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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

努力した人が報われるだけでなく

2008年12月31日 18時22分08秒 | Weblog
運が悪かったり
少しばかり怠ける気持ちの強い人でも
普通に暮らせる世の中が一番なのでは!

努力した人が報われるのは、それはそれなりにいいことだ
しかし、努力しなければ(し続けならなければ)普通の暮らしができないようなら
それは結構暮らしにくい世の中のような気がする

派遣切り、期間工の契約解除など
その立場にない人たちは、彼らが努力が足りなかったとか
まだ努力が足りない!と言ってしまいそうだけれど
その部分は幾分かはあるにしても
努力不足の一言で済ませられる問題ではないだろう

人は現時点で持っているお金、立場で人を判断しがちだ
そこまでに至った苦労は認めるにしても
いま持っていない人が、底辺にいる人が尊敬に値しないとは
全然言いきれない

普通の人が普通に努力して普通の暮らしができて
感情豊かに暮らしていく
本当にあるべき姿は実はこんなのではないだろうか?

どうやらアメリカ中心の弱肉強食の資本主義、市場主義は
分岐点にきているようだ
これからは経済のみで人を判断するのではない
世の中になればいいのだが
(無理かな?)

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今年の三冊

2008年12月30日 21時21分43秒 | 
超訳「資本論」
アダム・スミス
揺泉院

本は楽しみの一つだけれど、どのような形で
自分が楽しんでいるかと言えば
新しいことを知ることが出来る喜びが一つ
知っていることを再確認できる充足感がそれに続き
そして単純に読んでいる時間自体を楽しむことができることだが
今年の三冊は、全部最初の知らないことを新しく知ることが出来て
楽しめた部類に入る

資本主義の行き詰まり、矛盾などなどは
そもそも資本主義に内在する問題点ではないのか
の仮説をもって読んだのが「資本論」を
超訳した「資本論」
もう一度しっかり読んでみたい

アダム・スミスも「神の見えざる手」が
引用の引用が多くて本来の意味合いとは
異なるのではないか!みたいなことが
本のカバーに書いてあって
それで興味を持って読んだのだが
結果的にアダム・スミスの「道徳感情論」
を読もうと言う気にさせられた

揺泉院は忠臣蔵の話
自分は結果的に47人もの人間を死に追いやった
討ち入りの行為や浅野匠のかみが好きになれなかった
なんでそんなに忠臣蔵が日本人に人気があるのかが
分からなかった
この本を読んだ後もやはり好きになれない気持ちは残るが
歴史的事実とフィクションを混ぜた
物語の展開は「そうなのか!」と
知的な満足感を得られて
最後のページになるに従い終わりになってほしくない
などという気分にさせられた

さて来年はどんな面白い本に出合えるか?


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子供の喧嘩

2008年12月28日 15時33分57秒 | Weblog
昨日は今年最後のサッカー練習日
担当の1.2年も家庭の行事があってか出席率もイマイチ
しかし残念なことに喧嘩は決まって発生する

たいがいは順番を抜かれたとか
きれいなボールの取り合いでとかで
些細なことから起こるのだが昨日も全く、そのパターン
ボールの取り合いから始まった
そんなものは順番で自分に回ってくるので冷静に考えれば
喧嘩にはならないと思うのだが
子供たちの中ではなかなかそうわけにはいかない

たまたましっかりボールを確保した子が
とれなかった子にちょっとばかり屈辱的な言葉をかけたのだから
普段はおとなしい子だった彼もカッとして
いきなり殴り掛かって、つかみ合いの殴り合いになった

その場面は練習をしていた他の子供たちにも少しばかりショックだった様で
いやーな重苦しい空気が流れた

互いに2.3発パンチが入った時点で
けりに入ったのでそこで仲裁に入った
まだこの世代では大人が真剣に怒ればカッカしていても
喧嘩はやめられる

ちょっと待て!喧嘩はいかんとは言わん(多少こんなこと言っていいかなと思いつつ)
頭にきたら我慢できない気持ちもわかる
だけど人を蹴ってはいけない
蹴っていいのはボールだけだ
なんでかと言うと、君たちの蹴りはサッカーをやっていないこと比べると
威力がありすぎるから相手に怪我をさせてしまうから
プロのボクサーは殴ると罪になってしまうのと同じで
威力がありすぎるから、、、

少々変な理屈だったが、その場はこの妙な理屈に
話がそれて
僕、空手やってたから強いよ、、
と誰か言いはじめて一気に喧嘩が治まってしまった

だがこの理屈を聞いているときの子供たちの表情は
それまでの喧嘩の荒々しい気配を嫌ってか
真面目なものだった
手応えとして言葉が子供たちの体に入っていくようにさえ感じられた

こんなことを毎週のように繰り返していると
不思議と言うか、大人とは違うな!と
つくづく思わざるを得ない

子供たちの喧嘩は、本当に後を引かない
さっきまで殴り合っていた子供たちがケラケラ笑って
一緒に何かしているなんてことはざらだ

子供たちは瞬間の感情をコントロールできない
いや、観察していると、この世代の子供たちは
それこそ感情で生きている
と言う気さえしてくる

だからこちらから怒られてもつむじを曲げると
てこでも動かない

本当に強情な子だな!
等と思っても一年前の何を言っても聞かない状態からは全然違う
確かに時間は経過して子供たちは成長している

4月当時のワガママばかりのモンスターたちが
こんなになってくるとは!

助かることに昨日も帰る時には
ほてった顔で満足げな表情に満ちていた

とりあえず今年はおしまい
こちらも楽しかったよ

子供たちにはよい年を!


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明日はわが身

2008年12月26日 21時38分33秒 | Weblog
年末挨拶をすると、つい出てくるのが景気の話
派遣切り、期間工の解雇のニュースだけでなく
実際に自分の肌で感じている実体経済の悪化は
将来が不安に満ち満ちている

上場企業の少ない、中小零細企業の多い地方では
他人事ではなく一歩間違えれば、
いや、時間の問題で自分の身にも最悪の
状態に陥る可能性がある

確かに100年に一度の
とんでもない時代なのかもしれない
さて、どうやって乗り切ろうか!

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テレビでサッカー中継を見て

2008年12月23日 21時45分24秒 | Weblog
今の立場でどうすることも出来ないけれど
ヨーロッパのサッカーを見ると
凄いなあ!とか美しいなあ!
とか楽しんでいるより
何が違うのかな!
どういう練習をすればいいのかな!
と知らず知らず考えている自分がいる

今日も暇に任せてセリエAなどを見ていると
守りはシュートを入れさせないだけではなく
ボールをとりにいくことだ
と思わされた

そう言えば先日のクラブワールドカップで感じたのは
ディフェンダーの後ろにいる味方にパスを通す技術
ボールを左右にすばやく動かしちょっとした隙を作って
すばやく通す

それともう一つロングパス、ミドルパスの正確さ
日本では中村俊輔以外に正確なクロスを上げられる
選手が少ない

まだまだある
協会の人々も感じているようだけれど
フィジカルのこと
何故こんなにも日本人は弱弱しいのだろうか
単なる体格差だけではないと思うのだが

と、こんな風に思っても現時点で(小1.2年)
自分に出来ることと言ったら
ひたすら走らせて丈夫な体づくりの手助けをすることくらい

毎年正月の高校サッカーを見るけれど
グループの守り、戦術
キック&ランの徹底ぶり
多少軽いトリッキーななどが見られ
化け物みたいな選手の登場が少なくなってきた

勝負は勝って何ぼ!
だから全体的に勝ちにこだわって
すぐに勝つための方法を講じて
長期の視野の養成ではないようだ

それと多分マスコミにも問題ありかな
解説者は大声で有名選手を連呼するだけでなく
もう少しプレー自体の意味を解説するようにしなければ

もっとも他人はもう少し違う意見を持つだろうから
単に独りよがりな意見の一つに過ぎないが




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FWの差と言ってしまうのは酷かな

2008年12月21日 21時57分41秒 | Weblog
クラブワールドカップ決勝
マンテェスターU対リガ・デ・キトは
後半ルーニーの得点で戦前の予想通りマンチェスターUの勝利

自分が見たかったのはロナウドの派手なプレーではなく
マンチェスターUがあの堅いリガ・デ・キトの守備をどう突破するか
の一点

結局その答えは特に特別なことをする訳でもないが
そのプレーの正確さ、そしてなんというパスのスピードの速さだろう
縦へのパスはJリーグではお目にかかれないスピードだ

それと前半に多用されたロングパスの正確なこと
プロだから当たり前、世界のトップレベルだから当たり前と
言ってしまえばそれまでだけれど、ため息が出るような
羨ましいプレーだった

それにしてもルーニー
今日は凄かった
仮に点を取らなくても(今日はルーニーの日ではないと思った瞬間もあったが)
彼のポテンシャルの高さは十分すぎるほど垣間見えた
柔らかいトラップ、柔らかい落し、正確なキックとパワフルなシュート
そして目の前の戦いに負けない闘争心
これで22歳だから数年間は怪我さえなければ彼の時代は続きそうだ

マンチェスター側が一人退場になって
リガ・デ・キトに数的優位になったのだが
それからのリガ・デ・キトの攻撃は壁のように立ちはだかる
マンチェスターの大男たちを突破するには
個々のテクニックはあっても若干ひ弱だった

サッカーはあまり点の入らないゲーム
それだけに決まって得点を上げる人物はそれだけで
特異な才能の持ち主といえる
この意味ではマンチェスターUとリガ・デ・キトの差は
年俸によるプレーヤーの質もあるかもしれないけれど
絶対的なFWがいるかいないか、だった様に思う

本当のことを言えば判官びいきの日本人である自分
へそ曲がりの自分はリガ・デ・キトを応援していた
なんとか無失点で押さえてくれたら
と思ったけれど流石マンチェスターU 勝負強い

だが南米のチームはプレッシャーのかかった状態でも慌てずに繋いでいったり
リズムが悪い時にはいったんテンポを落としたりと
参考になる点は多かった

ガンバやレッズが2年続いて3位になったと言うが
目の色が違うような真剣勝負をマンチェスターUやリガ・デ・キトに
させるのにはまだまだ時間がかかりそう
世界のサッカーを見るのは楽しいけれど
一方日本の現実を再認識させられて辛い面があるのも正直なところだ
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ブラッディー・マンデーと少年マガジン

2008年12月20日 21時29分50秒 | Weblog
珍しく最終回まで見てしまった
普段あまり見ないテレビ、
しかも続き物のドラマというのに

割合面白かった
しばしばご都合主義的なところがあったけれど
大目に見ることにして
主人公のハッカーの活躍よりも映像のどこか気持ち悪いようなところが
常に何かを裏切る話の展開も相まって
スリル満点だった

しかし、これはまだ続きがあるのかな?
女性テロリスト(吉瀬美智子はきれいだな)の依頼人は明らかにされていないし
危ないものは依然としてテロリストの手中にあるし

しかし、このドラマの視聴率はどんなものかな
結構こんつめて見ないと楽しめそうにないから
バラエティーになれた人たちにはしんどくて
テレビ局の人が望んだほどには数字はとれていないかな?

さてこのドラマ、原作が少年マガジンに連載中の漫画
ふと手にした号がブラッディー・マンデーの初回で
なんだか少年マガジンというより、アクションとかその手の漫画にふさわしい内容だな
と感じたのを覚えていて
ドラマが始まる時、あの漫画だな!と思い見続けることになった

少年マガジンは我々が育てた漫画雑誌
そんな自負心があった
誓いの魔球、黒い秘密兵器、巨人の星、明日のジョー
紫電快の鷹、ハリスの風、まるでだめお、デロリンマン
ほら吹きどんどん、1.2の三四郎
それらは自分らの生活とともにあった
中学の時テスト週間にも関わらず、いつもの本屋さんに
立ち読みに行ったこともあった
(そこの本屋さんはとても親切で別に細かいことはいわなかった
 だからではないが大きくなってから定期的に値の張る書籍を購入していたりしていた)

だが、ずいぶん長いことこの漫画とつきあってきたけれど
あるときから妙に話が子供っぽかったものが増えてきて
自分らが育てた漫画本から離れていったように思えて
そろそろ卒業!
と手にしなくなった

少年マガジンは雑誌名こそ少年の文字があるけれど
実は読み手は、かつて少年だった人に違いない
今日床屋さんで久々に始めから終わりの方まで眺めると
今度は随分大人っぽいものに変身していた(みたい)
これならまた見続けることができるかもしれない
(麻生さんが見るのはこの少年マガジンではないだろうけれど)



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想定内(マンテェスターは本気になったか?)

2008年12月18日 21時39分31秒 | サッカー
クラブワールドカップ ガンバ大阪対マンテェスターU
マンテェスターUは本気になったか?

ならなかった、とは言えないかもしれないが
なった時間はそんなに多くなかったように思える

結果だけを見れば
マンテェスターU 5-3 ガンバ大阪で
点の取り合いみたいに見えるけれど
前半にマンテェスターUが2点取ってしまったから
少し緊張感にかけるところがあった

マンテェスターUが失点したのはテベスからルーニーに代わった瞬間
フッと緊張が途切れ
えてしてこんな時には失点しやすい

だが本気モードに思えたのはそれからの数分間
それこそあっという間に3点

それにしてもルーニーは凄い
まるでロマーリオみたいだ
すぐシュートをうてるようにトラップして
シュートまでが速いし慌てないし正確だ

正直なところ戦前の予想は
マンテェスターUの3-0の勝利と読んでいた
だが、イングランドの守りでイタリアのように
ガチガチではないからスペインのようにポカっぽい失点はあるかな
とも少しは期待していた

始まってすぐ、慣れない相手との対戦で少し手こずったようだけれど
20分を過ぎた辺りからガンバの攻撃も想定内になってきたようで
前半に2点も入らなければマンテェスターUももう少し緊張して
ゲームを続けただろうに、、、

まだまだ本気モードではないと思うのは
球際の激しさがアーセナルやリバプール、チェルシーと戦うときと
全然違うから

じつはガンバの連中が手こずるとしたらフィジカル面でやってこられたら
ちょっときつい!と思っていたのだけれど
怪我しないように!そんなに向きにならなくても勝てる!
と割合淡白にきたのでガンバとしてはやりやすかったかもしれない

ロナウドはテクニックというより、もしかしたら身体能力の高さで
秀でているかもしれない
それが彼流と言えばそれまでだが、軽い彼のプレーはそんなに好きじゃない

お気に入りはルーニーとギグス
流石にギグスも以前の運動量はないけれど
相変わらず正確なキックと黙々と真面目なところいいなあ

遠藤、いままでの努力が報われてよかった
ただ一人フィールドプレーヤーでドイツワールドカップに出られなかった辛さを思うと
ジーコはなんて奴だと腹が立ったときもあったが
ここ2.3年の活躍は本当にすばらしい
オリンピックも病気で参加できないなどと不運もあったけれど
これで帳消しかな
今日の遠藤はFKも流れの中からのシュートも枠にいっていたので
なんとか入れさせてあげたい!とまるで親のような気持ちで見ていた

さがガンバの一番よかった得点は橋本の入れた3点目
これは本当にすばらしい得点だった
彼も報われてよかった

さてガンバ、次はメキシコのチームと3位決定戦
案外このチームの方がガツンガツンきてやりにくいのではないだろうか
おまけにテクニックのあるし、、、

決勝はマンテェスターUとLDUキト
年俸と人気なら圧倒的にマンチェスターだが
LDUキトの組織だった守りも破るのは結構難しそうで
それこそ本気にならないとマンチェスターもカップを手にすることはできないのでは

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クリスマスソングが聞こえない

2008年12月17日 22時12分59秒 | Weblog
会う人会う人が、景気が悪い!
そんな話ばかりしていて、
不意に気がついたことがあった

この時期聞こえるはずのクリスマスソング
いっこうに聞こえない
そういえばクリスマスらしい装飾も見えない
たまたま見かけても思いっきり経費を削ったような
貧相なものばかり?

これだけ経済が落ち込んでくると
みんな無駄な経費をカットしたい気持ちなのだろうけれど
なんだか寂しい限り

こんな時こそ刹那的にワッと騒いで
宵越しの金は持たねえ 的な
金の使い方をする人は、、、

いないよなあ

ますます自分からブラックホールに入ってしまいそうな
悲観的な考え方をする国民、、、でもないか

困ったもんだ
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中学生のサッカーを見て

2008年12月15日 23時30分48秒 | Weblog
昨日に引き続いて中学生のサッカーの話
さすがに自分が今見ている小1.2年生と比べると
力強さ、スピード、など段違いだ

グランドのセンターサークルに立つと
そのグランドの大きさに少しばかり
呆れて気持ちが悪くなりそう
(メタボの重たい腰痛持ちにはしんどい)
むかし自分がこのコートを走り回っていたのが
不思議な気がする(今は情けない)

ところで昨日の試合は
部分的には体のぶつかり合いもあったり
時には華麗なテクニックを見せることもあって
さすが好きでやっている子達!
と感心するところもあったけれど
この世代のサッカーに目が慣れてきたら
気になることが2.3目に付いた

テクニック的にはドリブルなど目の前にあるボールを
コントロールする技術はずいぶんとレベルが全体的に上がっている
しかしゲームとなって、なかなか実際にボールを
ゴール近くまで運んでいけないのは
パスのイメージが少しばかり貧困ではないか?

実際ゲームをしている立場に立つと
ボールをサイドに散らしたほうがいいとわかっていても
どうしても真ん中へパスしたくなってしまうのはわかる
(味方も中央にいるし得点の可能性も高いから)
しかし、守りも人数が多いわけで結局真ん中のパスは
誰かにカットされてしまう

そんなことを続けているうち
あまりにも同じ光景が続くので変だな!
と思うようになった
というか打開策をついつい考えてしまった

そこで思ったのが
バックスの頭を越えるポワーンとしたパスを
したらどうかという事
バックスはゴールに向かって浮き玉を
後ろに敵が迫って来るのを感じながら
処理しなければならない

しかし昨日の中学生はみんな
ほとんどがグランダーのパスで中央突破を狙っていた
というより始めから頭を越すボールと言う選択肢は
ないように思えた

中学生に上手く浮かせてボールを蹴るのは
難しいかもしれない
(というよりあまり練習していない)
浮かせるボールを蹴るのはせいぜいFKの時の
カーブをかけたシュート練習くらい?

練習の時間は、ボールコントロール
自分の適切な位置取りのための判断
2.3人での攻撃、守り方などが多く費やされてはいないだろうか

実際にハーフタイムの監督さんの言葉が耳に入ってきた時も
ポジションの修正、連携の確認などが多かった

しかし打開策として、いや今後費やすべき練習として
キックの豊富さ正確さを感じた人は少なかったようだ
(もっとも試合中は当事者はそんな悠長なこと言っていられない?)

またいつものことになるけれど
上手い選手と言うのはスピードで、または走り回って
頑張っているように見える選手だけではなくて
正確な適切なパスを、特に縦のパスがきちんと
通せる人が上手い選手と自分は思えてならない

縦のパス
これが現実的には割合みんながみんな
上手くいくわけではない
横のパスはまだしも
縦のパスが通るのはチームでも数人に限られる
それは狭い中を通さなければならないからだし
スピードもコースも適切でなければならない

だから本当は縦のパスを通すために
つまらないけれど地道な練習が必要と思うのだけれど
なかなかそれは、、、

外国はサッカーとは言わずフットボールという
フットとは足のこと、脚ではない
つまり足の内側、外側、甲、つま先、踵などを使い
ボールを扱うスポーツのこと
しかし日本はフットボールではなく
チームプレーと言うスポーツになっている

また文句が出始めたけれど
昨日のゲームに戻って次に感じたのが
みんな同じリズムで蹴っている点
全部一定のリズムで何の疑いもなく
もう少し変化をつけたほうがいいような気もした

それと実際にわがチームの一人には言ったけれど
「とにかく蹴っておけ!」
というプレーは良くない
必ずなにか目的を持って蹴るようにしなさい

こんな風にあれこれ感じたのも久しぶりに
中学生を見られたから
それにしても指導者はいろいろと考えなくてはならず
大変だ!
(とりあえずやってもらっている皆さんにはご苦労様!)
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