パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

外国語の詩

2012年09月28日 21時27分56秒 | Weblog

音の感じが違うから正確にイメージは伝わらないかも知れない
外国語の詩
(観念は伝わるかもしれないけれど)

それでも好ましいと思うものが出てきたり
上手いなーと思ったり
色彩豊かなイメージが湧いたり
日本ぽいと思ったり、、、

高橋健二のヘッセの詩の訳は
多分ドイツ語ので読むものと印象は違う気がするけど
それでもなんか好きだな

ウンベルト・サバの詩も
立原道造が長生きしてたら書きそうな気がするし
リルケはよくわからないが
凄い!と言う感じだけはする

もっとも日本の詩が外国語に翻訳されたら
我々日本人は変に思うかもしれないから
同様に外国語の詩は
結局勘違いの世界で成り立っているのか?

それを思うと、まだ音楽は世界共通語に近いかも
それでも地域によってどこか違うところもあるけれど

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読書の秋(とりあえず「重力とは何か」)

2012年09月27日 20時26分34秒 | 

涼しくなって急に、夏に何も考えなっかたり
本を読んでいなかったことに不安を感じて
いつだったか新聞の書評に出ていた(?)本を読んだ

「重力とは何か」
アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る
大栗博司著 幻冬舎新書

文字通り重力のお話
自然界に存在する4つの力のうち重力に絞って
話を進めているが、この手の本は久しぶりで
手こずってしまった

正確な知識に至るまでの細かな読み方はしなかったが
おぼろげでも全体像はイメージできて
それが、面白かった

本の半ばにハリウッド映画のスターが
E=mc2
の現実的な意味を教えて欲しい(?)みたいなことを
述べたエピソードが載っていたが、まさにその通り
抽象的な数式の世界を上手に現実の世界に翻訳する
方法があれば、知りたいものだ

以前、夢が叶うとしたら
この世界の始まりとか、素粒子の話を
研究の当事者としてしゃかりきに考えることが出来ればいいな!
と思ったりしたが、解説書を読んで分かるより
その現場にいる人間として存在したいな
と思ってしまう

と言っても、ないものねだりは諦めて、、、
仕方ないから以前ほっぽり出した
「ワープする宇宙」など再度挑戦しようかな

それとも、別の分野で今西錦司の「生物の世界」を読んで
日本人らしい感性の自然観、生物間を味わってみようかな

いずれにしても、秋になってようやくエンジンがかかってきた
(と思いたい)

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ビートルズとサイモンとガーファンクル

2012年09月24日 20時00分25秒 | 音楽

レット・イット・ビーと明日に架ける橋
ヘイ・ジュードとボクサー

それぞれビートルズとサイモンとガーファンクルの名曲だが
共通点は?

最初の2曲はピアノで始まっていること
次の曲はエンディングが何度も繰り返されていること

こんな風に書いてしまうと似たようなものだけれど
随分違う(当たり前だけれど)
それぞれの曲が出た頃からずっと思っていることがある

ヨーロッパとアメリカの違い
あるいはバッハとマーラーの違い

歴史の中から生まれた美しいメロディ(レット・イット・ビー)と
いい意味でのショウビジネスからうまれたヒット曲(明日に架ける橋)
生み出されたから時間がたって今こそ正当な評価がなされるかもしれない

エンディングの印象的なヘイ・ジュードは
4つの音がバッハの通奏低音みたいに繰り返される
ボクサーはマーラーのシンフォニーみたいに響きあう

だからどうした?

そう、ただそれだけ!
そんな風に感じただけ
でもこんな風にあれこれ考えるのは案外楽しい

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踊る大捜査線 最終章

2012年09月23日 18時33分20秒 | Weblog

前作品よりは良かったかな
というのが第一印象
(ホント前回はどうしちゃたの?というくらいのイマイチ)

隠蔽が同時進行
脚本家の作品を統一感のあるものにしたい気持ちが
分かるような気がしたが
最後の大団円に結びつけるための仕掛けは
チョット無理があったかな
でも、そんなに気にする程でもない
楽しめたのは事実
(感動するほどではないが)

まだ見ていない人には
見ても損はない
と言っていいかな

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文体

2012年09月19日 20時48分51秒 | Weblog

最近、というよりずっと前からかもしれないけれど
小説類を読んだりすると
その小説を書いている人の文体というか
その人の人間性、思考の深さなどを感じてしまうことがある

作家が登場人物の言葉を借りて
自分の考えをそれとなく挿入したりするのだけれど
それが自分の好ましいパターンに入らないと
途中でも投げ出したくなってしまう

作家の身を削る創造活動は
何となくわかる
サッと作ってしまった作品はそれだけのものでしかない
(売れる売れないは別として)

先日のミステリー「カラマーゾフの妹」もこの悪い方のパターン
作者の物知り部分は納得できたけれど
それ以外の人間洞察の部分はどうも、、、
もっとも、ミステリーだからそちらの方面を
期待するのは間違いか、、、

村上春樹の1Q84も似たようなもの
確かに独特な世界はあるかもしれない
しかし、心まで響くかといえば
少なくとも自分にはなかった
最近ではオルハン・パムクの「雪」が圧倒的に良かった
なかなか辛い内容で再読したいとは思わないが
それでも作家の人間性の深さを感じさせるようで
今も心のどこかに残っている

結局、音楽も小説も作家の人間性が出てしまうものだろう
しかし、となると自分のこれはどうなんだろう?

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夏休み

2012年09月18日 20時01分12秒 | Weblog

夏は疲れる
何にもしていないのに、昼過ぎには腕が汗のせいで
ネバネバネ・チャネチャしている
そして家に着いて、ご飯食べたらボーッとするだけで
何もする気にならない

ひと月前の盆休みには
この暑い時期に休みがある
というのは合理的なことだ
などと思ったものだ

実際、あの暑さの中で仕事をしても能率は上がらない
(クーラーの効いた中での仕事は、チョット違う気がする)
ドイツ人がウアラウプといって長期休暇をとるのは
ドイツ人らしい合理的な面なのだろうか
フランス人もやはり長期休暇があるらしい

うらやましいなどというのではなく
実はその方が合理的なのではないのか?
ということ
仕事の効率だけでなく、生き方、一人の人間の
限られた時間の使い方として
そちらのほうが日本の社会の時間の使い方より
優れているのではないか?

と、ここまで話を進めたのは
しばらくこれ(ブログ)をサボっていたから
実際、エアコンのない暑い部屋に行って
パソコンの前に座るなんて
とても、そんな気になれなかったし、、、

もう少し涼しくなったら、真面目にやろうか、、、な

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ブルックナーのピアノ曲

2012年09月13日 20時55分46秒 | 音楽

交響曲のイメージが強いブルックナーも
こんなピアノ小品を残している


 

もう一つ見つけた


まだまだあるぞ!


こうして聞いてみると、ブルックナーは聴きやすい音楽を書くことはできたが
あえて書かなかったという気がしてならない
マーラーやショパンなみに美味しいメロディーもあるけど
それよりは自分の求めるものにまっしぐら
その結果分かりにくい音楽になってしまったが、、、

でも好きだな、垢抜けないおっさんのようなブルックナー
自分は自分らしくをベートーヴェンとは違った意味で
実行していたのかもしれない

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歴史スポット

2012年09月11日 05時55分23秒 | 旅・旅行

盆の休み、メチャ熱い京都に行って来ました
今回はちょっと歴史絡み?

本能寺

信長はここで亡くなったんだ

池田屋跡

今は居酒屋になっていて素通りする人が多かったです

金福寺

拝観は盆の行事のためできませんでしたが、入り口の「村山たか女」関連の建物は覗けました
この人、ちょっと興味あります(いい女だったんだろうか?それとも変人?)

一条下り松遺跡

武蔵が吉岡一門と戦ったとされる場所

しかし、人間は「花より団子」
歴史スポットよりは多くの人がグルメスポットのほうが
ずっと興味が有るようです
(自分は結局かき氷しか印象に残ってません。何しろ暑かった)

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メディアが日本サッカーを強くする(ようにしなければ)

2012年09月02日 19時24分33秒 | サッカー

ヤングなでしこが、韓国に3-1と勝利した時
佐々木監督が明日の新聞は柴田で!
と要望し、4試合連続得点の田中陽子自身も
今日は20点の出来と言っていたのに
いざ当日になってみると
やはり、田中陽子の報道が多い
(特にTV関連)
そして、柴田を語るにも「女香川」とのフレーズを用いて
どこか、ついでに紹介の雰囲気

これは先日のヤングなでしこに限ったことではない
男子の代表選でも、香川がイマイチでも
マンUのブランドの強さか
彼を褒めちぎる
中村俊輔の時もそうだった
客観的に見て良くない時も、いいところを探して
針小棒大に報道する
それはずっと続いている

人間だからいつもフィットして良いプレーばかり
と言う訳にはいかない
そんな時はダメ出しをしたっていいのではないのか
いや、プロの世界だから
むしろそれが当たり前なのではないのか

なのに、、、、、

メディアはサッカーを愛していない
タレント・話題を愛しているだけだ
本当はメディアがサッカーを見る目を
みんなに教えるような報道をすれば
日本のサッカーのレベルは今よりも上がるだろうに、、


サッカー解説者が松木さん、セルジオさん、金田さんに
固まらないでもっと大衆受けをしなくても
本当のことを覚悟をもって話せる人がいればいいのに
そういう人を発掘してメディアに登場させる
そうすれば、メディアが間接的に日本のサッカーを
強くすることになりそうな気がするのだけれど

 

 

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