昨日話題にした
小林秀雄の「モオツァルト」
確かに自分の耳で聞いた実感から
様々な事が考察されているが
これが昭和22年に書かれた事を思うと
正直なところ不思議な思いにならざるを得ない
彼はどのようにモーツアルトを聴いたのだろう
今の様に録音された媒体が巷にあるわけではない
とすると実演?
東京に住んでいるのなら頻繁に生演奏を聴けたのだろうか?
それでもモーツアルトの音楽をあれこれ考察するには
実演だけでは少なすぎる事はないのか?
それともこれが優秀な人の所以なのか
少し聴いただけで直感的に凄まじい洞察が可能になったのか?
この人のいいところは
本当に自分の言葉で表現しているところ(当たり前?)
誰かからの引用や、常套句の羅列ではなく
確かにそう感じた何かをある種の戦いのごとく
表現しているようだ
そういえば吉田秀和氏も同じ様に
自分の言葉で柔らかく、繊細な感受性と
明晰な頭脳で得たものを表現している
批評なんて個人の趣味みたいなもので
毒にも薬のもならないかもしれないが
それでも何らかの普遍性を持っている様に感じられる
小林秀雄
またなにか探して読んでみよう!
小林秀雄の「モオツァルト」
確かに自分の耳で聞いた実感から
様々な事が考察されているが
これが昭和22年に書かれた事を思うと
正直なところ不思議な思いにならざるを得ない
彼はどのようにモーツアルトを聴いたのだろう
今の様に録音された媒体が巷にあるわけではない
とすると実演?
東京に住んでいるのなら頻繁に生演奏を聴けたのだろうか?
それでもモーツアルトの音楽をあれこれ考察するには
実演だけでは少なすぎる事はないのか?
それともこれが優秀な人の所以なのか
少し聴いただけで直感的に凄まじい洞察が可能になったのか?
この人のいいところは
本当に自分の言葉で表現しているところ(当たり前?)
誰かからの引用や、常套句の羅列ではなく
確かにそう感じた何かをある種の戦いのごとく
表現しているようだ
そういえば吉田秀和氏も同じ様に
自分の言葉で柔らかく、繊細な感受性と
明晰な頭脳で得たものを表現している
批評なんて個人の趣味みたいなもので
毒にも薬のもならないかもしれないが
それでも何らかの普遍性を持っている様に感じられる
小林秀雄
またなにか探して読んでみよう!