パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

鞍馬天狗

2008年02月28日 21時31分41秒 | Weblog
こんな話だったのか!名前は知っているが、
杉作と言う名の子供、新選組が登場、覆面姿
このくらいの知識しかない「鞍馬天狗」

祖母の生きていた頃に、映画かなにかで見たかもしれないが
久しぶりに?NHKの時代劇を見て
馬鹿馬鹿しいと思いつつ、昔のドラマのテンポ、内容を
今のそれと比較する意味で楽しんでいる

倉田典膳が鞍馬天狗とわからないのは
少しばかりわざとらしくて
また、この主人公の野村萬斎のセリフが
少しばかり耳に慣れなくてしんどいところもあるが
そんなものだ!と思い込むと
それはそれなりに、水戸黄門並みには楽しめる

こうして見ると月光仮面も白馬童子も仮面ライダーも、
いわゆる変身ものは鞍馬天狗のヴァリエーションかもしれない
しかし、やっぱり昔の台本がはどこかのんびりしてる感じがするのは
今があまりにも忙しいから?
正義のため!等と公言すると、どこか恥ずかしい気がするのは
今がしらけた世の中になっているからだろうか
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納豆ともずく

2008年02月27日 21時46分52秒 | Weblog
先日の事、いつものように朝ご飯に納豆を!
と思っていると食卓に納豆と並んで、
もずくが置いてあった

聞けばテレビ番組で納豆にもずくを混ぜても
美味しいらしいから、やってみようとしたらしい
しかし、どうイメージしても間違いなく自分の好みではない

同様なものの、納豆と芽かぶは納得できるし
実際やってみても結構美味しい
だが酸味のもずくに、あの納豆は、、、

そういえばまた少し前
納豆にトマトを細かく切って混ぜて食べると美味しい
という話があったが、これも自分的には
実際食べてみたが、これはパス!という組み合わせだ
どちらの生々しい香りが鼻について
ミスマッチだと思うのだけれど、、、

実際、組み合わせというものはあるもので
数年前、チーズとワインのマリアージュと名付けられた通販(頒布会)で
カマンベールチーズとシャブリの月があったが
これは誰かに話さずにはいられない程の美味さだった
もちろんチーズとワインの質も、いつもよりは上質だったのだけれど
それでも確かにこの組み合わせはテェックを入れておこうと
思わせるものがあった

ある女性に言わすれば、
ケーキにもコーヒーに合うものと、
紅茶に合うものがあると言う
和菓子に日本茶が合うのはわかるけれど

このようなベスとマッチングを探すのも
人生の一つの楽しみかもしれない
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唐突な三浦和義逮捕(その陰で忘れてはいけないこと)

2008年02月25日 22時35分35秒 | Weblog
三浦和義逮捕
初めネットでこのニュースを見た時には
昔、こんなことがあった、と回顧しているのかと思った
しかし、日付を見てみるとタイムマシンに
乗っていたわけではなく、まさしく現在の出来事

報道によれば新しい証拠が見つかったらしい?

しかしなあ、この時期になんでまた突然に?

ある人が言っていたが、このタイミングは
米兵の沖縄の中学生暴行の目線をそらすために
仕掛けられたものとも考えられる、とか

確かにマスコミはすでにその路線に乗ってしまっている
この何かにすぐに夢中になり、
忘れやすい国民は
物事の大切さの優劣ではなく、単に目先の興味だけで
情報を消費している

正直なところ今はこのニュースで大騒ぎは仕方ない
だが、一段落したら再び冷静に
沖縄の何度も繰り返される問題を
深く考える世論を形成してもらいたいものだ

我々は、もう少し怒ったり(官僚などに)
理不尽なことを忘れないようにしなければ
そしてそれらを声に出さなければ
いけない時代になってきているような気がする
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東アジア選手権 対韓国戦

2008年02月23日 22時54分22秒 | Weblog
日本1-1韓国

ギリギリの緊迫感のある状況ではなかったけれど
ライバル国、韓国にはなかなか勝たせてもらえないようだ

一頃のスピードと力強さの圧倒されていた時期からすれば
最近は全て想定内のことで、あたふたとしなくなった日本だが
肝心なところでまだまだ韓国に学ぶところがたくさんある

全体的には日本のほうが上手いかな
と感じるところがあったが
何しろ前に行く迫力、点を取ろうとする意欲
そしてその技術は残念ながら負けていたような気がする

韓国の、枠にいくシュートの多いこと
いや、枠にいかないシュートの日本の多いこと

どうもいつも感じることなのだが
この国のサッカーは点を取るという最終目的よりは
それ以外の点を重要視しすぎる傾向がある

1点差で終わった前半戦
中村の惜しいシュートがゴールに嫌われていたので
今日はそんな日かな、と思いつつ
得点の感じがしなかったが
山瀬のワンチャンスのシュートは見事だった

しかし韓国ディフェンスの
人数をかけた、そして縦をきった守りに
チャンスが少なかったのも事実
そしてこれは毎度見られるシーン

日本のFWの点を取るという時点での
ひ弱さをつくづく感じてしまう
前線からの守りでの貢献でなく
少ないチャンスを冷静に決める
自らシュートに持っていく力
そうしたものが決定力不足といわれるゆえんだろう

さてゲームは、安田が入って前に行く力が
増してきたようだ
基本的に日本はパスでボールを前に運ぶが
レシーバーがパスカットが狙われていて
しかもパスの精度、強さが悪いために
前に向けない状況が多い

ドルブルで突っかけて、守りのバランスを崩すことも
選択肢の中に入れないと上手くいかないと思うが
なかなか真ん中からの人をひきつけての
ドリブラーは見当たらない

それを思うと全盛期のKAZUはそれなりに
自分でシュートまで持っていけた点と
たくさんシュートを打った点で
評価に値するし、実際結果も残した

高原がやっぱり一番可能性は感じるけれど
運が悪すぎみたいな気がしてならない

岡田監督はさすがに日本人で
オシムさんよりは個々の選手の特徴を
きっちりつかんでいるようだし
現実的なサッカーをするタイプだが
それでも選手層の底上げがないと
これからはちょっと厳しいかな

とにかく韓国に対して苦手意識がなくなってきたのは
良いことだと思うが
韓国のあの熱さは正直羨ましい気がする
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いろいろ考えさせる、フルトヴェングラーの演奏

2008年02月23日 17時37分21秒 | Weblog
聞き終わった後、必ずと言っていい程
「凄いっ!」
と感想が出るのがフルトヴェングラー指揮の
ベートーヴェンの交響曲第7番

風邪気味で、する事のない土曜の昼
そして割合気兼ねせずに音を出せるのに任せて
レコードのそれを第3、4楽章だけ聴いた

久しぶりだったので頭の中に残っている印象と若干違っていた
記憶の中ではもっと煽りに煽ってもの凄いスピードで演奏していた
と思っていたのだが
今日は、案外そうでもないかな!
みたいな感じを持った
(もっとも、やはり第4楽章は前に前にの気持ちが半端じゃなかったけれど)
歳をとったせいか感じるところが違ってきて
今日は音色がドイツの重心の低い
しかし精緻なライカやベンツをつくり出すメンタリティーを
持った音のように感じられた
確かに国によって音色は違ってきている
ドイツの音、フランスの音、イタリア、イギリス、
アメリカのオーケストラは、ちょこっとずつ違う様な気がする

それにしても、この毎度、凄い!
と感じさせるものは何か?とフト考えてしまった
スピード感なら今の軽量のオケの方があったりするから
スピードだけの問題ではないだろう

そういえば実演では、ショルティ ヴィーンフィル
シノーポリとどこかのオケのを聞いたことがあったが
生にもかかわらず凄いと圧倒される様な事はなかった

それよりはショルティは もっとやれ!と途中で思ったり
シノーポリはなぜだか腹が立ってきたのを
今でも覚えている
それはフルトヴェングラーの演奏が頭の中に入っていて
知らず知らず比較していたせいなのかもしれない
なるほど、こんな演奏もあるのか!
というよりは あっちの方がいいや!みたいに

聞き終えた後、凄いっ!と思うのは熱気のせいだろう
それは演奏者の夢中になっている様子が
確かに音になって現れている
そんなのもは誰でもそうだろうが
それでも何かが違う!
演奏会会場に実際いたら、
本当に別空間のような時を過ごせただろう
(こんな経験をさせてもらえる様な人はもう出ないだろうが)

フルトヴェングラーでこのように聞き終わった後
呆れると言うか、思わず声が出てしまうのが
ブラームスのハンガリー舞曲第1番
テンポが凄まじく動いて舞曲というよりハラハラして
スリリングな演奏だ
シューマンの第4番もやはり自然に凄いっ!と出てしまう
トリスタンの2幕の終わりの音もロマンティックな雰囲気にあふれ
他では決して聴けない音色だ

それ以外でも、マタイの深い呼吸から滲み出るまるで儀式の様な音楽
それこそ全身全霊傾けた様な第9
そして予想に反してもの凄くいいマーラーの「さすらう若人の歌」

こうして思い返してみると確かにフルトヴェングラーは
音楽が音楽だけで終わっていないのかもしれない
不思議なのは、
彼は何よりも、ただ音楽家であろうとしただけにかかわらず
結果としてより大きな世界をつくり出した様な気がする

カラヤンは生前、生で聞いた事がなかったけれど
(あまりにもチケットが高くて)
残念には思わないが
フルトヴェングラーはできれば1回は聞いておきたかったな
(時代的には不可能なのだが)
いや、同じ空間を共有して、同じ経験をしてみたかった
と思う事しきりだ
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風邪?それとも花粉症?

2008年02月22日 21時31分38秒 | Weblog
この時期、マスクをしている人を多く見かける
しかもこのマスクどうやら毎年進化しているらしい

隙間から花粉が入らないように、びっちり隙間をふさいでいたり
多少立体的になってからす天狗の鼻みたいになっていたり
ホント様々だ

今日もマスクしている人を見かけ自動的に
「花粉症ですか?」と聞くと
「いや、風邪なんです。もう1週間近く。全然治らなくて困ってます」
の返事

そういえば自分も二日程前から鼻がつまり気味だし
痰が出て仕方ない
これは風邪かなと自己判断して風邪薬を飲んだりしているが
もしかして花粉症?

花粉症はここ数年おとなしくなって
もう治った!と思っていたので
またあの鬱陶しい症状が復活するなどと考えると
気が滅入ってしまう

特にお酒を飲んだ時など、
鼻がグジュグジュになるので
飲む前は控えよう!と思っているのだけれど
いつもの時刻になると、、、
習慣とは恐ろしいもの?
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東アジア選手権  中国戦

2008年02月20日 22時19分04秒 | Weblog
日本1-0中国

呆れた試合だった
そして、しらけた試合でもあった
ハンドボールに中東の笛があるように
今日はアウェイの笛のせいでゲーム自体の緊迫感、
面白さがなくなってしまった
本当にひどい審判だった

そのせいでゲームに乗り切れないところは
中国の選手にも垣間見られたようだ
日本の選手は熱くならずによく冷静で頑張った
と言えるだろう
あんな風に熱くても冷静な対応の時、
相手は実感としてやりにくい感じを持つだろう

審判の多少の判断ミスくらいは仕方ないにしても
大きな怪我につながりそうなプレーが続いた時には
きちんとゲームをコントロールしなければならないというのに
今日の主審は、、、

前半の右サイドで、あれはファールじゃないだろうと
テレビを見ながら声を上げると
岡田監督も同じ様なそぶり
その前からちょくちょく変だなと思う様な判定があったが
そしてテレビ解説者も判定に首を傾げていた

今日は正直審判がゲームを壊してしまった
と言っていいのではないだろうか

ゲーム自体は中国の方に点が入る気はしなかった
よく守ったというよりは
相手に破壊力がない感じ

それにしても日本代表の攻め込まれてクリア気味に前に
ボールを蹴る時のなんと不正確な事
いくら時間がないと言ってもきちんと繋ぐか
誰もいないところに蹴るとか
この辺りが南米、ヨーロッパと違うところだ

内田は2.3のミスをいつまでも引っ張ってしまった感じで
後半で加地が出てきた時は
岡田監督は内田を休ませるかと思ったが
結構辛抱強く育てるつもりらしい

気に入らないところは後半ロスタイムになった時でも
相手のFKになる様なプレーをしたこと(オフサイド)
なぜボールキープをしなかったのか
パスをしなくてもただ時間だけ稼ぐつもりでいいのに
不思議に感じたのは自分だけではないだろう

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オフサイドの教え方(少年サッカー)

2008年02月19日 20時47分01秒 | Weblog
サッカーのルールの中で最も難しいのがオフサイド
このオフサイドを小学生、しかも低学年にわからせるのは
結構大変なことだ(素人の女の人にも難しい?)

オフサイドの状況を説明しても正直なところ
頭に入っている様子はない
そこで最近使っているのが
「何故オフサイドは反則なのか?」
を説明する事だ

つまりオフサイドは、何も守備側が悪い事していなくても
いきなりPKと同じ状況(キーパーと1対1)になってしまうのは
攻撃側が待ち伏せしているようで
ずるくて卑怯!とサッカーでは考える事にしている
と説明すると案外理解されやすいようだ

もっとも低学年では夢中になれば
そんな事はすっかり頭から抜けてしまう
しかし、この時期ではオフサイドをとってゲームを切ってしまうよりは
流してしまう方がいい様な気がする
そこにいれば点が入りやすいと気づく事は
そこにいてはいけないという事よりも大事な事のように思える

何も教えなくても子供たちは試合をやっていくうちに
安全に守る方法も気づくようになる
いや、そのような事に気づく子が一人二人でてくる
フォーメーション、ポジショニングをうんねんするよりは
なんだかこの辺にいると点が取れそうだとか
上手く守れそうと気づく事は、
もっと大事な事ではないだろうか

子供たちとサッカーをする時は、早く答えを教えないで
子供たちに気づくように導いていく事が必要だ
それにはまずコーチ陣の我慢我慢
しかし子供たちは想像以上に賢い面もある
(残念ながらすぐ忘れてしまうが)
我々はもっと子供たちを信用していいのだろう

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東アジア選手権

2008年02月17日 21時43分29秒 | Weblog
日本1-1北朝鮮
前回のこの大会では負けている北朝鮮戦
入り方が問題かなと思っていた矢先の失点
これはチョン・テセのよいシュートを褒めるべきか
この選手はいい選手だ
仮にスカウト陣がきていたら
両チームの中で彼が一番手に
ピックアップされていたのではないだろうか?

先発に中村がなく羽生、山岸、そして左サイドに加地
残念ながら不安は的中
なんだかスムーズにいかない
羽生も走っているのだろうけれど今イチ
正確に前にボールを運べない
山岸はポジションチェンジを頻繁にはいいのだけれど
効果的でない

サイド攻撃を多くして、というが
確かに真ん中は人が多くてスペースがないが
真ん中が全体的に弱すぎる
もう少し真ん中にキープ力のある
ボールを自分で運べる人材がいないと
パスばかりで読まれている状況なので
これからは厳しいかな

岡田監督の選手交代はよかった
安田、前田は短い時間で結果を出したが
これからの活躍を予想させるものだった
(前田のポストプレーの上手さ、安田の突破など)
しかし加地、やっぱりクロスを相手に当ててしまう
このシーンが多いのは運が悪いのではなく
やはりなにか工夫が足りないのでは?

羽生、山岸はオシム監督の時からずっと選ばれて
岡田監督にもこうして選ばれているのだから
自分にはわからない何かよい点が
練習時には見られるのだろうか

それにしても、ひいき目に見ても
逞しさ、強さが感じられないように思えたのは
主力が抜けていたからだけなのだろうか
先を考えると、ちょっと心配な気がする

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久しぶりの東京、そして末広亭

2008年02月16日 22時54分47秒 | Weblog
ここ3年ばかりGWはラ・フォル・ジュルネで東京
夏か秋は京都の旅行が定番化しているが
最近仕事と子供のサッカーの繰り返しの生活が
日常になりすぎて新鮮味がないので
今日は急に東京に行ってみた

目的は中古レコードの購入
そして新宿末広亭での寄席の見物

電車に乗るとすぐに睡魔に襲われるので
気づいたときには新幹線はもう横浜
外の景色を眺める楽しみは逃してしまった

東京駅
さすがに人が多い
去年も感じたことだが、この駅は
キャリアの着いたトランクを持っている人の割合が多い
京都でもこのような確率では見かけないような機がするのだが
東京へはみんなたくさんの荷物を持ってやってくるのだろうか

御茶ノ水のレコードショップで
ディープパープル
ローリングストーンズ
エルトンジョンの昔買いそびれたものと
カラヤンのトリスタン
クレンペラーのドイツレクイエム
そしてバーンスタインのニューヨークフィルの
マーラー1番を手に入れた
本当はたくさんの店を見るつもりだったが
面倒になってすぐに決めてしまった

スクランブル交差点で懐かしい全学連が
マイクでアジっていた
女の子が話していたが正直なところ
へたくそだった
途中から男に代わったけれど
自分らの時代のあの熱さは感じられなかった
例の変な書体で書かれたの大きな看板もなかった
その代わり手渡しのビラがあった
多くの人は無関心に通過して行ったが
彼らの話していることには一部の真理があるように思える
それは視野が狭くても不思議と洞察力で
物事の本質を突いてしまう
若者特有の能力によるものかもしれない
アジが稚拙であったとしても
このような人たちが存在することで
若干安心をした気分になれたのは
子供たちをコーチする時の心情と似ているのかもしれない

末広亭には1時頃ついた
満席に近く空きは2階でスタッフの人に連れて行かれて
ラッキーにも座ることが出来た
前来た時は4年位前のGW
その時は空席が目立っていたから
確かに今は落語ブームなのかもしれない
といってもそんなに若い人は見られなかった
(少しはいたけれど大概が40歳以上?)
演じる人もやっぱり大入りだとやりがいがあったり
テンションがあがるとみえて
勢いのあるパフォーマンスが多く見られた

誰が演じて、どうのこうの批評するというよりも
単純にその時間を楽しもうと思っていたので
かえって偏見なく見られて良かった
落語以外にも漫才も結構いけた
演者は舞台の袖に書かれていたが
老眼では見にくくて結局演者は米丸さんしか
知った人はいなかった

この寄席というものは
庶民の心情をストレートに表していて
面白いものだ
肩肘張った建て前の世界というより
弱さ、ずるさ、見栄など普通の人間が
持っている感情を飾らずに口にして
結構たくましい庶民の姿を垣間見せるようだ

それにしても感覚としては東京は
もはや自分にとっては地元名古屋と
そんなに変わりない存在になりつつあるのかもしれない
所要時間が50分と1時間半の違いがあるけれど
(交通費も違うけれど)
割合簡単に行き来できる場所になっている感覚だ
つまり自分の中でもますます都市への集中が
しっかり実戦されているということだ

しかし、それにしても人が多い!
やっぱり疲れてしまうかな
旅は自宅のよさを感じるために行うらしいが
なるほどその通りかもしれない

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