パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

[ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2010]

2010年12月31日 23時39分11秒 | 音楽

USTREAMでベートーヴェンの交響曲全曲リアルタイムで、

インターネット配信された

指揮はロリン・マゼール

聴いたのは途中から(5番の第2楽章から)

続いて8番、7番、そして9番

いやはや驚いた、ただでこんないいものが経験できるとは

我が家はADSLだが切れる事もホンの瞬間だけ

ストレス無く聴き終える事ができた

 

それにしてもマゼール、こんなにいい指揮者だったっけ

昔聴いたのが浜松アクトシティーのオープニングの

ベートーヴェンの第9

その時は何ら印象に残らず 凡庸な演奏

 

しかし今日は、正直期待を裏切って

良かった!

 

徐々にチームとして熟成したのか

指揮者の望むものを的確に把握する様になり

指揮者もノッテきてライブ感たっぷりの演奏を展開した

 

ちょっと残念だったのは第9のソリストのマイクが遠かった事

あとは、文句無し

 

7番の4楽章

9番の3楽章はホント素晴らしかった

 

NHKでなくてもこんな風に聴けるとは

来年あるかどうか分からないが

確かに時代は変わりつつある

 

今日はラッキーな儲け物だった

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昨年と同じ!(中京高のサッカー)

2010年12月31日 17時42分40秒 | サッカー

高校サッカー 一回戦の結果

中京2-4久御山

これで愛知県勢は何年一回戦敗退を続けているのだろう

 

昨年の神村学園にボロ負けした中京

さて今年は?

と後半から見たけど(昼寝していて前半は見逃した)

「やっぱり!」

 

このチームはドリブルで仕掛けて来るチームに弱い

解説では久御山のパスサッカーに混乱している

とあったが、混乱しているのはドリブルで仕掛けられたから

それは去年もそうだった

 

ドリブルで仕掛ける選手は自然と取られない位置に

ボールをもっていく、そしてミスった時も修正が速い

ビデオで見ると中京のDFの腰の位置が高い

細かな動きについていけていない

 

愛知県下のレベルでは、ここまでの個人のドリブル技術をもった選手や

チームがいないから何とかなったかもしれないけれど

初めて対戦するには体が反応できなくて、少しばかり大変だった事だろう

 

またもや同じ事を繰り返してしまったのは

やはりグランドのせいかな?

つまり、サッカーのグランド、100メートルを必要とする練習場が確保できないということ

確かに練習試合でその問題は多少クリアされるかもしれないが

一番多くの時間を費やすところが

まともにできないところは問題があるかも

 

それとやっぱり普段の練習の内容

ボールを前に運ぶ作業を中京の連中はパスに偏りすぎ

時にドリブルをしてもサイドでしかさせてもらえない

 

宮市もスピードは抜きん出たものがあるけど

前にスペースがあってのこと

もしくは一人くらいのDFがいる時に迫力がある

(これはグランパスの金崎もそんな感じ)

 

結局、前に多少人がいてもボールを前に運んでいく技術が

おろそかにされている様な気がしてならない

中田英も本田もいいのは、真ん中でボールをもって前に行ける事

(抜ききるドリブルではないが)

 

日本がお手本にするヨーロッパのサッカー

確かに組織的だしダイレクトパスが効果的に使われている

しかし、前にスペースがあるときは後ろからでも

どんどん前に行くスキルが前提として存在する

 

やっぱり基本は個人のスキル

 

そしてこのスキル、パスの精度と言う観点からみると

今回の高校選手権はどんなものだろう

少し不安!

 

 

 

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ブルックナーとマーラー

2010年12月30日 15時25分25秒 | 音楽

どちらも長大な交響曲の作曲家

後期ロマン派、ワーグナー一派として一括りにされてしまうけれど

その音楽は少し違う

 

マーラーの交響曲はまるで長編小説

ブルックナーは詩、あるいは哲学、あるいは音響

 

ブルックナーの8番は第三楽章のひとつだけで

モーツァルトの交響曲ならとっくに終わってしまうような長い曲

しかし、本当に長い?

 

不思議のは、慣れていないときは確かに長く感じる

しかし、曲を知って

ただ浸って流れに任せていらる様になると

果たして長いんだろうか?

むしろ短いのではないのか?

そんな風に思ってしまうこと

まるで自然の一部を切り取っただけで

自然や音楽はまだ続いているような、、、

 

一方マーラーは感情の起伏そのもの

 

マーラーは生き方自体も波瀾万丈で

それで解説者も言葉にして紹介しやすい

そして思い切り美味しいメロディーもあるし

(5番のアダージェット)

 

最近はマーラーは聴かない

ブルックナーも聴くバイオリズムにはなっていないが

どちらかと言えばブルックナーの方を聴く

特にアダージョの楽章

 

一頃のマーラー・ブルックナーブームは終わったかもしれないけれど

自分にとってはブルックナーはモーツァルト、ベートーヴェン並みに大事なお方

(しかし、写真で見る彼は田舎のおっちゃんそのもの)

ティーレマン、シモーネ・ヤングが8番でいいCDを出しているらしいから

久しぶりに買ってみようか

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最後の挨拶

2010年12月29日 19時53分06秒 | Weblog

2010年 実質的最後の一日

仕事納めの日、いやそれどころか、仕事最後の日だった

仕事を離れるというより会社を離れる事を決めて今日がその最終日

「立つ鳥後を濁さず」を実践する為に

淡々と真面目にこなしてきたつもりだ

それは傍から見ると不器用な生き方に見えたかもしれない

 

そして最後の挨拶の場で一言だけ 残る人たちの為に

ビートルズのアビーロードからの一曲

実質的終曲のThe End の歌詞を紹介した

「the love you take is equal to the love you make」

 

本当にこうあってほしいし、おそらくその通りだと思う

でもそれらが伝わったかはおおいに疑問

もっともしっかり伝わる様には話さなかったからだけれど

(大事な事はぼやっとしていると過ぎ去ってしまう)

 

ただいろいろと不思議なのは

自分に全然感傷的な感情が無い事、悔いも無い事

将来に不安があるのは事実だけれど

してきた事には全然後悔が無い

 

それどころか、しかるべき人にはちゃんと伝わっていて

その人たちからは本当に気持ちのこもった言葉、態度をいただいた

それは自分の行ってきた事が間違っていなかったと

証明されたようで、そして気持ちで応えていただいて

本当に励みになった

 

ここまでの事、匿名の良さを思い切り使わせてもらっている

具体的な名前、事実は伏せて単なる独白に近いモノにさせてもらっている

そうしてまで残しているのは

実はこうして何か外に出さないと

やっぱり、神経のバランスが崩れてしまうと思っているからかもしれない

 

さてと、どのみちもう退路は塞がれた

この先果たして自分がどんな経験をするのか

少しばかり不安。

鬱になるのか?

それとも案外生命力に満ちているのか?

 

とりあえず

let it be

と思う事にするかな

 

 

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独断的判断による関東と関西の違い

2010年12月28日 20時34分20秒 | Weblog

初対面の人間に対して

自分を大きく見せようとするのは

ある意味本能的なモノかもしれないが

独断と偏見からすると関東の人はこの傾向が強い気がする

 

つまり自分はできる人間だとか、

偉い人間だとか、

知り合いに有名人がいるとか

 

それはそんな風に自分をプレゼンしないと

やっていけない社会の雰囲気がそこにはあるのかもしれない

それだけ厳しい環境なのかもしれない

 

一方これも独断と偏見だが

関西は自虐的に自分をアホな奴、ドジな奴と

人に思わせている節がある(ような気がする)

 

どっちが楽かと言えば自分は明らかに後者

肩肘はってピリピリ生きるのは正直シンドイ

どてーっと情けなく生きていくのがいい

丁度パパゲーノみたいに

 

それにしても地域差てのは、あるもんだ!

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偉い人はいるものだ

2010年12月26日 17時21分21秒 | Weblog

お年寄りを騙して財産を身ぐるみもっていってしまう

血も涙もない連中がいるかと思えば

どういうわけか、その反対の本当にいい人

というのも存在する

マザー・テレサはその筆頭

彼女がいたという事実だけで

人間は生きるに値する存在と思う事がある

 

こんなに偉い人でなくても

社会には偉い人がまだまだいる

一般的には経済的な成功を収めている人が偉い

と評価されがちだが、その社長と言われる人の中にも

いろんな人がいる

 

自分は偉いんだ!と自分を大きく見せたがる人

そんな事には全然関心がなくて

ひたすら自分のなすべき道を突き進み

下の者、仲間にもざっくばらんに付き合う人

 

今日、田舎のある場所で餅つき大会が行われた

このイベントを主催したのがある工務店の社長

(具体的な名前は伏せておきます)

この人は、本当に、人として偉い!

と感じざるを得ない

 

多くの人の中で少しも偉ぶったところが無く

謙虚で、しかも仕事には当然として

地域社会の活性化、文化の伝承等にも情熱をもって取り組んでいる

そしてその姿の自然な事

 

これは反面

本当は自分がいったい何をしてきたんだ!

と落ち込む原因にもなりそうな人だ

 

世の中は、まだまだ捨てたもんじゃない!

きっとあの人の周りには素敵な人が集まるのだろう

そして単純に彼には頑張ってほしいと思う

 

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お手本を見習うなら、これもキチンと見習わなきゃ

2010年12月25日 21時11分17秒 | Weblog

なにかと日本のお手本となる国アメリカ

お手本になるというより日本は無節操に追従しているだけ!

の感も否定できないが

 

また世界情報もスポーツ情報もアメリカ中心で

まるでそれだけで用が足りるみたいな報道の仕方が気になる

 

ところがなんでもアメリカ追従の日本だが

議員の数だけは追従していない

アメリカの上院の定数は100名

日本の参議院は242名

全体の人口はアメリカの方が2倍以上なのに

議員の数は少なくて済ませている

 

どうせ猿真似をするんだったら

ここのところをしっかり真似てくれれば良かったのに

 

 

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大桃、麻木様様!

2010年12月24日 21時09分38秒 | Weblog

メディアはTwitterが発端の不倫騒動で大にぎわい

喜んでいるのは見たり読んだりする一般庶民より

しばらくネタに困らないでいられるメディア

まさに大桃様々、麻木様々

 

ところで、市川海老蔵さんはちょっと関心が削がれたからホッとしているかも

支持率低下の止まらない菅さんも

イメージ的トップニュースで扱われず助かっている?

 

それにしてもメディアは単に消費するものなのだと

いや、とんでもなく無節操に大食漢なのだと思う

 

ただメディアがこんな事に騒いでいられるのは

もしかして我が国がまだ幸せであることの印なのだろうか?

 

こんなんでいいのかな?


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才能と人間性

2010年12月23日 21時55分58秒 | Weblog

両立するのが望ましいが

なかなかそうは上手くいかないのが才能と人間性

どうも人一倍の才能の持ち主はいわゆる変わった人が多い

サッカー界ではマラドーナ、ロナウド(ブラジルの)あたりはサクセスストーリーを

書こうとしてもどこか脱線してしまわざるを得ない

その意味では市川海老蔵もその部類に入るかも

 

日本はどうもこうした個性的な人間の存在を

それだけで良しとしないところがある

芸が優れていれば人間性も優れていなければならない

いや優れた芸は(技術は)素晴らしい人間性から生み出される

みたいな信仰がある

 

しかし、残念ながらそうばっかは言えないところが人間の不思議なところ

その得意とする分野への異常な集中力、執念は

実は常人では可能なものではないのかもしれない

 

両立できるに越したことはないが

できなくても特殊な才能の人間を暖かく見守ってあげる

あるいは道を外さないように見守ってあげる

そうした幅の広い視野をみんなが持たない限り

日本は住みにくい世の中になってしまうのでは

 

つまり「あれもこれも」は残念ながら無理で

「あれかこれか」しか

生き方は選択できない

 

ホント神様もなさることは

人間が理解するのは難しい!

 

 

 

 

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いいもの見つけた!

2010年12月22日 21時09分59秒 | 音楽

YouTubeには本当にいろんな動画がある

偶然見つけた大ヒット作がこの

ブルックナーの第9番の交響曲のアナリーゼ前半

と後半

これは本当に興味深い

それにしてもピアノの音でもブルックナーは結構楽しめる

そう言えば白神典子がブルックナーのピアノ曲をCDにしているものがある

「秋の夕べの静かな想い」

「幻想曲ト長調」

「思い出」

「交響曲第7番ホ長調の第2楽章」

これらは本当に魅力的 ショパンを彷彿とさせたり

シューベルトを想起させたり、、、

ブルックナーはホント桁外れの音楽家だったんだと思う

秋の夕べの静かな想いは、またまたYouTubedeで見つけた

 

 

 

 

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