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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

締め切り、条件の制限があったほうが生産的かもしれないこと

2014年10月31日 19時46分11秒 | あれこれ考えること
面倒だとか、ストレスの原因にもなりそうな
やらねばならない事
しかし、このやらねばならない状況というのは
結果的に案外生産的でもある

バッハにしろモーツァルトにせよ作曲は自発的というより
依頼によるものが多かった
だから締め切りもあるし
とにかく創りあげねばならなかった

今自分は自由な時間が多くなって
何かつくる時間はたっぷりとあるのだが
これがなかなか創作に結びつかない
なまじっか、いつまでにこれこれのテーマでといった
縛りがある方が捗るかもしれない

そんな風に考えると自発的な創作が多く
その作品を売りに出そうとしたベートーヴェンは
極めて特殊なタイプとなるのかもしれない

創作への衝動
そしてその制作物は依頼主が無いために
純粋に自分の世界の発露となる
もちろん全部が全部そうではなく
劇場や楽団からの依頼も数多くある
しかし、いわゆる芸術家として自分の作品を
認めさせようとしたのはベートーヴェンが走りなのではないか

こんな話がトーマス・マンのファウスト博士の
ある章にあったような記憶があるが、、、

つまり、単純な創作への衝動待ちは
結局は何も生産できないかもしれない
と自分に言い聞かせたいということ

時間はあるようで無いのかも
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茶臼山へ紅葉狩りドライブ

2014年10月30日 20時53分01秒 | 旅・旅行
先日中日新聞に、茶臼山の紅葉真っ盛りの写真が
掲載されていたので、仕事が休みの昨日
10時半位に我が家を出発、山に向かった

一年前は段戸湖から茶臼山に向かったが
その時を思い出しながら同行者と
愉快な話をしながらのんびりドライブ

途中、田口の町中で設楽役場の看板を見つけた
そういえば、設楽役場は最近木造で出来たばかりだったはず
ということで、急遽立ち寄ることに

平屋のスッキリしたおしゃれな佇まい
中を覗くと

やっぱり木は気持ちが安らぐ
この役場で働くことのできる人は幸せだな
と単純に思う

茶臼山ハイウェイに入る前に
アグリステーションなぐらで昼食
昼時とあって駐車場には8割ほど詰まっていた
自動販売機でオーダーしたのは

五平餅と蕎麦のセット これで550円
自分らは食券番号50.51だったが席についた時
呼び出された番号は15番
あらあら、これじゃしっかり待たなきゃならない
と思ったが思いの外順調に進んで
特にイライラすることはなかった
食券番号は90番台と話す人がいたが
少し優越感を感じて食べ終わるとすぐに目的地に向かった

紅葉は上り坂よりも下り坂のほうがよく見える
期待が大きかったせいか、こんなものかとも思う
山の紅葉は赤よりも黄色が鮮やかに感じる

せっかくだからリフトに乗って

芝桜の頂上へ、もちろん今は咲いていない
だから見ものはそこからの山の景色

やっぱり山は良い 広々とした視界に心が踊る
向こうに見えるのは聖岳や赤石岳、、、
昔山に登っていた頃を思い出す

ところで茶臼山の紅葉といえば
去年で一番印象に残っているのが公園の周りの道路の紅葉

ここが撮影ポイントと思う人は多く
車を止めて撮影する人が数人いた

山なみはきれいだったし
紅葉もまずまず
ごきげんな帰りのコースの仕上げは
田口の関屋酒造で量り売りのお酒の購入
吟醸純米の生酒
これで何日かは楽しめる

運転は疲れるが時には無理してでも
外出すると何かを感じる事ができる
やっぱり、内的だけでなく外からの刺激も必要ということか





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枕草子は原文が美しい

2014年10月28日 20時21分13秒 | 徒然なるままに
先日、不意に枕草子で
春はあけぼの
秋は夕暮れ、冬はつとめて
夏は何だったか?
と急に思い立ったので
ネットで調べてみたら夏は夜だった

その調べた時に必然的に原文を読んだのだが
これが改めて良い文章と感じる
わかりやすいようにと現代文にも翻訳されていたが
これが説明的でまるっきりつまらない
雲がフワフワしている様や光が紫色に変わる光景は
平安言葉で書かれると柔らかく
そして全体のトーンが伸びやかで
その文章の気持ちよさから
清少納言のいう季節の「をかし」は
ついつい納得してしまいそうだ

ということで、昨日、図書館から枕草子を借りてきた
大きな文字で平安時代を表すカラーの絵画もついたページが多く
非常に読みやすい
実際のところいきなり原文はしんどそうなので
最初に現代文を読んでから原文を読むことにするが
結構楽しめそう

それにしても、高校の授業はつまらなかったが
時をおいてこうして読んでみると
古典はかなり面白い

これで少しは読書の秋を過ごせそうだ
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顔だらけ

2014年10月25日 18時42分33秒 | 徒然なるままに
東京に住んでいる人はそんな風に感じないかも知れないが
自分が東京に出かけるといつも思うことは
「顔だらけ」ということ

人が多いというのではなく、町のあちこち、
あるいは交通機関にもポスターが貼られて
その大半がタレントさんのアップのショットが使われて
顔ばっかりと思える

なるほど、それは東京の今の雰囲気をよく表しているのかも知れない
タレントさんの実在感も地方にいる時よりリアリティを感じる
政治家のポスターさえ実在感を感じる

あれだけ人の多い中で差別化するのは
結局は人の力しかないのだろうか
商品に差が見つけられにくくなっている現在は
タレントさんの力を借りるわけだが
携帯でもタレントさんの出演するキャリアを間違えてしまいそうなのは
少し残念

それにしても昔ほど東京に魅力を感じなくなたのは
歳のせいか?

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政治と金

2014年10月22日 19時32分35秒 | あれこれ考えること
将来の首相候補の一人 小渕優子氏が経産相を辞任したが
そのきっかけはまたもや政治と金の問題

またか!と思う反面
今回は少し呆れてしまうことのほうが多い

それはなんと大雑把なチェックのもとで
報告書が書かれたり、行動したりしているか
ということ

ある人曰く
明治座の件も隠そうとする様子が見えない
あまりにも素人の仕事ぶり

そう、あまりにもあっけらかんとして
そして小渕氏も妙に粘ることもせず
サバサバとして「政治と金」と言われるような
どこか秘密があるような感じとは大分印象が異なる

ワインの問題で更に疑惑が深まったというが
これもやはり同じ印象
なんというのんびりとした緊張感のない(秘書の)活動だったことか

これが良いというのではない
多分いままでこんな風におおらか(?)にやってきたものだから
なんの違和感も感じずにやったに過ぎない
といったところか

しかし、政治と金の収支の問題ではなく
何にお金が必要かと考えると
こんなものにお金が必要としたら
政治活動はとりとめもなくお金が必要になってしまう

観劇だとか地域のお祭の顔出し
地元を大切にすることは大事とは思うが
なにか時代ハズレなことをしてると思えてならない

野党もメディアも攻撃する対象ができて
テンションが上がっている様子が見えるが
メディアの攻撃すべきは議員定数の削減が
何処へ行ってしまったのか?
と問い詰めることも大事だと思うが
この国の政治屋さんは結局自分のに不利なことは
何も出来ない

「政治と金」
この問題がいつまでも消えないでいるのは
政治家を志す人達が、何とか上手いこと会計処理が出来ないかと
工夫するメンタリティを持った人たちの集まりということかもしれない

政治家は偉い人ではなくて
実は小心者の小市民のほうが人として正しいのかもしれない

ほんと、尊敬すべき政治家というのが出てこないのは何故だろう
これは同時代の政治家を認めることは難しい
というだけのことではないと思うが、、、
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川内原発住民説明会

2014年10月18日 18時59分00秒 | あれこれ考えること
川内原発の住民説明会の様子がテレビニュースで放送された
画面から聞こえたのは、
「反対の意見を述べる場所ではなりません」
「質問は一人一つに限らせていただきます」の声

なるほど、説明会という趣旨からすれば当然の様に響く
しかし、これは討論とかこの手の段取りに慣れた人の発想
普通の市民感情からすれば、説明会とは一方的に話を
聞くだけのものとは思っていないに違いない

そして、一人一つの質問も的確な主催者を困らせるような
質問を素人が出来たのかは大いに疑問
主催者はどんな質問が来ても準備万端
なんとでも答えることができるようになっている
しかし、予め打ち合わせなどをしていない(?)住民の方々は
単発で感情優先の話で具体的な質問が出なかったのでは
と思ってしまう

この手の説明会を真っ当にするには
反対意見を持つ人が相手の急所となる質問を
するだけの知識を有していて
なおかつ、それが連続して行けるようにすること

住民説明会はとにかく実施したという事実だけが
欲しいものだったのではないか

いつ起こるかわからないものに対して
だからその行動を慎めというのは
話になるようなものではない
こんな趣旨のことを原発推進派の人は述べていた

しかし、問題は実はそこにあるのも事実

火山は安全としたその根拠は何処になるのだろうか
確率が何万分の一だったとしても
その一が起きてしまったら
予想ができなかったのは当事者の責任ではない
では済まされない

どのようにして安全性を確保していくか
それが科学的な考え方のように思われているが
実は先のことはわからないというのが
最近の天災の連続から思い知らされた事実

だから今度は科学の問題ではなく
人としての生き方の選択の問題
ここがどうも充分に徹底して行われていない

電力不足の弊害と人として生きていく権利を
同等に扱ってはならない
そんな裁判が出たはずなのに、電力がなければ
生活は破綻する
だから現状は現実的な方法として原発の再稼働を行っていく

しかし、生活が困っても原発を望まないという
選択肢を国民が持つかもしれない
もちろん、その反対の人も少なからずいるだろう

だから原発については国民投票をすべきではないのか
いろんな意見が出てきて、結局国民が選んだ道が
どうなのか?

代議士は国民が選んだのだからその代議士の選択は
国民の意見を反映している
と言いそうだが、実は選ばれてしまったら最後
代議士は国民の方を向いているというより
もっと別の方向を向いている

ところで、説明会の質問
事が起きたら、誰が責任を取るのか
そしてどのような責任のとり方をするのか
そんなことを聞いた人はいたのだろうか?

この国は誰も責任を取らない
責任逃れができるシステムになっている
いい格好しいで戦争を起こしたって政治家は
誰も責任を取らない
と言ったのは「永久平和のために」の中での
カントのことば
これがそのまま状況下でも通用しそうなことは
容易に想像がつく

なんだろう
自然に対する畏怖とか
本当の幸せとな何かを考えることなく
一方向に強気で進むことが科学的だったり
人間の可能性を切り開く素晴らしきもの
と考えてしまうのは、本当に科学的なのだろうか

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少し遅れてのブラジル戦感想

2014年10月16日 19時19分09秒 | サッカー
代表監督の一番つらいところは負けても良い試合を
試みることが出来ないこと
負けていい試合なんて存在しない
かも知れないが、負けて学ぶことが多いのも事実
だから意図的ではなくても時には負ける可能性のある試合を
しなければならない

さてシンガポールで行われたブラジル戦
0-4の大敗
しかもネイマール一人に4点取られて
ネイマールの素晴らしさもわかるがこの日はツキもあった

ネイマールはバルサに行って正解だった
ブラジルのサントスのままだったら
ここまでの成長はなかったかもしれない
つまりヨーロッパのえげつないプレスにもすっかり慣れて
日本くらいのプレスだと余裕綽々
プレーの選択肢はいくらでもある感じ

ネイマールだってレアルとやるときは
そんなに余裕を持てるわけじゃない

ということで、日本のプレスも甘かった
本当にボールが取れない
プレスに行ってもはぐらかされたり交わされたりするというのではなく
とにかくボールが取れない
ブロックを作って中に入れさせない守備をしたところで
すっと入られてそこでボールを取れない

ドリブルで仕掛けてきた選手のボールが取れない
セカンドボールは全部相手側に、、

アギーレ監督はスタメンに大胆なメンバーを並べた
まさか負けた時の言い訳を考えたではあるまいが
それでもこの先発は自分としてはなかなか面白かった

普通の代表選手の力はわかっている
ただアギーレ監督が選んだ選手は本当にポテンシャルがあるのか
また日本のそこそこの選手は世界レベルと比較して
どの位できるのか等など
見どころは少なくなかった

実際、あの試合に出た若手連中は目の当たりに世界レベルの力を見て
大いに参考になったし刺激も受けただろう
これをどう評価するかだ
スタメンを飾った選手たちが今後その経験と悔しさを活かすことができれば
このスタメンは正解ということになる

しかし、それでも以前から問題視しているが
守備のこと
ブロックとかスペースの消し方、チームワークで守るというのではない
個人レベルのボール奪取力が日本はひ弱すぎる

これはおそらくボールを取る個人戦術の練習、訓練がなされてないからではないか
ジュニアからユースまで日本人の大好きなチーム戦術は
直ぐに教えられる
しかし、後になって役立つスキル、守備の個人戦術は
もしかしたら否定的に思われているかもしれない

ワールドカップの惨敗から反省すべきこと
守備のボール奪取力の強化
シュートをふかさないこと
これは日本サッカー協会が全チーム
小学生からJ1のチームまで数年の目標として掲げてもいいのではないか

さてブラジル戦
柴崎は試合を決めるミスをしちゃったな
この試合の前の二試合は良かっただけに落差が大きい
しかしこうした派手なミスができるのも持って生まれた運
このての派手なミスが出来る人は大成するか
あるいはこれで干されるかのどちらか
柴崎は大成する運を持ったタイプと思いたい

岡崎は本当に迫力が出てきた
ひたむきなところは変わらないが
よりゴール
に近づいた感じ

初めての選手は仕方ない考えることにしよう
くれぐれも次に活かして欲しい

ということで、ブラジル戦
問題はいつもと同じ点が気になっただけ

Jリーグはもっと球際を激しくしないと
そしてそこで得られるボールの持ち方、体の使い方
あるいはボールの取り方
そういった体感で覚えるしか無いところを
着実に詰めていって欲しい
もちろん高校のレベルも

しかし、勝つのが一番の練習では
これはなかなか受け入れられないかな

多分、よりチーム戦術をあれこれ言う人のほうが多いだろう

結局は個人レベルを上げるしか無いのに
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パルジファルの感想 その2

2014年10月13日 08時57分06秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)
新国立劇場のパルジファル公演
自分が見たのは10月8日
せっかくの貴重な体験、その感想を語り合いたい
と思ったが、最近はその代用となるような便利なものがある

ヤフーの検索で「パルジファル」と入れて
リアルタイムで検索すると、ツイッターのつぶやきがを
見ることができることができる

つぶやきだけではなくて、
ツイッターとブログを連動している人もいるので、
もっと文字数の多い感想をそこから見ることができる

そこで、公演後急いで帰った消化不良を紛らわすことになるのだが
やはり当たり前といえば当たり前だが、良かったと肯定的な人もいれば
全体的には少なめだが否定的な人もいる

自分はたくさん見て、比較できるほどの知識の絶対量がないので
ただ漠然と見た感じの印象を述べることしか出来ないが
どちらかと言えば、「これもあり」といった印象
仏教徒の存在はイマイチ 総合的な理解は出来なかったが
舞台は近代的な抽象的なシンプルなもので
細かく説明的であるよりは勝手にいろいろな想像ができる分だけ
却って音楽に集中できたかも知れない

この演出の賛否の別れとなるのが第3幕の最後の部分
アンフォルタスは聖槍で傷口をなぞっておらっても治らず死によって救済(?)を受け、
クンドリーは泣くことができるようになって安らかな死による救済を得るのではなく、
グルネマンツとパルジファルと三人で仏教徒の袈裟を身につけ城から去っていく

確かに意味深長な感じはするが、少し考え過ぎのような気がしないでもない
ヴァーグナーが晩年仏教に興味を抱いて、その部分を反映させたのかもしれないが
やはり取ってつけたような気がしないでもない

このパルジファルという舞台祝典神聖劇
自分が気に入っているのは音楽の響き
バイロイトの劇場の響きを前提にヴァーグナーが作曲した音楽は
刺激的な生々しい音ではなく、どこかふくよかないい具合にブレンドされた感じ

そして少し芝居がかっているが、ついつい惹き込まれてしまう神聖なシーン
音がコーラスが上昇する音階の部分 ここは何度聴いてもうっとりしてしまう
ヴァーグナーの魔力そのものだが、魔力はクンドリーがパルジファルを誘惑するところの
まとわりつくような音楽もたまらない

この物語で一番気になるのはこのクンドリー
彼女は救い主を見た時、笑ってしまった
(それがつい笑ってしまったのか、嘲りの意味なのか)
とにかくその行為を救い主と目があって永久に咎められることになる
この彼女の設定が自分には非常に興味深い

特に、笑ってしまったのが軽蔑や嘲りではなく
つい笑ってしまったとしたら(その奥にある心は問わないこととして)
そして、こんなことは割合あり得ることなのではないか
と思うと、彼女の苦悩はより現実的なものとなる

でも救い主も笑われたから、ずっと彼女を苦しめるというのも
どこか心が狭い気がしないでもない
今の自分の年齢になると原因があって結果がある
それがためにクンドリーはしかるべき状態にあるのは当然
と頭で理解できても、もう少しおおらかでいいのではないか
とさえ思う(もっともそれでは物語が出来ないが)

飯守泰次郎指揮の音楽は
10月8日は多くの人が指摘したように1幕の途中から
調子が出てきて、圧巻は第2幕
これには同意する
クンドリーの誘惑部分は凄い説得力
自分なら参ったかもしれない

3幕の聖金曜日の奇跡の音楽は、
期待した分だけ評価が厳しくなって、もう少しやりようがあったのでは
と思わないでもない

しかし、ヴァーグナーの魔力はすさまじい
ルードヴィッヒ2世がヴァーグナーに夢中になるのも
彼が感受性が強いだけに大いに理解できる

関東の人はつくづく恵まれていると思う
自分のように一日仕事
(そして交通費もしっかり使っての)
ではなくて、思い立ったら見に行けるなんて
(当日券を手にしたり)
羨ましい限りだ





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春はあけぼの、秋は夕暮れ、冬はつとめて、さて夏は?

2014年10月12日 19時37分01秒 | 徒然なるままに
恒例の朝の散歩中にフト急に思い立った
枕草子の冒頭

春はあけぼの
秋は誰でも想像がつくように、夕暮れ
冬は変な言葉のため記憶に残っている、つとめて
ところが夏が何だったのか思い浮かばない

朝と夕方がもう使われているので昼かな?
と思ったがあの暑いのを「をかし」とは言えない
そこでネットで枕草子で検索
答えは「夏は夜」

原文は

夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。
雨など降るもをかし。

なるほど、蛍か
分からないでもないな!と納得

そこで最初から読み直してみた

以下原文

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。

こうして改めて読んでみると、なかなかの名文
流れが良くて、すんなり納得できるおおらかさと感性

秋は夕暮れだけではなく、巷では読書の秋とも言われる
せっかくだから「枕草子」を
読み直してみるのも悪くないかもしれない
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本田は途中からチャンスメイク?

2014年10月10日 21時42分30秒 | サッカー
日本1-0ジャマイカ

アギーレ体制になって初めて勝ちを狙える対戦相手ジャマイカ
先発は西川がやっとスタメンでゴールを守ることに
川島は先回のキャッチミスが痛い
これで正キーパーの座は変わるかもしれない
長友、森重、塩谷、酒井豪のDF
細貝、柴崎、香川のMF
武藤、岡崎、本田のFW
なかなか新鮮な組み合わせ
岡崎と本田がリーグ戦で好調なだけに
チームと同じポジションは期待できる

さて香川が機能するかが問題だったが

圧倒されたのは岡崎の運動量と得点の可能性
得点に徹する発言をしていたもののいつものように
下まで下がっての守備も時々
そして得点の臭がするポジションにいつもいる
(ひたむきに走りこんでいたり、ボールを要求したり)
なるほどドイツでもゴールを量産するのも分かる
本田も同じように好調をキープ
体の強さを活かしたキープ力は復活
そしてセンスのいいパスが随所に
FKも惜しかった

香川は得意でないサイドでどうかと思ったが
このレベルの相手では特に不満はない感じ
ただ結果が欲しかった

ポジションチェンジを繰り返していたが
気になったのは試合の途中から先祖返りみたいに
本田がチャンスメイク役になりつつあったこと
香川も以前のプレーをしていたような、、、
なかなか新しいシステムには対応できないということか

長友はイマイチ
今期スタメンを外されたりしてるのが分かる
着実な進歩するタイプなので意外な感じ

森重は途中怖いパスミスがあったがまずまず
酒井はパスミスが多すぎる
慌てないでいい時はしっかり繋げなきゃ

柴崎は安定してるけどまだ存在感が薄い
細貝は役目が地味だけに特に目立つことはないが
役割は果たせている感じ

武藤は勢いそのまま
いいところに走りこんでいるし
いいシュートも撃てている
決めたかったな

塩谷は案外拾い物、今後も試してみるべき

途中から交代は岡崎から小林
武藤から柿谷
長友から大田
香川から田口(ほとんど試合終了前)

小林は最初ボールに触れなくて可愛そうだった
終わり頃大田からのボールに反応したが
本人はもう少しゲームに関与したかっただろうな

柿谷はボールタッチ、キレは確かに
このレベルでも際立つところがある
しかしそれが有効に生かされているかどうかは疑問
大きな才能だけに自ら気づいて大化けすることをに望むが

ということで、今日の試合はまずまず
本田はGKと1対1になったあのビッグチャンスを決めなきゃ

繰り返すが今日は途中から先祖返りのゲーム
それでもいろんな選手にチャンスを与えられているので
見る方も興味深い

塩谷はこれからも呼んで欲しいな
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