粋を超えて
音楽としての完成度がとっても高い

自分は特にB面のメドレーの部分が大好きで
初めて聴いた時は圧倒されて「凄い!」
としか声が出なかったのを覚えている
(甥っ子に聴かせた時、甥っ子も凄いと口にしたことがあった)

今は、繰り返しが多く徐々に盛り上がっていく「I want you」も
案外面白いと思うようになっている

先日我が家にレコードを聴きに来た人に今度は
これ「アビーロード」を聞かせてみようと思っている

それにしても、「アビーロード」一家に一枚必要な
本当に凄いアルバムだと思う

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久保が今季9点目のゴール

2023年05月24日 09時35分26秒 | サッカー

サッカーのスペインリーグも残りあと少し
既に優勝はバルセロナに決まっているが、
現在4位の久保のレアル・ソシエダは
来季のチャンピオンズリーグ出場に向かって正念場だ

今朝というより深夜行われたアルメリア戦では
久保が決勝点ゴールを決めて勝利し、勝ち点を68まで伸ばした
5位のビジュアレアルの1試合少ない状態で60
今日のうちに同じ試合数になるが下位のチームとの戦いで
勝利の確率が高いから実質的な勝ち点差は5点のままといったところか

ヨーロッパでサッカーをしている選手にとってチャンピオンズリーグ出場は
まさに檜舞台のようなもので、このリーグの覇者は実質世界一のチームと言える
ワールドカップと違って自国の選手ばかりでなく、各国から優秀な選手を集め
十分に練習が行われ、戦術の共通理解もなされ熟成もなされているから強いのは当然だ

現実的な見方ではワールドカップは選手の見本市で
ビッグクラブ、中堅チームはワールドカップで活躍した選手に目をつけ
補強の対象としている

スペインリーグでは上位4チームがチャンピオンズリーグに参加できる
だから久々のチャンスを目の前にしたレアル・ソシエダはあと二試合は
死にものぐるいで戦うだろう
ただ次の相手が、シメオネ監督のしぶといアトレティコ・マドリードで
バルサ、レアル・マドリーに並ぶスペインの強豪だ
あと少しまで来ているが、ぜひとも頑張ってほしいものだ

ところで久保は最近、レアル・マドリーとの試合でゴールをあげ
通算8得点までいっていた
そして深夜の試合では9得点目を、右サイドからカット・インして
ゴールのファーのサイドにきれいに蹴り込んだ

最近は出来不出来のムラが無くなり、
コンスタントに高いパフォーマンスを続けている

でも日本のメディアはそんなに騒いでいない
大谷の活躍と同じくらい簡単なことではないのだが
日本の様々な情報はアメリカ優先なのがこれからも分かる

ところでサッカーのように点の入らないゲームは
多くゴールを決める選手は違いを生む選手と言われる
メッシもエンバペもレヴァンドフスキもハーランドも
本当に特殊な才能と思う

そこで多くの得点をあげるにはどうしたら良いかを想像してみる
まずはゴールに近いところでシュートする
豪快なミドルシュートは見栄えがするが、確率的には近いほうが圧倒的に良い
次にゴールの正面からシュートする
右サイド、左サイドの選手がカット・インして決める場合も多いが
圧倒的に多いのは真ん中からのシュートだ

この2つの条件をどのようにに生み出すかということになるが
味方からのパスとかクロスがピッタリ合うのも一つだが
守る側はこの条件を潰すべく中を固めている
だから良いボールの供給だけを待つ選手は
結局は多くの点をとる選手にはなれない
得点を多くとるには自らの力でこの条件の場所まで行って
シュートする力がないとだめだ

最近の久保はこれができているように思える
足元から離れないドリブル、密集の中でもパスもシュートもできる持ちかた
そして膝から下の鋭い振り

ワールドカップ後、プレミアリーグで大活躍した三苫もドリブルに特徴がある
だがドリブルの種類が違う
三苫のほうがよりウイングタイプで、ドリブルの走るコースは左のタッチライン沿いだ
久保もウイングでドリブルすることが多いが、彼のほうが真ん中で
ボールを前に運ぶドリブルができている
そして印象だけだが、彼のドリブルはメッシに似ている
一方、三苫のドリブルはネイマールに似ていると言われる

ところで話は変わって
スコットランドリーグではセルテックの古橋が得点王になっている
でもワールドカップで選ばれたのは古橋ではなく前田大然だった
戦術的なこともあり走力のずば抜けた前田を選んだとか
古橋は与えられたチャンスをものにできなかったともいわれるが
問題は古橋に供給するボールの質が、
スコットランドリーグの選手たちと比べてどうだったのか?
を検討しなければならない
ストライカーというよりフィニッシャーの古橋は日本代表に選ばれても
クロスの質が高ければそれなりの活躍はできそうな気がする

ということで今朝はサッカーの話
日本代表もポジション争いが激しそうだ

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気味悪い出来事

2023年05月23日 09時04分51秒 | あれこれ考えること

今朝は右肩が少し重い
昨日、6回目のワクチン接種にでかけたからで
会場は初期のような緊張感は感じられなかった

6回目ともなると、打つ方も打たれる方も慣れたもので素早く進行していく
待つ時間の15分間がいつもより長く感じるくらいだ

コロナ感染者は知り合いとか近所にもいて、誰でも感染するようだが
幸い感染者の容態は大したことはなかったと聞いている

コロナの話が収まると世の中はG7のニュースが多かった
会期の最終日は広島市のホームページが開きにくくなっていたそうだ
どうやらロシアからのサイバー攻撃と想定されたようだ

現代は武力戦だけでなく、こうしたところまで戦いが起きている
ロシアの武力による一方的な領土支配は、怒りを覚えるものだが
こうした状況はロシアだけが実行したものではなく
振り返るとアメリカも似たようなことをしている

イラク戦争がその例で、大量破壊兵器はなかったし、衝撃的だった油まみれの
水鳥のニュースはフェイクニュースだった(水鳥の例は湾岸戦争だったかも)

このイラク戦争に関することで自分は奇妙な体験をしている
詳しい名前は忘れてしまったが「イラク戦争を再検討する」
といったようなサイトを見ていたときのことだ
アメリカからの視点ばかりではなく、記事には批判的なことも少なくなかった
ある時、何の気なしに眺めていた時、いつものトップページに
「イラク戦争を再検討する主旨に賛同して貰える人は登録してほしい」
と言ったようなメッセージがでた
このサイトはいつも真面目な内容が多いので、参加してもいいかな、、と
画面に現れた記入項目を入力して、終わりに近づいた時だ
いきなりこの画面が消えた
この手の登録は、普通は確認画面が出てきて、間違いがないことを確かめて
本登録する手順になっているのに、その確認が全くないまま急に消えた
何だ、、これは、、
いきなり不安を覚えた
元に戻ろうとしてももうそれはできないし、登録依頼の画面は一切出ない

この時感じたのは、先程の登録依頼画面は、このホームページを
運営している人たちのものではなく
別の人たちが、全く似せて作ったものではないのだろうか?
ということだった
何のためにそんなことをするのかは分からないが、きっとそうに違いない
それは間違いのないことのように思えてしまった

その時の自分はデモにも出かけるほどではなかった
単なる興味から見続けていただけなのに、、、ある一部の人間達には
危険分子の可能性を感じたのだろうか

ただし、その後は自分が監視されているような実感はないから
思い過ごしだったかもしれない
でも、本当に気分が悪い出来事だったので、昔のことだが強く覚えている

これらが思い過ごしなら良いのだけれど!

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