パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

夏休みの宿題。もっとやっとけばよかった?

2006年08月31日 20時56分54秒 | Weblog
やってよかった、
というか、効果的だったのでは、と思えるのが
中1の時にやらされた英語の
1学期までに習ったところまでの音読の時間を
グラフにかいて、その変化を見るという宿題
(僕らの時代は中学になって初めて英語を習った)

単なる音読ではつまらなかったり
続かなかったりするのだが
グラフをつけるというので、割と真剣になって
早く読み終えてしまおうと
読むよりも覚えてしまって
ページをめくった

そう、覚えてしまうとか
英語のリズム、感じを身につけるのに
役立ったような気がする

しかし、役立ったかなと気づくのは
今になってからで
もっと前に気づけば
中2の時も冬休みでもやったのだろうに
その時は、変な宿題がなくてよかった
くらいしか思わなかったようだ
(ダメだね!)

今はいろんな事がなかなか覚えられない

忘れるスピードは新幹線並み
覚えるスピードは各駅停車の鈍行並み
しかも、駅を飛ばしたりする?

ま、それも仕方ないか!
忘れるという事も、悪い事ばっかりじゃないだろう?



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夏休みの宿題

2006年08月30日 21時53分08秒 | Weblog
今日、明日の二日間は日本中の子供たちが泣きながら
夏休みの宿題をやってるのじゃないかな?

少なくとも、自分はそうだった
夏休みの最後の二日間は
工作、自由研究、絵日記、読書感想文
(日誌はなんとかやってたような気がする)
今更、あわてても仕方ないけれど
全然進まず、やってる途中から絶望感が襲ってきて
泣きべそをかいていたら、母親が
「だから、早くからやっておきなさいと言ったのに」
と、毎年の決まり文句。

結局、自分は開き直ってやらずに済ましてしまった
事も数回あったような気がする。

今日、ラジオ番組で
「子供の夏休みの宿題、手伝いますか?」
と大人にアンケートがあったのだけれど
(結果は聞けなかったが)
こんな問いが存在する事自体
多くの家庭で同じような事をしてるという事の
裏返しなのだろう

おもえば、この二日間の子供たちの共通の体験は
NHK紅白歌合戦や高校野球の視聴率より高いのではないだろうか

「越後のちりめん問屋」と言えば
たいがいの人が、誰の事か分るように
「夏休みの宿題」といえば
たいがいの人が、泣きべその情けない
経験を思い出すのではないのかな?

そして、笑ってしまう事に、それは今でも
(世代を超えて)繰り返されているのじゃないのかな?

でも、それはそれで、いい事のような気がする
効率は悪くても、なんだかとても人間的な(?)世の中。

多くの大人は、エラそうなことを言っても
昔は、皆、同じくらい情けない存在だった事を思い出せば
現在の余裕のない世界は少しは変えられると思うのだが???
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サッカーのゲームを見るのは、練習方法を考えるため?

2006年08月28日 20時24分51秒 | Weblog
土、日はスポーツ少年団サッカー大会の地方予選。
20数チームのうち勝ち残った2チームが
秋の県大会に進むことになった。

久しぶりにいろんなチームを見ることが出来て
興味深かった。

ベンチの声はそれぞれのカラーを反映している。
位置取りを大声で指示してるところや
ミスした選手にカッカしてるところやら
~~サンキューとホッとしてるところやら
しかし、どうも興奮して指示してるところが多かった

監督という仕事はどうも選手よりもカッカするのかもしれない
ベッケンバウアーは選手時代は冷静で優雅だったのに
監督になったらやたらと興奮していたシーンを思い出す

勝ち残ったチームを見るにつけ
最後は個人の力が大きいと思ってしまう

得点するのも、守りきるのも
1対1に勝つ
その集大成としてのチームが強いチームで
一見きれいな、良く教えこまれたチームは
闇試合に持ち込まれたらバタバタしてしまう

それにしても、強いチームと戦うといつも感じるのは
基本的な技術の差
とめる、ける、そして走ることすら
どこか違うように感じてしまう

だが問題なのは、基本的な技術の練習は
どうも面白くないことが多そうで
子供たちにどうやって飽きさせずに
やらせるのかが難しい。

だから最近はヨーロッパ、南米、
Jリーグの試合を見ても、
練習方法を考えるために
見ている自分を感じてしまう

でも実は、これはこれで
結構楽しいことなのだ!
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サッカーの勝負は

2006年08月26日 19時10分51秒 | Weblog
相手より多く得点したほうが勝ち
と考えるか
相手より失点が少ないほうが勝ち
と考えるかによって
チームの作り方、練習も変わってくる

自分は勿論、得点多い派!
何よりもやってるほうも
見てるほうも楽しい

小学生のサッカーでは
実は攻撃力の強いチームを作ると
守備も結構鍛えられて
強くなっていくことがある

練習で強力な攻撃陣と対応することによって
フェイント、スピード、パスワークなどに
ついていけるようになるのだ

だから練習は攻撃陣と守備陣を同じチームにしないで
やらせたほうが効果的だったりする
(チームのまとまりとかビルドアップには
 キチンとフォーメーションを組んだほうが
 いいかもしれないけれど)

それにしても、
小さな子にどのポジションをやりたい?
と聞くと大半はFWと言う

とにかく前へ前へわき目もふらずに突き進んで
味方のボールさえ奪ってシュートやドリブルをしようとする
その判断の速さはキチンと教えられたディフェンス陣を
混乱に陥らせることがある

小さいうちはそれでいいといつも思う
大きくなって身につかないもの
味わうことのできないものを
思いっきりさせてあげたい

そして子供たちの持っている
個々の特長を発見し
大いに伸ばしてあげたいと思う

型にはまった誰に対しても同じ練習ではなくて
同じ練習をしても
一人ひとりにかける言葉、アドバイスに気を配り
自分の特長に気づいた子が更に
自分で努力する
そんな環境を作りたいと思っている

しかし、子供たちは気分屋だし
すぐ忘れてしまう

全く忍耐と我慢我慢の日が続きそうだ

でも、しっかり楽しんでいるけれど!
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髭剃りの刃は何回使えるのだろう?

2006年08月25日 07時19分48秒 | Weblog
確かに交換した当初は剃り味が違うのがわかる
しかし、そのうちに慣れてしまうと
こんなものかと思い
ついつい長く使ってしまう
しかも、もともとケチだからダラダラと!

別に剃れなくなったら代えればいいのだけれど
一応メーカー側はどのくらいの使用回数を
設定してるのだろう?
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週刊誌の広告はなぜ目立つのだろう

2006年08月23日 21時14分50秒 | Weblog
決してきれいなレイアウトではないし
写真がふんだんに使われているわけではないのに
(むしろ文字ばかりなのに)
新聞の週刊誌の広告は何故あんなに目立つのだろう

しかし、よく考えてみると
目立ったり、気をひくのは悪口、批判の分野の内容のときが多い

「人の不幸は蜜の味」
どうも人間は残念ながらこんな面があるのは事実だ
(反対に、人の不幸に真剣に同情し涙を流し
なんとか力になるべく汗するのも同じ人間なのだが)

つまりは、矛盾した感情を持つものという事になるのだろう

だが、最近はこの負の部分の方が
あまりにもセンセーショナルに扱われてはいないだろうか

特に芸能ネタは、思い切り持ち上げておいて
これでもかというくらい落とすパターンが多い

それは人の欲するものを提供するという仕事とはいうものの
若干違うのではないか?という気がしてならない

実は、負の部分はこんなに表立って
おおっぴらにされるものではないんじゃないか
という気がする

隠れたところでヒソヒソと囁かれるくらいの方が
まともな感じがするのだが!

負の部分をあまりにも多く扱われると
それを喜んで消費する自分も、
実は嫌な人間であったと
再確認させられるようで
少し情けなくなってくる

なかなか善人にはなれないようだ!
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やっぱり、マスコミ(テレビ)は「ハンカチの王子様」フィーバー!

2006年08月22日 22時09分53秒 | Weblog
早稲田実業の斉藤投手のマスコミ(テレビ)の扱いは
情けないくらい予想通りだった

以前何かでマスコミ(テレビ)は、
真実や大事なことを伝えるのではなく
大衆が好みそうなもの、欲するものを伝えると
どこか開き直った態度で話した業界人がいた

しかし、みんなが欲していると予想して
取り扱うのだから
実はマスコミ(テレビ)の思い込みに過ぎない面もある

だとするとマスコミ(テレビ)の素材を選択する
精神年齢の低さにはがっかりしてしまう

勿論、ハンカチの王子様を扱うのはよくない
というのではない
問題なのは、みんながみんな、同じように
報道していることだ

彼らマスコミの人間は出し抜くのを喜びとしながらも
実は横並びで安心しているのではないだろうか

一人の大人の興味があることが
その程度だと予想していれば
マスコミ(テレビ)はいずれそっぽを向かれてしまうだろう
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歳とると・・・・!

2006年08月21日 20時48分33秒 | Weblog
歳をとると若い時とは違ってくることがある。

テレビをあまり見なくなった。
見たとしてもNHKが多くなった。

脂っこいた食べ物よりさっぱりした和食や
お袋の味みたいなもの
野菜が好ましく思えるようになった

少しばかり頑固になって若者に説教したくなってきた
過去のことがやたらと良く思えてきた

涙腺がゆるくなってきた

老眼で本を読むのがつらくなってきた
読んでも外国の作品は名前が覚えられず
避けるようになってきた

新しい知識を得るための本や体験より
自分の知識の再確認のための
読書やトライが多くなった

それぞれの人の事情は
視野が広がって分かってるつもりだが
自分の意見をごり押ししたくなってきた

今更自分の性格を変えようとは思わなくなった

新しいことが覚えにくくなった
タレント、芸人の名前が覚えられない

若い連中の音楽に対して批判的になってきた
新しいレパートリーは最近増えていない

色彩に対する好みが渋いのが
好ましく思えるようになった
以前はなんとも思わなかった
信楽焼きの色、茶室の色みたいなのが
落ち着くように思えてきた

日本的なものがより好ましく
思えるようになってきた
保守的になってきた?

お酒が弱くなってきた

自然とか生物は人間が作り出す科学、機械よりも
ずっと優れているように思えてきた

自分の限界や未来が
無限大ではないことが分かってきた

こんなことが実感で分かってきた

もっと長生きした金さん、銀さんは
どんな考えを持つにいたったのだろう

もっともっと長生きすれば分かること?
こりゃ大変だ!




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得点力不足は、日本社会の縮図?

2006年08月19日 10時31分30秒 | Weblog
一般的に日本人は、やり方、期日を指定して仕事をさせると
平均以上の仕事を行うとされている

しかし、何人かのグループになんの指示もなく
「ただ儲けてこい!」
と言われたらうまくいくだろうか?

どうやって儲けようか?
誰かリーダーになって
方向性を決めてもらわなくては
困ってしまう
なんてことがおきるのではないだろうか

今、なりたい職業のひとつに公務員があるが
収入の安定性のほかに
指示されたことを行うことの
安心感があるのではないか?

さて、「儲けて来い」を
サッカーにおける点を取って来いに置き換えると
どうだろう

やはり同じことではないのか

先日の代表のゲームを見ていて
リーダーの不在、
リスクを踏まえたうえでのトライ不足は
日本人のこんな傾向の現れの様な気がした

となると、得点力不足は
なかなか難しい問題かもしれない

失敗を異常に恐れるメンタリティー
(自分も自覚しているが)
それが、知らず知らず蓋をしてるのではないか?

サッカーはミスの起きやすい競技で
うまくいかないことが前提なのだから
もっと、トライすればいいのに!

失敗をさせてあげる
そして、それを何とか補う経験をさせてあげる
なによりも、失敗を恐れるより前に
何も考えずに夢中になること

こうしたことが少年サッカーには
戦術論より大事と思うのだが・・・


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やっぱり日本的、イエメン戦!

2006年08月17日 21時43分52秒 | Weblog
一応、新聞等でも昨日のイエメン戦の感想は出終わったようだ

確かに、つまらなかったゲームでした
12日にゲームがあって、暑くて疲れていたのかもしれないけれど
日本の相変わらずのシュートの意識の弱いところが見え見えだった

シュートの数がどうのこうのいうのではなく
俺がシュートを決めてやるとか、
アシストをしてやるんだという感じが
少なくともテレビ画面からは見られなかった

こんな風にやっておけば誰かが入れてくれるだろう
数人を除いて皆がそんな風に思っているような
そんな感じがしてならなかった

それとひとつひとつのプレイが雑だった

韓国だったら空回りするのでも
もっと攻撃的であって、
自分勝手でうまくいかないみたいなのではないかと
思ってしまう

三都主は最初のプレイでミスして、
それを引きずったみたいで今イチだったし
遠藤も期待したのに存在感なかった
加地はいつも思うのだけれどトラップの方向が
もう少し前を向けるようにしなくては
いけないのじゃないのかな

日本では司令塔という言葉が
クリエイティブ敵な意味で使われるが
今のサッカーはもう司令塔等という言葉が
存在しないくらいテンポが早く
個々の判断が優先するようになっているのではないか
(リケルメはうまいけど今のサッカーのテンポが合わないみたいに)

そしてこの一人一人がいわば司令塔のように考えるというのが
考えて走るという事ではないのか

ただ、ワンフレーズのどこかの国の誰かさんみたいに
マスコミは「走るサッカー、考えるサッカー」
だけを繰り返してほしくない

それは前提なのだ
どう考え、どう走ったかを
報道してほしいものだ

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