ドイツ好きの自分としては残念なニュース
フォルクスワーゲンの排出ガス規制の不正
この事件がドイツのみならずヨーロッパ全体に及ぼす影響とか
トヨタと販売台数世界一を争っていた中で
追いつめられてついやってしまったとか
何故チェックできなかったのかとか
そういう問題ではなく、今日取り上げるのは
「人間は何をしでかしてしまうか 」という点
一般的には社会的・経済的地位が高く成功者の人びと
でも、やってしまった
それが悪いと知りながら、いつかばれるかもしれないと思いながら
でも、やってしまった
どうも人間という存在は完全ではない
どんなに反省を踏まえたうえで二度と起こさないシステムを
作り上げても、必ず問題を起こしてしまう
警察だから犯罪をしないということも確率的にはないし
教師だから道徳的に優れた人間とは限らない
それこそどんな集団も多分同じ確率で様々な事が起こる
そう言った不完全な存在だからこそ、ものすごく大事なことには
大いに保険をかけて失敗しないようにするのは必要
ものすごく大事なこととは、戦争をしないこと
人間は感情の生き物
何をしでかすかわからない
といった人間に対する不信感を前提に
世の中のシステムを決めていかなければならないことがある
権力を持ってしまったら人は何をしでかすかわからない
これは、現在地元の市でも、国内でも身にしみて実感している
のは残念なこと
ホント、誰でも人は何をしでかしてしまうかわからない
そして、何かをしでかしてしまうのは特別な人ではなく
ごく普通の人もしてしまうかもしないということ
そういった人間に対する想像力・洞察力
それらが欠けた人たちがリードする立場になっているとしたら
(今はそんなふうに思えて仕方ないが)
ちょっと心配どころではない