パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

これがもう一度聴きたかった

2011年03月31日 21時12分27秒 | 音楽

先日NHKFMで耳にして、その日のうちにアマゾンで求めたのが

14番目の中国地方の子守唄と

21番目の五木の子守唄は山本邦山の尺八との組み合わせ

これがとんでもなく良い(FMで聴いたのは後者)

日本の民謡を歌ったものはまだ他にもあるらしいけれど(是非聴いてみたい)

何となくバーバラ・ストライザンドのクラシカルバーバラを彷彿とさせる

 

ヘレン・メリルといば「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」

大橋巨泉が訳詞して、実は間違っていたとされる歌が有名だけれど

これもセクシーな歌声が耳にまとわりつく感じ

 

ついでに購入したビートルズを歌った一枚はまだ来ない

アマゾンも震災の所為で遅れてるのか?

(売り切れとの注意書きもあったが)

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時代は変わる

2011年03月30日 19時32分42秒 | Weblog

多くの人が今回の震災をキッカケに国民の生き方、

価値観に大きな変化が現れるだろうと予想している

それは復興という言葉の意味合いにおいても同様だ

 

復興、それは間違いなく以前と同じ様に戻る事ではない

つまり物質的な豊かさを求める社会ではなくなると思う

それよりも何が幸せか?を深く考える社会になるのではないかと

多少の希望を込めて予想したい

 

誤解を恐れずに言えば、もしかして既に若者はその感覚を身につけているかもしれない

「欲しがらない若者たち」

少し上の世代から見れば覇気のない連中に見えても

その実なかなか地に足をつけた現実的で

身の丈に合った生き方指向かもしれない

 

こうした傾向についていけなかったり理解できないのは

現在、経済、社会を動かしている人たち

(しかし、勘のいい人はその兆しを感じている)

 

テレビ局は残念ながら、もうかつての栄光は取り戻さないと思う

半分以上は局自体の自滅行為によるものだが

それに拍車をかけたのがインターネットの進歩

Twitter Facebook そうしたSNSが道具として非常に便利で

かつ時間つぶしにもなりうる点で

時間拘束されるテレビというメディアは

いつの間にか古いものとしての認識しかなくなっていきそうな気がする

 

勿論今の時点では皆がみんなデジタル機器を使いこなす訳ではない

しかし、今小学生の子供たちは既にパソコンは家にあり

初めて持つ携帯はスマートフォンになるとなれば

彼らの生活スタイルは自ずと前の世代の人とは大きく異なる

(それがいいか悪いかは別として)

 

こうした機器の発達と同時に心のあり方も変わるのだ

 

どういう訳か変わる時は一気に変わる

中東の混乱も、ユーロ圏のピンチも、日本の震災被害も

時代という大きな流れの中からは逃れられない事象の様にさえ思てしまう

 

年を重ねると全てが人間が考えうる理屈の中で解決するのではない

と思う様になる

なにか運命のような!

といって今回の震災を諦めて受け入れるという事ではない

 

CNNの記者が被災地で数多く聞いた言葉は

「仕方ない」だそうだ

それは諦めの言葉ではなく、起きてしまったものは仕方ない

さて、これからどうやって立ち直そうか!

と言う肯定的な意味での言葉として報道されており

多分日本人がつい使ってしまうこの言葉のニュアンスを

正確に伝えていると思う

 

例のごとく話はあっちこっちの方向に逸れてしまったが

震災以後の精神の有り様についての責任は

今の我々にかかっているかもしれない

 

それにしても、いったいどのように変わる事やら?

 

 

 

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King KAZU

2011年03月29日 21時55分13秒 | サッカー

1点取っただけなのに、こんなに感動するとは思わなかった

その瞬間「すげー」「すげー」独り言の連呼

理由も無く涙があふれてきた

(King KAZU 日本代表対Jリーグ選抜の親善試合に得点)

 

試合前、正直なところ内容はあまり期待していなかった

顔見世興行、イベント的な要素が多く

球際もそんなに競らずに、、、等と思っていた

しかし、予想はいとも簡単に裏切られた

それぞれの意地がぶつかり合い結構ハードな試合に

 

選抜チームの方が即席のためにコンビネーションが合わず

ミスや守備のほころびも見られて2失点

仕方ないかな、でもよくやっているよな!

そんな感想の前半

 

後半になって皆が注目のKAZU登場

しかし、顔見せ程度の試合ならともかく

このレベルで、しかもスプリントタイプのスポーツである

点の入らないサッカーというゲームではでは

正直よほどの事が無い限り点なんて

いくら何でも無理だろうな

そんな風に思っていたが、、、

 

あれっ、なんだか抜け出したぞ

ええっ、入った

入ってしまった

すげー!

目頭が熱くなってきた

 

そしてこの瞬間この試合の大きな意味が

一気に明らかにされた様な気がした

諦めない!

頑張れば、きっと何とかなる

 

それは通り一遍の言葉でなく身をもって表現したKAZUという男

本当に素晴らしい

サッカーでできる事を最大限に表現し

確かなメッセージを一気に多くの人に伝えた

その役割を気まぐれなサッカーの神様はKAZUに託したのだろう

 

KAZUの得点はアジアカップの準決勝 サウジ戦での1点

カタールでの対韓国戦での1点が印象に残るが

この試合の1点も強烈な印象として残るだろう

 

スポーツに何ができるか?

勇気を与える事ができる、、、

抽象的な絵空事みたいに思っていたが

本当に勇気とか負けない気持ちを奮い立たされた気がする

 

試合後選手たちは被災者の方々に

「頑張ってください」とは言わなかった

「頑張りましょう」と口にした

それだけで最近とみに涙腺が緩くなってきた自分は

声が震えて、、、

 

KAZU そしてサッカー選手のみんな

ザッケローニ監督、ストイコヴィッチ監督

皆 ありがとう

そして みんなで頑張りましょう

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ルールを破る勇気

2011年03月28日 20時08分05秒 | Weblog

緊急の事態には総合的な判断力が試される

その判断に間違いが起きない様にするためには

多分普段の訓練が必要で(深い思索だったり忍耐だったり)

この全人格的な判断が物事を良い方面に進めていく力になる

 

緊急の事態に、法律ルールに則って判断が遅れ

状況が悪化するならば

ルールは何のために存在するか考えるべき

 

例え罰せられてもルール違反をする勇気

あるいは覚悟が

ある時には必要

(ラグビーの始まりは勇気あるルール違反だったとか耳にした事があるが、、、)

 

はたして今回の震災にはどうだったのか?

手続き論よりも優先すべき事は無かったか?

 

けっしてルールを破る事を勧めているのではない

だが間違いなく覚悟を決めてルールを破る勇気が必要な時もある

(そんなとき人は彼を杓子定規に裁けるか?)

 

頼むから役人の皆さん

勇気を持って今なすべき事を判断し、直ぐさま行動してください

多少のルール違反では誰も文句は言わないでしょうから

反対にルール遵守で何もできないなら文句は言われるでしょう

 

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芸術の効能

2011年03月27日 19時34分11秒 | Weblog

音楽、絵画、彫刻、小説など一般に芸術の分野とされるものの効能は

まずはそれらと対峙している時に感じられる楽しさや快感(ある時は苦痛)

 

ところが案外馬鹿にできないのは、それから先の事

たくさんの芸術作品に触れる事によって

人は知らないうちに何らかの審美眼を持つ事ができる様になる(のではないか)

 

つまり古典となった作品群は(音楽、絵画、彫刻、小説などの)

作家が心血を注いで作り上げたもので

それを味わうためには受け手もそれなりのエネルギーを必要とされる

この多少困難を伴う経験を重ねる事によって

人は初めて対峙するものが(人でも作品群でも)

本物かそれとも安易なものかを直感的に判断できる様になる

 

例えば、好き嫌いは別にしてドストエフスキーの小説を何冊か読み終えたひとは

その濃厚さを一旦味わってしまうと

大概の小説は軽く感じてしまう

勿論それは比較の上で、しかも長くは続かない感覚かもしれないが

とにかくそんな感覚を持つ

 

ケーキ、食事でも美味しいものを味わってしまうと

今度は評価がその美味しいかったものとの比較になる

 

芸術等の場合はこの比較する感覚が

芸術の一分野に止まらず一般の判断にも適用できそうなところがある

そしてこれが芸術の効能のひとつ

と考えるのは夢想家の戯言か?

 

 

 

 

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今年の3月は寒い

2011年03月26日 22時10分45秒 | Weblog

今年は不可能でも北から春が来てほしい

と願う人が多いに違いない

しかし、こんな時に限って例年より寒い

しかも3月の方が2月よりも


↑これはメモ魔の母が起きた時刻に、端数切り捨てで記録している朝の室内気温

ちなみに昨年は↓

やはり3月の方が暖かい日が多い

2009年から2011年の3月の気温を比べてみると

ここでも今年が一番低い気温の3月になっている

昨年の夏は馬鹿暑かったし

今年はいつまでも寒いし

地震も起きたし

なにか地球規模で何かが変わっているみたい

自然だけじゃなく、中東情勢も大きく変わりつつあるし、、、

 

分別臭く言うならば、

人間はもう少し謙虚にならないといけない

自然をコントロールできたり、世の中を支配できたり

そんな事は思い上がりだと

まるでバベルの塔の逸話の様に思い知らされているような、、、

 

だが人間の無駄な絶え間ない努力の結果出来上がった

壮大なもの(建築物、工業製品、知識体系)などにも

何かしらこの上ない価値がある様に思えてしまう

 

この矛盾したもの

たぶんそれが人間

仕方ないか

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あれもこれもは無理

2011年03月25日 20時18分13秒 | Weblog

福島原発の事故が大変な状況で

遠くにいる自分たちに今できる事と言えば

効果があろうがなかろうが祈る事だけだ

 

現場で必死に防波堤となって働いていてくれる人たちが

どうか無事に任務を終えられます様に!

そして放射能の危険が今以上の段階になりません様に!

 

ドイツでは原発の稼働を一時的に止めたと報道されていた

しかし日本は、太平洋側にある浜岡原発は稼働停止の兆しは無い

これだけ福島で危険な事になっているというのに

それに近くで地震もあったというのに平然と稼働を続けていることが

ちょっと信じられない

 

発電を止めると電力が不足して停電しなければならない

それがひいては経済活動の低下につながり

日本の復興を妨げる事になる

現時点では安全だから粛々と稼働させているらしい

 

でも現時点の課題は原発の危険性の回避が一番

そのために一時的に停電が続いたり不便な状況があったとしても

それはそれで仕方ない気がするのだが、、、

 

世の中のいろんな事はあれもこれも望む事はできない

どちらかを選べば必然的に片一方の恩恵は我慢しなくてはならない

そう言うものだ

人はもう少し謙虚にならなくてはいけないのじゃないか?

ふとそんな風に思ってしまった

 

 

 

 

 

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映画「ツーリスト」

2011年03月23日 20時10分38秒 | 見てきた、聴いてきた(展示会・映画と音楽)

今日は休日

しかし昨日昼ごはんを食べたとき料金を支払う段になって

財布を忘れてしまっているのに気づき

支払を次回にしてもらったのだけれど

(豊橋立合橋のカレー屋さん親切にありがとうございました)

日を空けるのはなんとなくい心地が悪く

それで今日支払いに出かけることにした

 

 

でも折角の休み、それだけでは勿体ない

そこで映画を観ることにした

(被災者の皆さんのんびり楽しんでいて申し訳ありません)

見たのは、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーが出演する「ツーリスト」

実は時間つぶしさえ出来れば何でもよく、この映画を選んだ理由はこの二人のファンだとかではなく、

映画の舞台がヨーロッパのヴェニスだったところにすぎない

それと予告編も面白そうだったし(iPadのアプリの予告編)

 

アンジェリーナ・ジョリーという人、好きなタイプではないし

美人だとも思わないがなんという存在感、

ジョニー・デップはヒット作のシリーズを一つも見ていないから

これが当の本人か?くらいな印象

 

さて感想は?

退屈はしなかった

非合法な組織の金をネコババした男

その男を追いかける組織

その男の恋人

そして男はイギリス国内で脱税しているために警察もその男を追いかけている

こんなシチュエーションで物語は進んでいく

 

男は恋人の女性への連絡は全て手紙で姿を見せない

そして顔も整形を施して別人になっているから

恋人も彼を確認できない

 

男は自分に似た体格の男(ツーリスト)を

自分の身代わりにして組織を欺こうとするが、、、

 

こんな感じで騙し合いが続く

結果的にはよくできたどんでん返しの続く

イギリス風の映画に仕上がっている

 

なるほどそういうわけか

しかし、突込みどころは、矛盾はあるぞ!

と思わないでもないが、映画上のこと、

楽しんだほうが得!と思い直し

単純に楽しむことにしてツッコミは中止

 

さて注目のヨーロッパの風景は?

ヴェニスの建物の瓦はあんなにブカブカしているのか!

気になったところがこんなところだったとは

ヤレヤレ!

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選手の気持ち

2011年03月23日 20時04分44秒 | Weblog

セ・リーグの開幕についてのドタバタ

トップ、オーナー側はスポーツを通じて元気をと掲げても

肝心の選手たちは今はとてもそんな気になれないでいる

当たり前の感情だと思う

 

経営者側のこの感覚、世間からのズレがプロ野球の視聴率低下を

招いているとするのは考えすぎ?

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「類は友を呼ぶ」

2011年03月22日 20時53分19秒 | Weblog

友達を見ればその人が分かると言われる

本棚を見ればその人の教養、思索の程度が分かるし

音楽アルバムを見れば趣味の良さが分かるとも言われる

 

昨日の話のもどってTwitterは

為になる情報、デマなど玉石混淆の状態

大事なのは情報リテラシーなどとまことしやかに言われるが

実はフォローする人の傾向によってデマ気味情報は避けることができる

 

なんでもかんでもフォローすれば、

中にはこれは!

というものも存在する

しかし、念入りに選んで自分の情報源として利用しようとすれば

デマの世界からは逃れられるということ

 

「類は友を呼ぶ」

結局、フォロワーのつぶやきの良し悪しは

そのまま自分の人間性を現しているようだ

 

さて自分はどんな人間か?

 

 

 

 

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