やっと、ほんとうにやっとやる気を出してきた
今までたいして欠席もしてこなかったから
サッカー以外に楽しみがあったかどうかは分からないが
最初は頑固で喧嘩ばかりしてきた子
その割にはゲームになるとボールに触らない子
練習もイマイチ真面目にやらない子
上手くいかないことが恥ずかしくて
真面目に取り組まないのか(彼なりのプライド)
上手くいかないから楽しくないのか
今日は恒例の少年サッカーの練習日(担当は1.2年)
幸い天気の方も雨にふられず寒くもない一日
先週は子供会のサッカー大会で練習が潰れてしまったから
一週間ぶり
そのせいで気持ちが新鮮だったのかもしれない
といってもみんなが真面目になったのはゲームの時間だけ
それでも今日のように皆が一生懸命になったのは珍しい
いつもは何人かはゲームに参加していないのだが
今日はどういうわけか
皆いい意味でバトルを繰り返していた
(自分が見たゲームは2年生同士のもの)
ゲームといっても正式なものではなく
なるべく多くボールタッチできるように
力の同等な子を5人対5人(A)
5人対5人(B)の2つに分けて
2箇所においた三角錐のカラーコーンを(どちらでも選べる)
ボールを当てて倒したら得点という形式
2つ設置したのは片方がダメなら別の方と判断力をつけさせるため
そしてゴールをカラーコーンの間ではなく
カラーコーンを当てて倒すようにしたのは
まずはゴールに近づくことの大切さを感じさせるため
(ゴールが小さいから近くに行かないと当たらない)
そしてもうひとつ、なかなか当たらないからカウンター気味に
抜け出して独走になっても必死に追いかけて何とかすれば
ゴールされずに済む(努力は報われる)経験をつけさせるため
そして何よりも前に進む力を個々につけさせるため
幸い広いグランドで練習できる日なので
コートは制限なし
つまりタッチラインもゴールラインもなし
シュートは前からも後ろからもオーケー
この練習、彼らはもう慣れっこになっている
それにしても走ること走ること!
ゴールから離れても目の前のボールを追いかけて
そしてそれを奪おうと相手方も追いかけていくから
ますますゴールから離れていったりする
しかし、さすが2年生も後半のこの頃になると
そのようにボールばっかり追いかけるのは無駄だと
判断するようになる子が現れる
その子はとんでもなくゴールから離れていった状況を
批判的に眺め、時々「こっち!」と声を出して
チャンスを伺っている
また、そう簡単にシュートが入らないから
皆攻撃的になって前目に重心がかかるが
カウンター気味に独走する機会があっても
シュートする方は慌てて遠いところからキックすると
やっぱり外れる
「もっと近くに行って撃てよ!」
このように
「こっち」とか
「近くで撃てよ!」とか
「邪魔するな!」とか(低学年は味方が進路妨害することが多い)
ついつい出てくる言葉が、
いちいち「ごもっとも!」になってきているのは
頼もしい限り
彼らは教えなくても分かるようになってきている
そして冒頭の(親御さんも皆と仲良く出来るか心配した)頑固な子も
先回の練習から何かつかんだらしく
今までならボールに触らないでゲームにも
流れの中にも参加していなかったのが
今日は積極的にボールを取りに行ったり
相手の邪魔をしようと必死に追いかけている
そして自分でしようとしたことが
ゲームの中で効果的であると自覚すると
(そんな時は声を掛けるようにしている)
ますます自信をもって取り組むようになってくる
嬉しかったのは、どういうわけか今日に限って
彼だけでなく、イマイチだった別の子も
なにかきっかけを掴んだ様子
だから練習終了後の顔は充実感に満ちていた
せっかく伸ばす絶好の機会なのに
また1週間あいてしまうのがもったいない
今までたいして欠席もしてこなかったから
サッカー以外に楽しみがあったかどうかは分からないが
最初は頑固で喧嘩ばかりしてきた子
その割にはゲームになるとボールに触らない子
練習もイマイチ真面目にやらない子
上手くいかないことが恥ずかしくて
真面目に取り組まないのか(彼なりのプライド)
上手くいかないから楽しくないのか
今日は恒例の少年サッカーの練習日(担当は1.2年)
幸い天気の方も雨にふられず寒くもない一日
先週は子供会のサッカー大会で練習が潰れてしまったから
一週間ぶり
そのせいで気持ちが新鮮だったのかもしれない
といってもみんなが真面目になったのはゲームの時間だけ
それでも今日のように皆が一生懸命になったのは珍しい
いつもは何人かはゲームに参加していないのだが
今日はどういうわけか
皆いい意味でバトルを繰り返していた
(自分が見たゲームは2年生同士のもの)
ゲームといっても正式なものではなく
なるべく多くボールタッチできるように
力の同等な子を5人対5人(A)
5人対5人(B)の2つに分けて
2箇所においた三角錐のカラーコーンを(どちらでも選べる)
ボールを当てて倒したら得点という形式
2つ設置したのは片方がダメなら別の方と判断力をつけさせるため
そしてゴールをカラーコーンの間ではなく
カラーコーンを当てて倒すようにしたのは
まずはゴールに近づくことの大切さを感じさせるため
(ゴールが小さいから近くに行かないと当たらない)
そしてもうひとつ、なかなか当たらないからカウンター気味に
抜け出して独走になっても必死に追いかけて何とかすれば
ゴールされずに済む(努力は報われる)経験をつけさせるため
そして何よりも前に進む力を個々につけさせるため
幸い広いグランドで練習できる日なので
コートは制限なし
つまりタッチラインもゴールラインもなし
シュートは前からも後ろからもオーケー
この練習、彼らはもう慣れっこになっている
それにしても走ること走ること!
ゴールから離れても目の前のボールを追いかけて
そしてそれを奪おうと相手方も追いかけていくから
ますますゴールから離れていったりする
しかし、さすが2年生も後半のこの頃になると
そのようにボールばっかり追いかけるのは無駄だと
判断するようになる子が現れる
その子はとんでもなくゴールから離れていった状況を
批判的に眺め、時々「こっち!」と声を出して
チャンスを伺っている
また、そう簡単にシュートが入らないから
皆攻撃的になって前目に重心がかかるが
カウンター気味に独走する機会があっても
シュートする方は慌てて遠いところからキックすると
やっぱり外れる
「もっと近くに行って撃てよ!」
このように
「こっち」とか
「近くで撃てよ!」とか
「邪魔するな!」とか(低学年は味方が進路妨害することが多い)
ついつい出てくる言葉が、
いちいち「ごもっとも!」になってきているのは
頼もしい限り
彼らは教えなくても分かるようになってきている
そして冒頭の(親御さんも皆と仲良く出来るか心配した)頑固な子も
先回の練習から何かつかんだらしく
今までならボールに触らないでゲームにも
流れの中にも参加していなかったのが
今日は積極的にボールを取りに行ったり
相手の邪魔をしようと必死に追いかけている
そして自分でしようとしたことが
ゲームの中で効果的であると自覚すると
(そんな時は声を掛けるようにしている)
ますます自信をもって取り組むようになってくる
嬉しかったのは、どういうわけか今日に限って
彼だけでなく、イマイチだった別の子も
なにかきっかけを掴んだ様子
だから練習終了後の顔は充実感に満ちていた
せっかく伸ばす絶好の機会なのに
また1週間あいてしまうのがもったいない